画像処理エンジン「BIONZ」(ビオンズ)による電子式の手ブレ補正と光学式の手ブレ補正との組み合わせにより、タテ・ヨコだけでなく回転方式のブレまでも補正し、ワイド（広角側）端で約10倍^※3ブレない映像が撮影できる、「アクティブモード」がさらに進化しました。今回搭載している新「アクティブモード」は、ズーム時の手ブレ補正能力を強化し、テレ（望遠側）端での手ブレ補正角度を約2倍^※1に高めました。これにより、遠くからお子様の表情のアップを手持ち撮影するときなどでも、手ブレを抑えた映像記録が可能です。

※3

ワイド（広角側）端での手ブレ補正角度(スタンダードモードとの比較)。

ソニー製「Gレンズ」がさらに進化しました。広角撮影の能力を向上させ、撮影可能面積を当社従来機種の約2倍^※2に高めました。これにより、撮影距離が十分にとれないような狭い室内での撮影や、お子様を抱えながらの撮影などでも、より臨場感と遠近感のある映像記録が可能です。「Gレンズ」は、ソニー独自の技術を凝縮した高性能レンズであり、不要な反射を大幅に低減するコーティング^※4を施した複合非球面レンズ、特殊低分散レンズ、高屈折率レンズなどを使い、小型レンズながら高精細と色の忠実な再現が可能です。さらに『HDR-CX550V』『HDR-XR550V』の「Gレンズ」は、6枚羽根構造の虹彩絞りを採用したアイリス機能により、美しいボケ味を演出します。

※4 『HDR-CX550V』『HDR-XR550V』のみ。

レンズのワイド（広角側）端側の画角

“Exmor R”CMOSセンサーは、「裏面照射型構造」を採用したCMOSセンサーです。配線層をフォトダイオード 基板の裏側に配置し、入射光を効率よく利用することで、従来の「表面照射型構造」のCMOSセンサーに比べて、約2倍^※5の高感度を実現しています。明るいところはもちろん、暗所でもノイズの少ない高画質なハイビジョン撮影が可能です。また、高速な画像処理で自然な色合いと豊かな階調を再現する「BIONZ」との組み合わせにより、動画・静止画ともに高解像度・高感度・低ノイズの高精細ハイビジョン映像の記録を実現しました。

※5

当社従来機種( “Exmor R” CMOS センサー非搭載モデル)との比較(F値：2.0時)。

オートフォーカス機能が進化しました。ピントを合わせる速度が従来機種の約2倍^※6に高まったことで、どのような環境下でも、素早いピント合わせが可能になりました。これにより、従来のオートフォーカス機能では瞬時にピントを合わせることが難しかった夜景撮影などでも、決定的な撮影チャンスを逃すことなく、鮮明な画像を撮影することが可能です。

※6

倍速（約2倍）は、テレ（望遠側）端にて1m先の被写体から30m先の被写体にフォーカスが移動するときの当社従来機種との比較です。フォーカスが合うまでの時間は、機種や撮影状況によって異なります。

「おまかせオート」は、『顔』・『シーン』・『揺れ』の3つの要素から、90種類のシーンを識別し、カメラの撮影設定を最適化します。これにより、逆光シーンなど、これまで撮影者が自ら特別な設定をしなければ最適な状況で撮影できなかったシーンでも、カメラが自動で撮影設定を最適化し、簡単にきれいな映像を撮影することが可能です。また、撮影中のシーンの変化に合わせて、カメラが自動的に撮影の設定を変更します。難しい設定を自分ですることなく最適なカメラ設定のもと、簡単に美しい映像が撮影できます。

「ゴルフショット」機能でゴルフのスイングを撮影すると、AVCHDのハイビジョン動画と、2メガの静止画（JPEG）が両方記録され、簡単に自分のゴルフスイングを確認できます。
静止画は1枚の写真に連続したスイングが納まるように出力されるので、フォームの確認を静止画でも容易に行えます。テニスや野球などその他のスポーツのフォームの確認も可能です。

動画・静止画を撮影する際に位置情報も記録できる「GPS機能」が進化しました。事前に付属のソフトウェア「PMB(Picture Motion Browser)」をインストールし、インターネットに接続しパソコンから本体に衛星位置情報を取り込んでおくことで、衛星位置の特定にかかる時間を短縮でき、最速約5秒で位置の特定が可能になりました。現在地表示はもちろん、映像を撮影した位置が地図上にマーカーで表示される「地図インデックス」機能を使うと、地図から見たい映像を探すことができます^※7。

