<報道資料>

プレスリリース 目次
2001年 9月 28日

新商品

DVDビデオやBSデジタル放送などさまざまな音声フォーマットを再生できる
AVレシーバー、及びリファレンススピーカーとなる“Xシリーズ” 発売
Photo

ドルビーデジタル内蔵AVレシーバー『STR-VA555ES』



 ソニーマーケティング(株)(社長:小寺 圭、本社:東京都港区)は、DVDビデオやBSデジタル放送などのさまざまな音声フォーマットを再生でき、高音質のホームシアターを実現するAVレシーバー4機種、及び広帯域再生が可能なスピーカー3機種を発売します。

型 名発売日希望小売価格当初月産
ドルビーデジタル内蔵AVレシーバー
『STR−VA555ES』
『STR−DB1070』
『STR−DE875』
『STR−DE675』
 
 
12月10日
 
オープン価格計7千台
11月10日
スピーカーシステム
『SS−X90ED』(1本売り)
『SS−X70ED』(1本売り)
『SS−MF350H』(2本売り)
 
12月10日
 
計2千台
10月10日

 ホームシアターの普及に伴い、マルチチャンネルによるサラウンド再生ができるホームシアター関連商品への人気が高まりつつあります。2001年度のドルビーデジタル※1・DTS※2デコーダー内蔵AVレシーバーの新ラインアップとして、対応音声フォーマットの充実した4機種を発売します。
 上位2機種(『STR−VA555ES』/『STR−DB1070』)は、6chパワーアンプを内蔵し、最新の6.1chサラウンドソース(映画)に十分に対応できることが大きな特長です。2機種ともにドルビーデジタル・DTS・MPEG-2 AACデコードに対応、また、『STR−VA555ES』はDTS-ES対応と、多様な音声フォーマットに対応しています。両モデルともマルチチャンネル入力を2系統装備しており、スーパーオーディオCDマルチチャンネルをはじめとする、高音質ソースにも対応可能です。
 普及機となる2機種『STR−DE875』/『STR−DE675』は、ソニー独自の「デジタルシネマサウンド」技術である「シネマスタジオEXモード」を搭載しました。なお、『STR−DE875』はMPEG-2 AACデコード対応、また、バーチャルでの6.1ch再生が可能です。
 スピーカー『SS−X90ED』/『SS−X70ED』の2機種は、当社のスピーカーのフラッグシップモデルである「SS-1ED」等で用いられているEDトゥイーターを使用し、70kHz以上の超高域の再生が可能です。スピーカーキャビネットの天板とトゥイーターのハウジングに、強固なアルミニウムダイキャストを用い剛性を高めています。当社では、これら2機種の「Xシリーズ」を、スーパーオーディオCDをはじめとする高音質ソースや、マルチチャンネルソースに対応する新時代のリファレンススピーカーとなるよう訴求してまいります。また、『SS−MF350H』は、新開発の“ナノ・ファイン・トゥイーター”により、50kHzまでの帯域を再生することができ、スーパーオーディオCDなどの再生にも対応します。
※1:ドルビーデジタルは、米国ドルビーラボラトリーズの商標です。
※2:DTSは、デジタルシアターシステムズ社の登録商標です。



●『STR-VA555ES』『STR-DB1070』の主な特長


1.6chパワーアンプ内蔵
両モデルともに6chパワーアンプを内蔵。最新の6.1chサラウンドを再生可能です。あわせて映画館の6.1chデコーダーと同等の信号を生成するソニーDCMD(Digital Cinema Matrix Decoder)システムを塔載し、迫力あるサウンドを実現しています。

2.新開発32ビットDSPを搭載
32ビットDSPをデコード用、音場処理用に新開発。このクラスでは異例の64ビットアキュムレーター精度のDSPを採用することにより、高精度のデコードと高音質のデジタルシネマサウンドを実現しています。

