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プレスリリース

2012年3月8日
2012年3月9日改訂

新商品

フロントハイ・スピーカー対応の充実した音場モードを搭載
マルチチャンネルインテグレートアンプのエントリーモデルを発売

マルチチャンネルインテグレートアンプ『STR-DH530』

ソニーは、エントリーモデルでありながら、フロントハイ・スピーカー対応の充実した音場モードを搭載したマルチチャンネルインテグレートアンプ『STR-DH530』を発売します。

型名 発売日 メーカー希望小売価格
マルチチャンネルインテグレートアンプ『STR-DH530』 4月20日 42,000円
(税抜価格40,000円)

主な特長

  • フロントハイ・スピーカーを含めた7.1ch再生に対応した7種類の音場モードを搭載
    エントリーモデルでありながら、前方左右の高い位置に設置するフロントハイ・スピーカーを含めた7.1ch再生に対応した7種類の音場モードを搭載。映画館で聴く臨場感豊かなサラウンド音場を楽しめるソニー独自の音場モード「HD-D.C.S.(HDデジタル・シネマ・サウンド)」や、「ホール」、「ジャズ・クラブ」、「コンサート」、「スタジアム」、「スポーツ」、「マルチ・ステレオ」の7種類の音場モードをコンテンツに合わせて設定できます。
    加えて、ドルビープロロジックIIzにも対応しています。
  • 高音質を実現する「高音質メタルコアモジュール」を採用したパワーアンプを搭載
    「高音質メタルコアモジュール」は、フルディスクリート回路をモジュール化した回路であり、当社の上位機種“ESシリーズ”※1のAVアンプにも採用している回路構成です。エントリークラスでありながら、フルディスクリートならではのダイナミックで抜けの良い、高音質を実現します。
  • ※1
    ES(エクストリームリー・ハイ・スタンダード)シリーズ:当社高級クラスのハイスタンダードシリーズ
  • HDMI入力端子4系統搭載、3D映像信号のパススルー伝送とオーディオリターンチャンネル対応
    HDMI入力端子を4系統搭載。3D映像信号のパススルー伝送と、HDMI接続のみでテレビからの音声信号を再生できるオーディオリターンチャンネル(ARC)にも対応しています。
  • 液晶テレビ〈ブラビア〉※2の「オーディオ機器コントロール」アプリに連動※3
    〈ブラビア〉のリモコンを使って、〈ブラビア〉の画面上から入力やサウンドフィールドの変更、音質設定ができます。
※2
対応機種はこちらをご覧ください
※3
「オーディオ機器コントロール」アプリ連動は、〈ブラビア〉をインターネットに接続し、「ブラビアリンク」の設定をONにする必要があります。

主な特長(詳細)

  1. フロントハイ・スピーカーを含めた7.1ch再生に対応した7種類の音場モードを搭載

本機は、エントリーモデルでありながら、前方左右の高い位置に設置するフロントハイ・スピーカーにも対応した7種類の音場モードを搭載しているので、ご家庭のホームシアターで臨場感ある音場を楽しめます。
再生は、後方左右に設置するサラウンドバック・スピーカーを使用した7.1ch(サラウンドバック7.1ch)に加えて、フロントハイ・スピーカーを使用した7.1ch(フロントハイ7.1ch)環境で※4、「高さ」方向も含めた、迫力ある音場を楽しめます。
音場モードは、映画館で聴く臨場感豊かなサラウンド音場を楽しめるソニー独自の音場モード「HD-D.C.S.(HDデジタル・シネマ・サウンド)」や、「ホール」、「ジャズ・クラブ」、「コンサート」、「スタジアム」、「スポーツ」、「マルチ・ステレオ」の7種類の音場モードをコンテンツに合わせて楽しめます。
当社の上位機種“ESシリーズ”※1にも搭載されている「HD-D.C.S.」は、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(SPE)の協力を得て、ハリウッドにある大型ダビングシアターの音場を高精度音場測定用8点マイクロフォンで96kHz/24bitを測定し、そのデータを詳細に解析しました。「HD-D.C.S.」は、映画館の広さを再現する「HD-D.C.S. スタンダード」と、高い位置からの反射音を再現する「HD-D.C.S. フロントハイ」のモードを搭載しています。「HD-D.C.S. フロントハイ」は、フロントハイ・スピーカーと利用することにより、高さを含めた映画館の響きを楽しめます。
その他、ドルビープロロジックIIzの7.1chバージョンの再生にも対応しています。

※1
ES(エクストリームリー・ハイ・スタンダード)シリーズ:当社高級クラスのハイスタンダードシリーズ
※4
フロントハイとサラウンドバックを同時に使用する事はできません。

左)米国カルバーシティにあるソニー・ピクチャーズ・スタジオのケリーグランド・シアター(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント提供) 右)「HD-D.C.S. フロントハイ」の音場再現イメージ

  1. 高音質を実現する「高音質メタルコアモジュール」を採用したパワーアンプを搭載

回路のモジュール化を図った「高音質メタルコアモジュール」は、性能の良い個別部品をアルミ基板にマウントしたフルディスクリート回路であり、当社の上位機種である“ESシリーズ”のAVアンプでも採用している回路構成です。特に、モールドされていないベアチップを搭載したトランジスタは機械的歪みの影響を受けにくく、エントリークラスでありながらダイナミックで抜けの良い、高音質を実現しています。

