プレスリリース

2012年3月21日
2012年4月12日改訂
2012年4月20日改訂
  • 新製品

オートフォーカスを効かせた秒間最高約12コマの高速連写※1や60pフルHD動画撮影が可能な
レンズ交換式デジタル一眼カメラ“α57”発売

〜世界初※2、バランスのとれた印象的な構図に仕上げる「オートポートレートフレーミング」機能を搭載〜
レンズ交換式デジタル一眼カメラ“α57”
レンズ交換式デジタル一眼カメラ“α57”
  • ※1「テレコン連続撮影優先AE」モード時。絞りはF3.5、開放絞りがF3.5以上のレンズでは開放値に制御されます。秒間最高12コマで撮影を行う際の記録画像サイズは最高約840万画素です。
  • ※22012年3月21日広報発表時点、レンズ交換式カメラにおいて。

ソニーは、独自の “Translucent Mirror Technology”を搭載し、撮影中も高速・高精度な位相差検出方式オートフォーカス(AF)が常に働くレンズ交換式デジタル一眼カメラ“α57”を発売します。ビューファインダーには視野率100%の高画質電子 ビューファインダー“Tru-Finder”を採用し、各種設定の事前確認や高精度なピント合わせが可能です。

型名 発売日 価格 ボディカラー
“α57”ボディ『SLT-A57』 4月27日 オープン価格 ブラック
“α57”ズームレンズキット『SLT-A57K』
(DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM)
“α57”ダブルズームレンズキット『SLT-A57Y』
(DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM, DT 55-200mm F4-5.6 SAM)

本機では、“Exmor”APS HD CMOSセンサーと画像処理エンジン「BIONZ」の採用により、高精細・低ノイズの撮影を実現しています。 “Translucent Mirror Technology”搭載により、「フルタイムコンティニュアスAF」を実現。AFが常に追従しながら画面中央部を1.4倍相当にクローズアップした秒間最高約12コマの迫力ある撮影を行うテレコン高速連写※1と従来のAFが作動しながら秒間最高約10コマの高速連写※3を実現しました。また、AVCHDVer2.0準拠のフルハイビジョン動画撮影でも高速AFを効かせた撮影が可能です。

さらに、人物撮影時に独自の「顔検出機能」と「構図判定技術」を用いて、初めての方も簡単にバランスのとれた人物画(ポートレート)の構図になるよう自動で印象的に仕上げる世界初※2「オートポートレートフレーミング」機能や解像感を保ったままズームが可能な“全画素超解像”ズーム※4など先進の撮影機能が搭載されており、映像表現の幅を広げることができます。

  • ※3絞りはF3.5、開放絞りがF3.5以上のレンズでは開放値に制御されます。
  • ※4高画質を保ちつつ、シームレスに電子ズームが可能。 動画、連写時は使用できません。
“α57”の主な特長
1.一瞬を美しくとらえる先進の撮影機能
  • “Translucent Mirror Technology” が可能にする「フルタイムコンティニュアスAF」

    ソニー独自の透過ミラーを採用した“Translucent Mirror Technology”。常にイメージセンサーとAFセンサーに同時に光を導くため、撮影中も高速・高精度な位相差検出方式AFが常に働く「フルタイムコンティニュアスAF」を実現。ファインダー撮影に加えて液晶モニターを使ったライブビュー撮影、高速連写や動画撮影時でも、動く被写体にピントを合わせ続けます。

  • AFが追随する最高約12コマ/秒テレコン高速連写※1

    動く被写体にもAFが追従しながら秒間最高約12コマ※1の高速連続撮影を行う「テレコン連続撮影優先AE」モードを搭載。このモードではイメージセンサーの中央部を使って約1.4倍にクローズアップした撮影を行います。これにより運動会やスポーツシーン等の動きの速い被写体の決定的瞬間をとらえることができ、迫力ある撮影が簡単に行えます。また、画像サイズに制約のない秒間最高約10コマの「連続撮影優先AE」モード※3や秒間最高約8コマで任意の絞りが設定できる高速連写も選択可能です。

