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2007年12月20日

大学生のボランティア活動を支援
『第7回 ソニーマーケティング学生ボランティアファンド』
助成対象グループ活動25件を決定

ソニーマーケティング株式会社は、大学生を中心とする学生ボランティアのグループ活動に対して助成を行う『第7回 ソニーマーケティング学生ボランティアファンド』の助成対象となるグループ活動を全国公募し、応募85件の中から審査により25件を対象として決定しました。

審査委員(五十音順)


講評 ソニーマーケティング学生ボランティアファンド 事務局

これまでの6回にわたる応募グループの活動とともに今回の応募を振り返ると、活動の継続、グループ規模の拡大、複数校の学生の交流の広がりなど、学生のボランティア活動が確実に根付き全国に広がっていることを実感します。一方、新たにグループを立ち上げ、またこれまでにみられない活動に取り組むグループも次々と現れ、学生ボランティア活動への運営側の期待は年々大きく膨らんでいます。

分野別の応募状況では、これまでと同様に海外を含む国際支援活動への学生の関心は高く、教育・啓発から社会インフラ整備と国や地域の事情に合わせた支援活動が継続して考えられています。国内を拠点とする活動では、昨今の社会的課題である「環境」「子供・教育」をテーマとする活動はもちろんのこと、これまで社会の隙間に置かれた草の根活動やジェンダー問題のような難しいテーマに取り組むなど、学生ならではの自由でユニークな発想が見られ、国内でもまだまだやるべきことがあると気付かされます。

学生自らが考え・企画し、積極的に社会に関わろうとする姿勢を大事にするとともに、来年6月に予定される報告会ではその経験や成果から成長する姿を共有することで、当ボランティアファンドの継続した活動に繋げてまいります。

助成対象グループ活動Aコース(助成金 上限25万円)

*五十音順
グループ名 インターナショクナル
代表者在校大学 大阪大学
活動企画名称 「多文化共生イベント推進キット」の品質向上と、全国に販売・普及させるための広報プロジェクト
活動概要 宗教的に食事規制を持つ外国人やアレルギーがある本人などが、安心して食を楽しむことできるよう、絵文字を用いた原材料表示のキットを作成。全国のイベントの模擬店などでの活用を推進。広報活動も行い、さらなる利用拡大を図る。

グループ名 NPO grandcha
代表者在校大学 法政大学
活動企画名称 介護保険対象外の生活支援サービス
活動概要 高齢者が楽しく豊かな生活を送れるように介護保険対象外となる多岐にわたるサービスを提供する。実費レベルでの有償によるボランティア活動とすることで、質の高いサービス提供を目指す。

グループ名 音楽ボランティアサークル 「コンソメWパンチ」
代表者在校大学 静岡英和学院大学
活動企画名称 コンソメWパンチ Thanksコンサート
活動概要 幼児、高齢者、障がい者施設、病院等でコンサートを開催し、音楽を通したふれあいを図る。

グループ名 KURE Kanazawa University Reaches the Earth
代表者在校大学 金沢大学
活動企画名称 KUREフェスティバル
活動概要 子どもたちにドクターやナースの体験をしてもらう「ぬいぐるみ病院」の活動を展開。子どもへの保健教育と、看病したいと思うケアの気持ちを養う。日々の活動の成果を「KUREフェスティバル」というかたちで地域の人々に紹介し、活動を継続と発展を図る。

グループ名 学生団体サステコ編集部
代表者在校大学 中央大学
活動企画名称 フリーマガジン制作
活動概要 「読んだら書き込んで次の人に回す」という新たなスタイルのフリーマガジンを提案。「自分の未来を創るための行動は楽しい、おしゃれだ」という価値観を大学生に広め、持続可能な社会を創ることを目指す。

グループ名 さぽーとnet
代表者在校大学 立命館大学
活動企画名称 大学外でのサポート
活動概要 障がいがあるために大学生活に支障をきたしている学生のサポート活動を行うほか、学生ボランティアのコーディネートや養成講習、学生に対するサポートの啓発、広報活動などを実施。