• 本体内蔵の世界地図(北米・欧州・オセアニア・日本の各エリアを搭載)で現在地を確認。
• 撮影した映像を付属ソフトウェア「PMB」でパソコンに取り込むことで、「マップビュー」上に位置情報付きの映像サムネイルの表示が可能。

※7

インターネットへの接続が必要です。

カメラコントロールダイヤル搭載で、フォーカス・ホワイトバランス・明るさ・AEシフトの微妙な調整が簡単にできます。さらに絞りをマニュアルで調整できる「アイリス優先」や、シャッタースピードを調整して肉眼ではとらえきれない一瞬の動きの撮影を可能にした「シャッタースピード優先」を新たに搭載し、豊富なマニュアル機能を楽しめます。

液晶には、タッチパネルも使いやすい大型の3.5型ワイドのエクストラファイン液晶を搭載し、より見やすく、使いやすい液晶を実現しました。さらに、液晶面にはソニー独自開発の“TruBlack”（トゥルーブラック）技術を採用し、映り込みが少なく黒がよりしまった鮮明な表示を可能にしました。また、さまざまな撮影環境でも、撮影に集中しやすい「ビューファインダー」を搭載し、撮影の幅を広げています。

静止画モードで最大1,200万画素相当(4:3撮影時)、動画撮影中に静止画を同時に記録する同時記録でも最大830万画素相当と高画質な静止画を撮影が可能です。

幅52x高さ64x奥行125mm(付属バッテリー装着時、最大突起部含む)、重さ約370g(付属バッテリー装着時) ^※8という小型・軽量のボディで高画質を実現しました。特に新色のボルドーブラウンは、深みのある塗装と、液晶面に採用したアルミニウムの質感によって、『HDR-CX370V』の魅力を引き出し、「本質感」「高級感」を表現しています。

※8

『HDR-CX370V』の場合。『HDR-XR350V』は幅59x高さ67x奥行125mm(付属バッテリー装着時、最大突起部含む)。重さ約440g(付属バッテリー装着時)。

※9

『HDR-CX170』 『HDR-XR150』は、「揺れ」要素の「歩き」に対応していないため60通り。

「BIONZ」の画像処理能力の向上により、手ブレ補正能力が向上しました。ワイド（広角側）端での手ブレ補正角度が約10倍^※10になり、走るお子様を追いかけるような撮影などでも、ブレの少ない安定した映像を撮影できます。

※10

ワイド（広角側）端での手ブレ補正角度(スタンダードモードとの比較)。テレ（望遠側）端での効果は従来機種相当。

光学25倍のズーム機能を搭載することで、遠くにいるお子様や、大空にはばたく鳥などを、しっかりと撮影することが可能になりました。

本体は、小ぶりのバッグにも収まりやすく、撮影時にも手のひらに包み込める小型でスタイリッシュなデザインを採用しています。
ブラック・シルバー・レッド・ブルーと、カラーバリエーションも豊富に取りそろえることで、スタイリッシュなスタイルで動画撮影を楽しみたい方のニーズにも対応しました。

AVCHDフォーマットの最高ビットレートである24Mbpsに対応することで、最高画質で大切な思い出を記録することが可能になりました。インターレース方式で撮影した映像をプログレッシブ方式に変換して出力する機能とともに、ハイビジョンテレビでより滑らかな映像をお楽しみいただけます。

（DVDライター・パソコンでDVDディスクにハイビジョン画質の映像（AVCHD規格）を記録する際、24Mbps（FXモード）で撮影された映像の ダビング、コピーには対応していません。24Mbps（FXモード）で撮影された映像は、ブルーレイディスクのみダビング、コピーが可能です。）

パソコンを使わなくても “ハンディカム”で撮影した映像を、外付けHDDに保存できる「ダイレクトコピー機能」を搭載しています。別売のUSBアダプターケーブル『VMC-UAM1』を使用して、“ハンディカム”本体を外付けHDDに接続すると、“ハンディカム”で撮影した動画や写真を簡単にコピーできます。コピーした映像は、HDDをカメラ経由でTVに接続すれば、「地図インデックス」^※12や「ハイライト再生」など様々な再生モードで楽しめます。
また別売のDVDライター『VRD-P1』にも対応^※13。DVDディスクにもボタンひとつで簡単にハイビジョン動画を残せます。