  1. HDMI入力端子4系統搭載、3D映像信号のパススルー伝送とオーディオリターンチャンネル対応

HDMI入力端子を4系統搭載。3D映像信号のパススルー伝送に対応しているので、3Dコンテンツを臨場感豊かなサラウンド音声で楽しめます。また、HDMI接続のみで、テレビからの音声信号を再生できるオーディオリターンチャンネル(ARC)にも対応しています。

  1. 液晶テレビ〈ブラビア〉※2の「オーディオ機器コントロール」アプリに連動※3

「オーディオ機器コントロール」アプリの画面イメージ 〈ブラビア〉に接続しているオーディオ機器の設定変更を簡単に行えるアプリ「オーディオ機器コントロール」に連動することにより、テレビ画面上で、入力やサウンドフィールドの切り替えを〈ブラビア〉のリモコンで操作できます。また、音質設定ではスピーカーの再生レベルや高音レベルの調整もできます。従来の「ブラビアリンク」に加えて、「オーディオ機器コントロール」アプリとの連動により、さらに簡単で快適な操作ができます。

※誤記のため訂正させていただきました。(2012年3月9日付)

※2
対応機種はこちらをご覧ください
※3
「オーディオ機器コントロール」アプリ連動は、〈ブラビア〉をインターネットに接続し、「ブラビアリンク」の設定をONにする必要があります。

その他の特長

  • フロントハイにも対応したソニー独自のペアマッチング方式自動音場補正機能“D.C.A.C. (Digital Cinema Auto Calibration)”を搭載
    付属の測定マイクロフォンを使うことで、部屋の音響特性を高精度かつ高速に自動で測定・補正できるソニー独自の自動音場補正“D.C.A.C.”がフロントハイ・スピーカーにも対応。測定により、スピーカーの接続確認や、各チャンネルの距離・音量バランス・周波数特性の補正を約30秒で自動的に行い、最適な再生環境を実現します。コンサート会場などで実際に行われる音場測定方法であるマルチポイントマイク測定に近い結果が得られるペアマッチング技術を採用し、室内の広い範囲で自然なサラウンド効果が得られます。
  • ロスレス音声フォーマット「Dolby TrueHD」「DTS-HD Master Audio」対応
    「Dolby TrueHD」「DTS-HD Master Audio」などのロスレス音声フォーマットに対応。ブルーレイディスクの高品位なサラウンド音声にサラウンドバックチャンネルを加えた、最大7.1chでお楽しみいただけます。
  • 深夜の映画鑑賞も迫力あるサウンドで楽しめる「ナイトモード」を搭載
  • 圧縮音源を補正する「ポータブルオーディオエンハンサー」を搭載
    アナログ音源の再生時に圧縮音源の高域を補正する「ポータブルオーディオエンハンサー」を搭載しているので、ポータブル機器の音源も豊かな音質で再現します。また、背面にPORTABLE IN端子(アナログ・ステレオ・ミニ)を搭載しているので、さまざまなポータブル・オーディオ機器を接続して楽しめます。
  • 剛性の高いホリゾンタルFBエンボスシャーシ高剛性なホリゾンタルFBエンボスシャーシの採用
    ホリゾンタルFBエンボスシャーシは、本体の外周フレームと底板に加え、両サイドのフレーム部分をつなぐように梁を走らせた強靭なシャーシ構造です。本機はシャーシ底面のU字型断面形状のエンボスにより梁を構成。重量のある電源トランスを安定して支えることで、スピーカーや外部からの振動の影響を受けにくく、高音質再生を可能にしています。
  • ソニー独自の高音質無鉛はんだの採用
  • FM30局/AM30局プリセットのチューナーを内蔵
  • 日本語表記のリモコンを付属

 

先行展示

銀座・ソニーショールーム、ソニーストア 大阪、ソニーストア 名古屋にて3月9日(金)よりご覧いただけます。

 

主な仕様

型名 STR-DH530
実用最大出力 (JEITA、6Ω) フロント140W+140W、センター140W、サラウンド140W+140W、サラウンドバック140W+140W、フロントハイ140W+140W
定格出力 (20Hz〜20kHz、6Ω) フロント85W+85W、センター85W、サラウンド85W+85W、サラウンドバック85W+85W、フロントハイ85W+85W
全高調波ひずみ率 フロント0.09%以下(6Ω負荷、85W+85W、20Hz〜20kHz)
周波数特性(SA-CD/CD入力-スピーカー出力間) 10Hz〜70kHz ±3dB(6Ω時)
SN比(Aネットワーク) LINE系:96dB(サラウンド、EQ全てOFF時)
映像系機器(音声&映像)入力/出力 2系統/1系統
映像モニター出力 1系統
コンポーネント映像入力/出力 2系統/1系統
HDMI入力/出力 4系統/1系統
デジタル入力 2系統
同軸 1系統
オーディオ出力 サブウーファー 1系統
ヘッドホン 1系統
オーディオ入力 3系統(Portable in含む)
電源 AC100V、50/60Hz
消費電力 約170W
待機消費電力 約0.3W
外形寸法 約W430.0×H157.5×D322.0mm
質量 約7.6kg
付属品 リモコン、音場補正マイク
“Dolby”、“ドルビー”、“Pro Logic”、“プロロジック”はドルビーラボラトリーズの商標です。
DTSおよび記号はDTS,INCの登録商標です。またDTS ロゴはDTS,INCの商標です。
記載されている製品名等は各社の登録商標あるいは商標です。

関連情報

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