グループ名 CCS 世界の子どもと手をつなぐ学生の会
代表者在校大学 国際基督教大学
活動企画名称 外国の文化的背景をもつ子どもへのエンパワメントイベント 〜CCSイヤーエンドパーティー2008〜
活動概要 外国籍の子どもや国際結婚間の子どもなど、学校や地域社会において言葉の壁があり教育についていけないといった問題を持つ子どもたちに対し、学習サポートとメンタルサポートを提供する。イヤーエンドパーティーでは、子どもによる母国語・文化の主体的な発表や多言語による詩の朗読を実施。これら活動により、子どもたちが自らのルーツに自信と誇りを持てるよう働きかける。

グループ名 震災ガーディアンズ
代表者在校大学 名城大学
活動企画名称 ゲーム性を生かした防災ワークショップの実践・構築・普及
活動概要 地震の疑似体験ができる震災シミュレーションゲームを活用し、地域において防災への啓発活動を行う。地域での防災イベント開催を企画し、市民の世代間交流を活発化、地元の問題を地域で解決できる素地を築くことを目指す。

グループ名 WLOサークル(We Love Okinawa)
代表者在校大学 沖縄キリスト教短期大学
活動企画名称 クリーン活動と自然体験活動および環境美化活動
活動概要 沖縄の海岸でのごみ広い活動を継続的に実施。地元の高校への啓発活動・協力依頼や地域社会への問題提起を行う。

グループ名 のっぽのキリン
代表者在校大学 東京大学
活動企画名称 宿泊学習を通しての交流会
活動概要 心身障がい児学級と提携し、遊びを通して障がいを持つ子どもたちと関わる。学生・子ども・両親の3者による1泊2日の宿泊学習を実施し、子どもたちの自立と成長を支援する。

グループ名 HIGE☆BU
代表者在校大学 岐阜経済大学
活動企画名称 西濃地域ボランティア学習大会
活動概要 岐阜県西濃地域にてボランティアに携わる学生を中心とした「ボランティア学習大会」を開催し、相互の協力や、地域社会の課題の抽出、地域活動としてのボランティアの振興を図る。

グループ名 フレンズ国際ワークキャンプ九州
代表者在校大学 九州大学
活動企画名称 フィリピン・レイテ島の村での水道建設プロジェクト
活動概要 フィリピン・レイテ島の村に一ヶ月程滞在し、村人とともに水道を建設。水道設備を提供するほか、村民とともに活動することで村民の自立も支援する。

グループ名 ボランティアサークル
代表者在校大学 了徳寺大学
活動企画名称 あらゆるバリアを打ち破れ!!〜4つの交流を通じて〜
活動概要 現代社会のさまざまなバリア(年齢、障がい、文化、国籍、言語など)に対し、「交流」をキーワードに、いかにそれらのバリアを打開するかを考え行動する。(1)地域交流、(2)高齢者交流、(3)障がい者交流、(4)海外交流の4つの領域に焦点を置き活動する。

グループ名 ボランティアサークルLief
代表者在校大学 青山学院大学
活動企画名称 各種施設の入所児童たちへ、社会に触れる見学活動を提供
活動概要 施設の中で日常が完結してしまいがちな児童養護施設、障がい児施設の児童に、科学館・水族館・各種の公演・興行へ出かける機会を積極的に提供し、子どもたちの社会性をはぐくむ。

グループ名 Mongolia Project 2008
代表者在校大学 早稲田大学
活動企画名称 モンゴルにおける環境問題の改善
活動概要 モンゴル・オンギ川の枯渇問題を例に、子どもたちに身近な環境改善の教育活動を行う。また、母子家庭に対し、「廃油による石鹸作り」とその販売を支援し、母子家庭の自立支援に取り組む。

グループ名 LoRoSHIP
代表者在校大学 埼玉大学
活動企画名称 フェアトレードってなぁに? 〜お買い物でできる国際協力〜
活動概要 フェアトレードを多くの人に理解し、身近に感じてもらうことを目的に、イベント等でのフェアトレード商品の販売及び、パネル展示(仕組みや途上国の現状、通常の商品との違い、国別の認識の差など)、フェアトレード講座の開催などを行う。

助成対象グループ活動Bコース(助成金 上限10万円)