※11

下記の条件を満たすUSB接続メディアがご使用可能です。ただし、条件を満たす全ての機器について、動作を保証するものではありません。・USB2.0の規格を満たしているもの。・2TB以下の容量。AC電源で駆動するタイプを推奨。・FAT32でフォーマットされていること。その他のフォーマットの場合は、本機からの初期化が必要となり、記録されていたデータはすべて失われます。なお、使用には、“ハンディカム”をAC電源で駆動させること、別売のUSB変換ケーブル「VMC-UAM1」が必要です。USBハブ経由での接続には対応していません。

※12

『HDR-CX170』 『HDR-XR150』は、対応していません。

※13

DVDライターでDVDディスクにハイビジョン画質の映像(AVCHD企画)を記録する際、24Mbps(FXモード)で撮影された映像のダビング、コピーには対応していません。24Mbps(FXモード)で撮影された映像は、ブルーレイディスクにのみダビング、コピーが可能です。

カメラが撮影している人物の顔を検出して、ピントや明るさなどを調整し、きれいに撮影してくれる「顔検出」や、カメラが検出している人物の中からきれいに撮りたい顔をタッチすると、その顔を優先して、きれいに撮影する「優先 顔キメ」機能を搭載しています。また、動画撮影時に笑顔を検出して自動で静止画を記録する「スマイルシャッター」機能も、選んだ人物の笑顔に反応するように進化しました。

• 「子ども」と「大人」を自動判別する「優先被写体設定」機能。
• 笑顔を感知するレベルを3段階で任意で決められるスマイル検出感度設定。

「ハイライト再生」機能は、自動編集された動画をBGM付きで再生できる機能です。これにより、編集という作業を経ずとも、撮影した映像のハイライト場面を手軽に楽しむことが可能です。付属のソフトウェア「PMB」を使用すれば、お好みの音楽に入れ替えることもできます。また、お気に入りの「ハイライト再生」のシナリオを8個まで本体に保存できるので、家族や友人と思い出のハイライト場面を何度も見返すことができます^※14。

※14

シナリオのみの保存なので、オリジナル映像を削除すると再現できません。

“メモリースティック PRO デュオ”(MARK2)、“メモリースティック　PRO-HG　デュオ”に加え、SD/SDHCメモリーカード（Class4以上推奨）に対応したカードスロットを搭載。お客様のニーズにあわせて、記録媒体を選択可能です。

• 「x.v.Color」^※15に対応し、自然界に存在する物体色をより忠実に記録。
• 見たい映像をすぐに探せる便利で多彩な検索機能。
• 液晶テレビ〈ブラビア〉のリモコン操作で、撮影した映像をかんたんに楽しめるブラビアリンク。
• 映像管理ソフトフェア「PMB（Picture Motion Browser）」付属。
• Apple Inc.「iMovie 09」にも対応^※16。

※15

動画用広色域空間の国際規格「xvYCC」に準拠した製品に付される新名称およびロゴ。より忠実な色を再現するという利点をお客様に分かりやすく訴えていくために、ソニーが業界の統一呼称として広く提唱しています。

※16

Mac OS X v10.5.6以降、AVCHDビデオの利用にはIntelCore Duoプロセッサ以上を搭載したMacが必要です。

ハイエンドユーザー『HDR-CX550V』『HDR-XR550V』におすすめのセミソフトキャリングケース『LCM-HAC』
本ケースは、高級感のあるシックなデザインで、レンズを衝撃から守るエクストラレンズプロテクションを装備し、予備のバッテリー、またはレンズを収納可能です。長さを調整できる2ウェイショルダーストラップで、肩掛けスタイル/縦横自由な手提げスタイルを選べます。

• カラー：ブラック
• 外形寸法 (約)：幅210x高さ90x奥行き110mm
• 重量 (約)：250g
• 対応機種：『HDR-CX550V』 『HDR-CX370V』 『HDR-XR550V』
  『HDR-XR350V』 『HDR-CX170』 『HDR-XR150』

希望小売価格：4,935円(税抜価格4,700円)、発売日：2月19日

『HDR-CX370V』『HDR-CX170』専用ソフトキャリングケース『LCM-CXC』
ウエストバッグスタイルとショルダーバッグスタイルの選べる2ウェイスタイルケースです。

• カラー：ブラック
• 外形寸法 (約)：幅76x高さ160x奥行き90mm
• 重量 (約)：155g
• 対応機種：『HDR-CX370V』 『HDR-CX170』

希望小売価格：4,935円(税抜価格　4,700円)、発売日： 2月19日