<報道資料>

プレスリリース 目次
2000年 8月 28日

新商品

BSデジタルハイビジョン放送、BSデータ放送、BSラジオ放送全てに対応
簡単操作で多彩なBSデジタル放送のコンテンツを楽しめる
BSデジタルハイビジョンチューナー発売
dst-bx100

BSデジタルハイビジョンチューナー『DST-BX100』



 ソニーマーケティング株式会社(社長:林 誠宏、本社:東京都港区)は、本年12月より本放送開始予定のBSデジタル放送のサービス全てに対応し、さまざまなテレビで手軽に多彩なサービスが楽しめるBSデジタルハイビジョンチューナー『DST-BX100』を発売します。

型名発売日価格(税別)当初月産
BSデジタルハイビジョンチューナー
『DST-BX100』
11月25日オープン5千台


 BSデジタル放送では、デジタルハイビジョンの高精細な映像や、5.1chサラウンド・ステレオの臨場感あふれる音声をより身近に楽しめるようになります。また、データ放送サービスによって、欲しい情報を簡単に入手したり、家庭のリビングに居ながら気軽にテレビ番組に参加するなど、テレビを囲む日常生活をアクティブに、より楽しく変えていきます。

 今回発売する『DST-BX100』は、お手持ちのテレビに接続して、BSデジタル放送の多彩で高品位なコンテンツを手軽にお楽しみいただける、BSデジタルハイビジョンチューナーです。新開発 高画質HD MPEGデコードLSIを搭載、BSデジタル放送の美しい映像を忠実に再現します。
 音声面では、5.1chアナログ音声出力を搭載し、従来のAVアンプと接続して映画などの5.1chサラウンド・ステレオ放送を臨場感あふれる音で楽しめます。また、光デジタル音声出力(PCM出力)搭載により、ステレオデジタル音声の出力も可能です。
 また、当社独自のBMLブラウザを搭載し、データ放送を快適にお楽しみいただけます。
 操作性についても、デジタルCSチューナーで培ったノウハウを活かし、シンプルで分かりやすいBSデジタルワンタッチリモコンや、10チャンネルが一覧できる便利なシースルー電子番組表(EPG)などを採用。簡単操作でBSデジタル放送を手軽に楽しめます。
 なお、本商品を“ベガ”『DZ900シリーズ』や“GRAND WEGA”などと接続すれば、一つのリモコンでの操作が可能。一歩進んだ使いやすさをお楽しみいただけます。もちろんその他のテレビとの接続も、映像出力切換スイッチでさまざまな放送フォーマットを適切に変換して出力するので、お手持ちのテレビで安心してBSデジタル放送をお楽しみいただけます。
 デザインは、ボタン類を本体ふた内側に収めたすっきりとした外観。ピアノフィニッシュの高光沢(ハイグロスブラック)塗装を施し、洗練された高級感あふれるデザインに仕上げました。
 当社は、簡単・手軽にデジタル高画質/高音質、インタラクティブサービスなどを楽しめる『DST-BX100』の発売により、デジタル時代の新しい放送の楽しみかたを訴求し、BSデジタル放送の普及を促進してまいります。



● 主な特長


1.BSデジタル放送サービス全てに対応
BSデジタル放送の全ての信号フォーマット(1125i、750p、525p、525i)に対応*し、BSデジタルハイビジョン放送、BSデジタルデータ放送、BSデジタルラジオ放送サービスの全てをお楽しみいただけます。また、当社独自開発のBMLブラウザを搭載。BSデジタル放送で予定されているインタラクティブサービスや字幕放送などにも対応します。
*D1/D3出力端子を装備。750pは1125iもしくは525iに変換して出力します

2.新開発 デジタルハイビジョン対応「高画質HD MPEGデコードLSI*1」搭載
高速1.6Gbyte/sec.のバススピード、大容量128MbitのDirect RDRAM*2を搭載することでデジタルハイビジョンの高画質ソースを、余すところなくそのままの高画質で再現します。
さらに高速LSI技術により、BSデジタル放送のMPEG2ストリームのデコード処理に余裕で対応します
*1:NECとの共同開発です。
*2:Direct RDRAMは米国ラムバス社の商標です。