3.MPEG-2 AACデコード対応など、多彩な音声フォーマットを再生可能
MPEG-2 AACデコーダーを搭載。『STR-VA555ES』においては、DTS-ESにも対応し、最新の音声フォーマットを楽しめるほか、ドルビープロロジックIIにも対応しています。

4.ピュアアンプ並みの音質を実現したOPプロセッシングとマルチチャンネル入力
プリアンプ部に新技術、OPプロセッシングを搭載。ピュアアンプと同等の高S/Nを実現しました。また、マルチチャンネル入力をそれぞれ2系統装備しているので、スーパーオーディオCDマルチチャンネルなど、高音質のマルチチャンネルソースも十分に楽しめます。

5. 「MULTI/2ch アナログダイレクトキー」搭載、ピュアオーディオ用としての性能も充実
CD・スーパーオーディオCDなどのピュアオーディオソースを考慮し、デジタル信号回路をバイパスし、かつデジタル回路やビデオ回路の電源を停止させる「MULTI/2chアナログダイレクトキー」を搭載しました。本機能をONにすると、デジタル回路などで発生するノイズがシャットダウンされ、高純度な音質を得られます。

● 『STR-DE875』の主な特長

1. MPEG-2 AACデコード対応など、多彩な音声フォーマットを再生可能
MPEG-2 AACデコーダーを搭載したほか、マルチチャンネル入力も1系統を装備しました。

2. バーチャルでの6.1ch再生に対応
バーチャル3D技術を用いることにより、仮想スピーカーでリア・センタースピーカーをつくり出します。スピーカー設置スペースなどを気にすることなく、6.1chサラウンドが楽しめます。また、「デジタルコンサートホールモード」も搭載。2chのステレオソースもコンサートホールのような臨場感でお楽しみいただけます。

3. 2DSP構成のデコード部・音場処理部
上位モデルでも採用している、新開発32ビットDSPをデコード用、音場処理用にそれぞれ搭載。普及機ながら、高精度のデコードと高音質のデジタルシネマサウンドを実現しています。

● 『SS-X90ED』『SS-X70ED』の主な特長

1. EDトゥイーター採用
トゥイーターには、70kHz以上の超高域再生が可能なEDトゥイーターを採用。スーパーオーディオCDなど広範囲な再生周波数を生かしたきめ細やかな音場やその場の空気感までもリアルに再現できます。

2. 強固なメカニズムで高音質再生を実現
スピーカーユニットを強固に固定する“G-Brace”テクノロジーを採用。また、ユニットの振動をキャビネットに伝えるのを防ぐフローティング構造が、ピュアな音質の再生に寄与します。
3. 強度/剛性に優れた素材を用い、リアルな音場を再現
キャビネットの天板とトゥイーターのハウジングに、剛性の高いアルミニウムダイキャストを採用。トゥイーターユニットを強固に固定し、音離れのよい広大な音場空間をリアルに再現します。



●主な仕様

 STR-VA555ESSTR-DB1070
実用最大出力フロント150W+150W、センター150W、サラウンド150W+150W、サラウンドバック150W(いずれもJEITA、6Ω)
高調波ひずみ率
(2ch.STEREO時)
フロント0.05%以下(6Ω負荷、100W+100W、20Hz〜20kHz)フロント0.09%以下(6Ω負荷、100W+100W、20Hz〜20kHz)
周波数特性
(ANALOG DIRECT時)
Line系:
10Hz〜100kHz+0.5/-3dB
Line系:
10Hz〜100kHz+3/-3dB
SN比LINE:100dB(サラウンドEQ OFF時、150mV入力ショート)
PHONO:86dB(5mV入力ショート)
LINE:96dB(ダイレクト時、150mV入力ショート)
PHONO:86dB(5mV入力ショート)
チューナー仕様受信周波数:FM76〜90MHz、AM531〜1,602kHz
アンテナ端子:FM75Ω不平衡型、AM外部アンテナ端子
映像系機器(音声&映像)入力5系統
映像系機器(音声&映像)出力2系統
映像モニター出力1系統
S映像入力5系統4系統
S映像出力2系統1系統
S映像モニター出力1系統
コンポーネント映像入力2系統(750p対応)
コンポーネント映像出力1系統
D端子入力2系統(D4)
D端子出力1系統(D4)
デジタル入力光:4系統、同軸:2系統光:3系統、同軸:1系統
デジタル出力光:1系統
オーディオ入力PHONO(MM):1系統、LINE系:3系統(チューナー内蔵)
オーディオ出力REC OUT:2系統、フロント(L/R):1系統、センター:1系統、
サラウンド(L/R):1系統、サラウンドバック(L/R):1系統、
サブウーファー:2系統
マルチチャンネル入力2系統(5.1ch/7.1ch)2系統(5.1ch/6.1ch)
電源:
消費電力:
外形寸法:
質量:
AC100V、50/60Hz
400W
W430×H174×D465mm
約20.0kg
AC100V、50/60Hz
290W
W430×H161×D401mm
約13.2kg

