プレスリリース

2013年6月27日
  • 新商品

「解像感を研ぎ澄ます」
光学ローパスフィルターレスの“サイバーショット”『RX1R』を発売

35mmフルサイズCMOSイメージセンサー搭載機種を拡充
“サイバーショット”『RX1R』
“サイバーショット”『RX1R』

ソニーは、35mmフルサイズのCMOSイメージセンサーを搭載したコンパクトデジタルスチルカメラ“サイバーショット”の最上位クラスに、高画質性能を実現したRX1(既発売)に加え、解像感を研ぎ澄ませた『RX1R』を追加で発売します。
通常、デジタルカメラにおいて、精細かつ複雑な被写体の撮影時に生じやすいモアレ・偽色を低減するため搭載されているローパスフィルターを取り除くことで、レンズの優れた描写性能をそのままにフルサイズのイメージセンサーに直接結像し、高精細な画質を実現します。※1

  • ※1 撮影条件や被写体によっては、モアレや偽色が目立つ場合があります。色再現性はDSC-RX1と同等です。
型名 発売日 価格 カラー
デジタルスチルカメラ “サイバーショット”
『RX1R』 DSC-RX1R
7月5日 オープン価格 ブラック

『RX1R』は、昨年11月に発売したRX1同様、自社開発の35mmフルサイズ 有効約2430万画素“Exmor (エクスモア)”CMOSイメージセンサーを搭載し、画面の隅々まで描写する高い解像感や広ダイナミックレンジ、 さらに高感度・低ノイズ性能を実現します。加えて、この大型のイメージセンサーの性能を最大限に引き出すため、 本機にはカールツァイス「ゾナーT*」 35mm F2 の大口径単焦点レンズと、高速・高画質処理を可能にする 最適化した画像処理エンジン“BIONZ(ビオンズ)”を採用しています。さらにカメラ本体の薄型設計を可能にする 独自の薄型非球面レンズ「AA(advanced aspherical)レンズ」を採用することにより、ハイエンド機並みの高画質を 手のひらに収まる小型サイズで達成しています。
ソニーは今回、被写体を問わず高画質撮影をお楽しみ頂けるフラッグシップモデルのRX1に、その派生モデルとして解像感を研ぎ澄ませた『RX1R』を加えることで、 様々なお客さまのニーズに対応してまいります。

主な特長(詳細)
1. 徹底的に研ぎ澄ませた解像感

光学ローパスフィルターレス仕様により、レンズがとらえた光を直接イメージセンサーに結像し、細かな自然物などを、これまでにない解像感で再現します。
レンズの持つ優れた描写性能とイメージセンサーの高い解像性能を維持できるよう、光学的に配慮されたフィルターと、解像感を最大限重視した画像処理との組み合わせにより実現しています。※1

  • ※1 撮影条件や被写体によっては、モアレや偽色が目立つ場合があります。 色再現性はDSC-RX1と同等です。
2. 独自技術により、デジタル一眼レフカメラのハイエンド機並みの高画質撮影を実現
1)自社開発、35mmフルサイズ有効約2430万画素 “Exmor” CMOSイメージセンサー

有効画素数2430万画素の35mmフルサイズCMOSイメージセンサーが、ローパスフィルターを通さない、 高い解像感のある画像を忠実にとらえ、引き伸ばしやトリミングを前提とした撮影でもディティールまで精緻に再現します。

2)開放絞り値F2の大口径カールツァイス「ゾナーT*」レンズ

独自の薄型非球面レンズ「AA(advanced aspherical)レンズ」を採用し、レンズの繰り出しがないインナーフォーカス方式によって、鏡筒の小型化を実現しました。
滑らかで美しいぼけ味を生み出すのに最適な、常用域 (F2.0-11)でほぼ円形になるよう設計された9枚羽根の絞りを採用しています。

3)最高レベルの表現力を実現する画像処理エンジン“BIONZ”