3.ワンタッチ機能を搭載した簡単操作リモコン
テレビ放送をプリセットし、ワンタッチで選局ができる「BSダイレクト選局」ボタンや、テレビ、ラジオ、データ放送を切換える「ラジオ/データ」ボタン、直前に見ていた番組にボタン一つで戻れる「ジャンプ」ボタンを中心に、使いやすさを追求しました。また、データ放送サービスに対応する「d」ボタンや「4色カラー」ボタンを搭載しました。

4.映画館の臨場感を再現する5.1chアナログ音声出力
通常の2chのアナログ音声出力に加え、5.1chアナログ音声出力を搭載。従来のAVアンプやスピーカーを接続し、BSデジタル放送の5.1chサラウンド・ステレオ音声が楽しめます。また、光デジタル音声出力(PCM出力)も搭載していますので、デジタルオーディオ機器などとの接続により、デジタル高音質をお楽しみ頂けます。

5.デジタル時代に相応しい、先進的イメージかつ高級感あふれるデザイン
すっきりと先進的なフォルムに、高級感あふれるピアノフィニッシュの高光沢(ハイグロスブラック)塗装を施しています。先に発売した、スーパーファインピッチFDトリニトロン管搭載ワイドテレビ“ベガ”『DZ900シリーズ』や “GRAND WEGA”とマッチする、デジタル時代に相応しいデザインです。

6.画面が見える10チャンネルシースルー電子番組表(EPG)
BSデジタル放送10チャンネル分を一度に表示できる一覧性に優れた方式を採用。また、横スクロールにより1週間先(8日分)の番組まで見られます。BSデジタルのテレビ放送、ラジオ放送、データ放送それぞれに対応しており、誰にでも簡単に操作できます。デザインには、デジタルCSチューナーでご好評をいただいているシースルータイプを採用しましたので、映像を楽しみながら番組表の操作が可能です。

7.ソニー製テレビとの連動機能
“ベガ”『DZ900シリーズ』『DRX7シリーズ』“GRAND WEGA”とコントロールS端子を使って接続すれば、チューナーのリモコンをTV画面に向けたまま、チューナーの操作が行え、チューナーとテレビが離れた位置に設置されていても違和感のない操作性を実現しました。さらに、BSデジタルチューナーコントロール機能付き『DZ900シリーズ』『DRX7シリーズ』との組合せでは、テレビのGUIとリモコンによるチューナーの基本操作が行えます。

8.D1/D3映像出力切換スイッチ搭載
本体前面に搭載した映像出力切換スイッチにより、D1/D3端子から出力される信号も連動して切換わりますので、ハイビジョンテレビやデジタルハイビジョン対応“ベガ”シリーズはもちろん、それ以外のテレビをお持ちのお客様でも安心してご使用いただけます。

9.その他
・ スタンバイ消費電力1W以下の低消費電力設計
・ B-CASカード同梱で有料放送にも対応




●主な仕様


受信放送BSデジタル
受信周波数IF:1022〜1337MHz(ローカル周波数:10.678GHz)
アンテナ入力BS IF(1系統)
テレビ用映像音声出力ピンジャック(1系統)
S2映像出力ミニDIN 4pin(1系統)
ビデオ用映像音声出力ピンジャック(1系統)
S映像出力ミニDIN 4pin(1系統)
D1/D3映像出力14pinマルチコネクター(1系統)
5.1ch音声出力ピンジャック(1系統)
音声光デジタル出力光コネクター(1系統)
コントロールS入力ミニジャック(1系統Eテレビ用)
電話回線モデム伝送レート:2400bps(1系統)
電源AC100V、50/60Hz
消費電力約27W(スタンバイ時消費電力は1W以下)
最大外形寸法430(幅)×77(高さ)×304.5(奥行き)mm
本体質量約 4.0kg
付属品リモコン(RM-J324D)/電話線(10m)/モジュラーテレホンコード
カプラー(1)/B-CASカード(1)/など



※お客様からのお問い合わせ:
ソニーマーケティング(株) お客様ご相談センター
TEL 0570-00-3311(ナビダイヤル)、03-5448-3311(携帯電話・PHSの場合)
※ ソニードライブ(ホームページ):
URL http://www.sony.co.jp/SonyDrive