  • バランスのとれた構図に仕上げる「オートポートレートフレーミング」機能

    「オートポートレートフレーミング」機能は、撮影時に「顔検出機能」にて被写体の顔を認識し、カメラが自動的に印象的な人物画(ポートレート)となるような構図で画像の切り出しを行う世界初※2の機能です。構図判断は、三分割法を採用し、プロが撮影したような印象的な縦構図や、人物をさらにアップした構図で切り出すことができます。日常何気なく撮影してしまう人物を中心においた横撮影の写真を、撮影時には思いもよらなかった迫力ある構図で楽しめます。切り出された画像は独自の“全画素超解像” 技術により、自分が撮影したオリジナルの画像と同じ画像サイズで保存されます。自分で撮影した画像も保存されるので、カメラより切り出された画像と比較することで撮影時のヒントを得られます。

    オリジナルの画像
    オリジナルの画像
    オートポートレートフレーミング機能で切り出された画像
    オートポートレートフレーミング機能で切り出された画像
  • “全画素超解像”技術を用いたズームの実現

    “全画素超解像”技術は、写真を構成している全ての画素を解析し、写真の解像感を向上させるソニーの独自技術です。この技術を利用することで有効約1610万画素の最大画素数のまま、解像感を維持しつつ最大2倍相当の“全画素超解像”ズーム※4が可能です。標準ズームレンズ「DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM」なら、焦点距離110mm(35mm換算165mm)相当までズームが可能なので、被写体をより大きくとらえた大胆な構図を実現できます。

    焦点距離55mm
    焦点距離55mm
    焦点距離110mm 相当
    焦点距離110mm 相当
  • 「クイックAFフルHDムービー」でボケ味をいかしたAVCHDフルハイビジョン動画撮影
    AVCHD Progressive

    AVCHD ver2.0(progressive)に準拠したフルハイビジョン(1920×1080/60p、60i、24p)動画撮影機能を搭載。専用のMOVIEボタンを押すだけで、位相差検出方式AFを常時作動させつつ動画を撮影・記録することが可能です。さらに、滑らかな動画撮影を実現するAVCHDの60p記録、マニュアルファーカスでのP/A/S/Mモード選択時の露出設定、映画フィルムと同じフレームレートの24pでの非日常的な印象深い動画撮影、「クリエイティブスタイル」、「ピクチャーエフェクト」※5の特殊効果などを用いた撮影にも対応しているので、多彩な映像表現を楽しめます。また、コントロールボタン(左矢印、右矢印)を押すことで動画撮影中でもシームレスなデジタルズームが可能になりました。

    • ※5一部のピクチャーエフェクトは、動画撮影には対応していません。
2.ワンランク上の基本性能
  • 上位モデルと同コンセプトの、高い質感と操作性を両立した“α”デザイン

    “α57”は、ソニーロゴを配した部分を頂点に、頂点部分はシャープなライン、頂点から外にいくにつれてなだらかな曲面でボディを構成し、シャープさと曲面の持つ両方の質感をまとう高品位なデザインです。また、グリップ前部には、適度な突起とえぐりを、背面には親指をしっかりおけるスペースをもたせることで、ファインダーをのぞきながらでも、あらゆる操作がカメラをしっかりグリップして行える機能性を有しています。

  • 進化した電子ビューファインダー“Tru-Finder”
    Tru-Finder

    視野率100%、31.9度(3:2時)のワイドな視野角、有効画素数最大144万ドット相当(“α55” 比較で約1.5倍の画素数)の見やすい高画質電子ビューファインダーを実現。画面上で各種設定を事前確認したり、画面を拡大しての高精度なピント合わせを行い、ファインダーでとらえた映像をそのまま撮影できるなど電子ビューファインダーならではの機能を実現しています。
    また、被写体倍率切り替え機能でアイポイントを調整することができ、眼鏡をかけている方でも、快適にご使用いただけます。