画像重ね合わせによる最高ISO102400の高感度撮影、約5コマ/秒の高速連写、14bitのRAW画像記録など、負荷の高い画像処理もスピーディーに行ないます。

3. 撮影者の意図に応える豊かな表現力
1) ISO50※2-102400の幅広いISO感度領域

35mmフルサイズセンサーの持つ高感度・低ノイズ性能、レンズ一体型設計だからこそ実現できるレンズ・ センサーに最適化した画像処理により、被写体を高精細かつクリアに捉えます。常用感度域はISO100から25600と幅広く、ISO50まで拡張可能です。ISO AUTO 時には設定範囲の上限・下限をISO100-25600 間で 設定することで、撮影者の意図が反映できます。暗い場所ではフラッシュを使用せずに、雰囲気のある写真を撮影可能です。
高感度撮影時のノイズを低減する「マルチショットNR」機能により、1回のシャッターレリーズで高速連写した6枚の画像を重ね合わせてノイズを低減します。コンパクトデジタルカメラとして最高のISO102400の超高感度撮影も可能です。

  • ※2 ISO100未満の領域は、記録できる被写体輝度の範囲(ダイナミックレンジ)が少し狭くなります。
2)より被写体に近づき、大きく撮影できるマクロモード

最短撮影距離(撮像面から)20cm、最大撮影倍率0.26倍の近接撮影に対応します。

3)自由な映像表現を可能にする、フルハイビジョン動画

AVCHD Ver. 2.0準拠の60pフルハイビジョン動画撮影に対応し、スポーツなどの動きの速いシーンでも高精細でなめらかな映像を残せます。また、フィルム映画のような独特の表現を可能にするフレームレートの24p動画で撮影すれば、日常のワンシーンがより印象的に仕上げられます。

4)表現の幅を広げる、「マルチインターフェースシュー」

電子ビューファインダーや光学ビューファインダー、光量の大きな外部フラッシュ、サムグリップ、クリップオンLCDモニターなど豊富なシステムアクセサリーを装着することが可能です。なお『RX1R』では、ステレオマイクを新たに装着できるようになりました。

5)広色域を実現する「トリルミナスカラー」※3のHDMI伝送に対応
TRILUMINOS COLOR

本商品で撮影した写真や映像を「トリルミナスディスプレイ」※3対応の液晶テレビ〈ブラビア〉で再生した際、撮影時の自然な色合いを大画面で楽しめます。

  • ※3 「トリルミナスカラー」および「トリルミナスディスプレイ」は、動画、静止画の広色域の色空間に対応したソニーの製品やサービスの総称です。
<先行展示情報、体験イベントのご案内>

今回の新商品の先行展示を、6月28日(金)より、銀座・ソニーショールーム、ソニーストア 大阪、ソニーストア名古屋にて行います。
また、6月29日(土)に銀座・ソニーショールーム、6月29日(土)、30日(日)にはソニーストア 大阪およびソニーストア 名古屋において、体験イベントを開催します。あわせて、プロ写真家が、使用レビューを中心とした新製品の魅力を語るセミナーを6月29日(土)に銀座・ソニーショールーム、ソニーストア大阪で、6月30日(日)にはソニーストア名古屋で実施いたします。
体験イベントの詳細は、専用サイトをご覧ください

主な仕様 (詳細は製品情報サイトを参照ください)
型名 『RX1R』 DSC-RX1R
撮像部 撮像素子 35mmフルサイズ(35.8mm×23.9mm) “Exmor”CMOSセンサー アスペクト比3:2
有効画素数 約2430万画素
レンズ レンズ カールツァイス 「ゾナーT*」レンズ
7群8枚 (AAレンズ含む非球面レンズ3枚)
焦点距離 f=35mm
開放絞り値 F2
絞りタイプ 9枚羽根、円形絞り
外形・寸法 113.3(幅)×65.4(高さ)×69.6(奥行き)mm
本体質量 約482g (バッテリーNP-BX1、“メモリースティック デュオ”を含む)/約453g (本体のみ)
  •  “サイバーショット”は、ソニー株式会社の商標または登録商標です。
  •  “Exmor”は、ソニー株式会社の商標です。
  •  “BIONZ”は、ソニー株式会社の商標です。
  •   AVCHDおよびAVCHDロゴは、パナソニック株式会社とソニー株式会社の商標です。
  •  “Multi Interface Shoe(マルチインターフェースシュー)”は、ソニー株式会社の商標です。
  •   WhiteMagic™は、株式会社ジャパンディスプレイの商標です。
  •  その他記載されている会社および商品名は、各社の商標または登録商標です。

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