 STR-DE875STR-DE675
実用最大出力フロント150W+150W、センター150W、サラウンド150W+150W、
(いずれもJEITA、6Ω)
フロント120W+120W、センター120W、サラウンド120W+120W
(いずれもJEITA、6Ω)
高調波ひずみ率
(2ch.STEREO時)
フロント0.09%以下(6Ω負荷、100W+100W、20Hz〜20kHz)フロント0.09%以下(6Ω負荷、90W+90W、20Hz〜20kHz)
周波数特性Line系: 10Hz〜50kHz+0.5/-2dB
SN比LINE:96dB(サラウンドEQ OFF時、150mV入力ショート)
PHONO:86dB(5mV入力ショート)
LINE:96dB(サラウンドEQ OFF時、150mV入力ショート)
チューナー仕様受信周波数:FM76〜90MHz、AM531〜1,602kHz
アンテナ端子:FM75Ω不平衡型、AM外部アンテナ端子
映像系機器(音声&映像)入力4系統
映像系機器(音声&映像)出力2系統1系統
映像モニター出力1系統
S映像入力3系統
S映像出力1系統
S映像モニター出力1系統
デジタル入力光:3系統、同軸:1系統
デジタル出力光:1系統
オーディオ入力PHONO(MM):1系統、LINE系:2系統(チューナー内蔵)LINE系:3系統(チューナー内蔵)
オーディオ出力REC OUT:1系統、サブウーファー:1系統
マルチチャンネル入力1系統(5.1ch)
電源:
消費電力:
外形寸法:
質量:
AC100V、50/60Hz
180W
W430×H158×D369mm
約9.5kg
AC100V、50/60Hz
155W
W430×H158×D309mm
約7.5kg

 SS-X90EDSS-X70EDSS-MF350H
使用スピーカー165mmコーン型ウーファー×2、165mmコーン型ミッドレンジユニット、25mmドーム型トゥイーター、バスレフ方式165mmコーン型ウーファー、165mmコーン型ミッドレンジユニット、25mmドーム型トゥイーター、バスレフ方式130mmコーン型ウーファー×2、25mmバランスドライブ型トゥイーター、バスレフ方式
公称インピーダンス
最大入力200W150W100W
出力音圧レベル90 dB/2.83V/m89 dB/2.83V/m89 dB(1W、1m)
再生周波数帯域35〜70,000Hz40〜70,000Hz50〜50,000Hz
外形寸法(W×H×D)260×990×300mm260×890×300mm175×850×260mm
質量約32.0kg約28.0kg約10.0kg


スピーカーシステム『SS-X90ED』(右:スピーカーネット装着時)



※お客様からのお問い合わせ:
※お客様からのお問い合わせ先 :ソニーマーケティング(株) お客様ご相談センター
TEL 0570-00-3311(ナビダイヤル)03-5448-3311(携帯電話・PHSの場合)
※ソニードライブ URL http://www.sony.co.jp/SonyDrive