*五十音順
グループ名 エコキャンパスミーティング
代表者在校大学 明治学院大学
活動企画名称 リサイクル市
活動概要 ゴミの減量を目的に不要品を回収し、一人暮らしを始める新入生に低価格で販売。廃棄される予定だった物品の再利用を促す。

グループ名 敬和・インターナショナル・ボランティアサークル
代表者在校大学 敬和学園大学
活動企画名称 建築資材費を集めるための募金活動と国際理解教育普及活動
活動概要 東南アジアにおいて住居建築をサポートするため、さまざまな募金活動を展開。また、地域住民に海外の貧困・住居問題についての理解や協力を促すためにチャリティーパーティーを開催したり、新潟県内の小中学校で東南アジアなどの貧困問題をテーマとしたワークショップなどを実施する。

グループ名 COS(Circle of Shirokane-ze)
代表者在校大学 明治学院大学
活動企画名称 “happy cycle, happy circle”
活動概要 学生に対するボランティア活動のきっかけ作りとして、大学および周辺地域のクリーン活動を実施する。ボランティアに対する堅苦しいイメージを払拭し、多くの学生に気軽に参加し、楽しいと思える活動を創り出すことを目指す。

グループ名 匠民 −TAKUMIN−
代表者在校大学 東北福祉大学
活動企画名称 “夢”づくりプロジェクト
活動概要 「ものづくりから“夢”づくり」をコンセプトに、小学生にゼロからのモノづくりを体験する場を提供する。それにより、「ものを大切にする心」「命の尊さ」について、ともに考え子どもたちの感性の育成などにつなげることを目指す。

グループ名 チーム YES!プロジェクト
代表者在校大学 長崎大学
活動企画名称 広げよう地域の“輪・和・環” 〜「青少年体験支援(YES)基金」創設に向けて〜
活動概要 自然体験キャンプなどを通して年齢・障がいの有無・社会的立場などにとらわれず、さまざまな個性の子ども・青少年と、当チームのリーダーが交流。子どもや青少年のニーズに対応した支援や活動を行っている。活動継続に向けてYES基金を創設。基金事業の安定化を目指し、活動の幅を広げる。

グループ名 奈良地域取材班 若芽
代表者在校大学 大阪府立大学
活動企画名称 障がい者との喫茶店等共同取材とそれに関する冊子発行事業
活動概要 障がい者が気軽に立ち寄れる店舗が少ないという状況の改善に向けて、障がい者とともに県内の店を取材し、店舗の様子や感想などの情報を収集、当団体の地域密着型福祉情報誌に掲載する。そのデータをとりまとめ、最終的には冊子の発行を目指す。

グループ名 BRIDGE
代表者在校大学 法政大学
活動企画名称 With Hosei 〜ボランティア活動による学生参加型まちづくり〜
活動概要 過去1年のボランティア活動を通し、学生と大学周辺地域との関係性が薄いことが課題として捉えられた。この解決に向け、大学周辺地域の施設や町内会などとの交流を持ち、協力してボランティア活動の創造・実施や、より良い社会の創造を目指す。

グループ名 マナソビ こばじゅんクラブ
代表者在校大学 明治学院大学
活動企画名称 アスペルガー症候群の児童を対象としたポートボール教室
活動概要 発達障がいを持つ児童を対象に学びや遊びの機会を提供するとともに、発達障がいを持つ子どもたちへの学生の理解を深めることを目的に、交流の場を設ける。第一回はポートボール教室を計画。最終的には、一般の人を対象に、発達障がいについて理解を深めるセミナーを開催し、障がいを持つ人やその家族への支援につなげる。

グループ名 やっぱ愛ダホ! Idaho-net
代表者在校大学 東京農工大学
活動企画名称 性的マイノリティの人権を啓発し、共生を探る
活動概要 インターネットなどを介し集めた性的マイノリティに対する支援メッセージを街頭で読み上げるなど、性の多様性を認める社会づくりに向けた活動を展開。

今後の予定:対象グループ活動の活動報告会を、2008年6月に開催する予定です。


関連リンク

お問い合わせ先

ソニーマーケティング学生ボランティアファンド 事務局(担当 武村) 
東京都港区白金台1-2-37 明治学院大学ボランティアセンター内
TEL&FAX 03-5421-5131
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