3.高精細でノイズの少ない映像撮影を可能にする、ソニー独自のデバイス

有効約1610万画素の高解像度“Exmor”APS HD CMOSセンサー及び、画像処理エンジン「BIONZ(ビオンズ)」を採用。高画素化により大容量となるCMOSセンサーからの情報を高速・高精度に処理、秒間最高約12コマの高速連写「マルチショットNR(ノイズリダクション)」などの負荷の高い画像処理もスピーディーに対応できます。また、RAW段階でのノイズ低減処理を行うことでISO100から16000の高感度でも低ノイズ・高品質な画像を実現します。


別売アクセサリー
最初に揃えたいアイテムをセットにした、アクセサリーキット『ACC-FM1A』

発売日:4月13日発売予定 メーカー希望小売価格:10,500円(税抜価格:10,000円)
ハンモック構造でカメラの取り出し・収納が素早くできる小型軽量キャリングケース「LCS-AMB」とリチャージャブルバッテリーパック「NP-FM500H」をセットにしたアクセサリーキットです。

先行展示

今回の新商品は、銀座・ソニーショールーム、ソニーストア 大阪、ソニーストア 名古屋にて、3月22日(木)より先行展示を行います。また、“ソニーストア 名古屋、ソニーストア 大阪で3月24日(土)、25日(日)、ソニービル1Fで3月31日(土)、4月1日(日)に“α57”タッチ&トライイベントを順次開催の予定です。詳細については、“α”公式サイトをご覧ください。

“α57”の主な仕様
型名 “α57”
型式 フラッシュ内蔵レンズ交換式デジタルカメラ
使用レンズ ソニーAマウントレンズ, ミノルタ/コニカミノルタαレンズ
撮像部 撮像素子 APS-Cサイズ(23.5×15.6 mm)、
原色フィルター付 “Exmor”APS HD CMOSセンサー
画素数 有効画素数:約1610万画素
総画素数:約1670万画素
記録部
(静止画)  
画像ファイル
形式
JPEG (DCF Ver.2.0、Exif Ver.2.3、 MPF Baseline)準拠、
RAW(ソニー独自ARW 2.3フォーマット)、
3D静止画記録方式:MPO(MPF Extended(立体視))準拠
記録部 動画記録方式 AVCHD/MP4
記録媒体 “メモリースティック PRO デュオ”、“メモリースティック PRO-HG デュオ”、SDメモリーカード、SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカード
露出制御 ISO感度
(推奨露光指数)
静止画時:ISO100〜16000(1EVステップ)  AUTO(ISO100〜3200)
動画時: ISO100-3200相当(1EVステップ)  AUTO(ISO100-3200相当)
ファインダー 形式 SVGA 1.2cm(0.46型) SVGA 電子式ビューファインダー
有効画素数 [最大] 1,440,000 ドット相当 [標準] 1,253,280 ドット相当
視野率 100%
倍率 最大1.04倍(50mmレンズ、無限遠)
液晶モニター 形式 7.5cm(3.0型) TFT駆動(エクストラファイン/TruBlack)
ドット数 921,600ドット
手ブレ補正機能 方式 静止画撮影時:イメージセンサーシフト方式、動画撮影時:電子式
音声 マイク 内蔵マイク:ステレオ
ステレオマイクロフォン:ECM-ALST1 / ECM-CG50(別売)
スピーカー モノラル
質量 約618g(バッテリーと“メモリースティックPROデュオ”を含む)、
約539g(本体のみ)
外形・寸法 約132.1(幅)×97.5(高さ)×80.7(奥行き)mm
使用温度範囲 0〜40℃
eco

本体筐体に再生材比率10%のPC樹脂を使用。

  • “α”および、αはソニー株式会社の商標です。
  • “BIONZ”およびBIONZは、ソニー株式会社の商標です。
  • “Exmor”は、ソニー株式会社の商標です。
  • AVCHDおよびAVCHDロゴは、パナソニック株式会社とソニー株式会社の商標です。
  • “メモリースティック”、“メモリースティック デュオ”、“メモリースティック PRO デュオ”、および“メモリースティック PRO-HG デュオ”は、ソニー株式会社の商標です。
  • SDメモリーカードは、パナソニック株式会社、米国サンディスク社、株式会社東芝の商標です。
  • その他記載されている会社および商品名は、各社の商標または登録商標です。

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