プレスリリース

2014年1月15日
2014年1月17日改訂
  • 新商品

現行機比※1約1/4※2に小型化した4Kハンディカム™を発売

〜大型で高感度な1.0型イメージセンサーを搭載し、暗所での高画質撮影も実現〜
デジタル4Kビデオカメラレコーダー ハンディカム(TM)『FDR-AX100』
デジタル4Kビデオカメラレコーダー ハンディカム™『FDR-AX100』

ソニーは、現行機(『FDR-AX1』)に比べ、体積で約1/4、質量で約1/3に小型・軽量化し、手軽にフルHDの4倍高精細な4K※3/30p※4映像を撮影できるデジタル4Kビデオカメラレコーダー ハンディカム™『FDR-AX100』を発売します。
今回の『FDR-AX100』によって、4Kハンディカム™のラインアップは、4K※3/60p※5までの撮影に対応する現行機『FDR-AX1』との2機種に拡充されます。

型名 発売日 価格
デジタル4Kビデオカメラレコーダー ハンディカム『FDR-AX100』 3月14日 オープン価格

『FDR-AX100』は、高精細な4K映像の撮影に最適なイメージセンサー、画像処理エンジン、新開発レンズを搭載することで、見たままの質感や高精細で遠近感のある描写が可能となり、まるでその場にいるかのような没入感を体験できる、高画質な4K※3映像を実現します。

本機は、従来のハンディカムで採用しているCMOSイメージセンサーと比べて約4.9倍※6の受光面積を備えた大型で高感度な1.0型 有効約1420万画素の裏面照射型CMOSイメージセンサー Exmor R®(エクスモアアール)を搭載し、暗所でも低ノイズで高画質な撮影が可能です。
また、新世代の画像処理エンジンBIONZ X™(ビオンズエックス)の採用により、見たままの質感や高精細な描写が可能です。さらにその高速処理能力によって、「全画素超解像ズーム」(最大24倍※7)や、「4K※3静止画出力」、そして高画質フルHD対応のAVCHD動画と、スマートフォンなどへの共有・転送に便利なMP4動画の「同時ビデオ記録」といった、これまでのビデオカメラにはない新規機能も搭載しました。
加えて、高精細な描写を実現するために新開発した最大広角29mmZEISS(ツァイス)バリオ・ゾナーT*(ティースター)レンズにより、最大12倍の光学ズームなどが可能です。さらに7枚羽根の虹彩絞りにより、レンズ交換式カメラのような美しいぼけのある映像表現が楽しめます。

さらに本機は、プロフェッショナル用に開発されたXAVC®フォーマットを民生用に拡張したXAVC Sの採用により、4K※3映像の長時間撮影や、動きの多い場面でも解像度の高い撮影を実現するHD映像のハイビットレート撮影(50Mbps)に対応しています。

4K※3で撮影した映像は、4Kテレビでの鑑賞に加え、フルHDテレビにおいても、4K※3映像の膨大なデータ量をもとにフルHD映像にダウンコンバートすることで、通常のフルHD映像より情報量が多く、より高画質な映像を楽しめる「4Kサンプリング フルハイビジョン再生」を実現します。また、4K※3映像からフルHD映像を任意の位置で切り出して、フルHDテレビで鑑賞するトリミング再生にも新たに対応します。さらに本機は、ブルーレイディスクと親和性の高いAVCHDでの撮影にも対応するなど、フルHDテレビをお持ちのお客さまにもお楽しみいただけます。

ソニーは、美しい景色や臨場感のあるシーンなど4Kならではの映像を今から残しておきたいとのご要望にお応えできる4Kハンディカムによって、家庭での新たな4Kの楽しみ方を積極的に提案していきます。

  • ※1現行機『FDR-AX1』。
  • ※2現行機『FDR-AX1』との体積比(レンズフード装着時)。
  • ※3QFHD(3840×2160)
  • ※429.97p
  • ※559.94p
  • ※61/2.88型との受光部面積比。
  • ※7フルHDで最大24倍、4Kでは最大18倍。
主な特長
1.現行機※1比、体積で約1/4、質量で約1/3に小型化し、より手軽に4K※3映像を撮影可能

本機は、現行機(『FDR-AX1』)に比べ、体積で約1/4、質量で約1/3に小型化し、フルHDの4倍高精細な4K※3映像による、まるでその場にいるかのような没入感を手軽にお楽しみいただけます。
また、4K※3の30p※4/24p※8撮影に対応しており、シネマトーンと組み合わせれば、映画のような印象的な作品を撮影できます。

  • ※8 23.98p
2.高精細な4K※3映像の撮影に最適なイメージセンサー、画像処理エンジン、レンズを搭載
大型1.0型 裏面照射型CMOSイメージセンサー Exmor Rを採用

従来のハンディカムで採用しているCMOSイメージセンサーと比べて約4.9倍※6の受光面積を備えた大型で高感度な1.0型有効約1420万画素の裏面照射型CMOSイメージセンサーExmor Rを搭載し、暗所でも高画質な4K※3映像や、レンズ交換式カメラのような美しいぼけのある豊かな映像表現が楽しめます。

高速処理や圧倒的な高画質を実現する、新世代画像処理エンジンBIONZ Xを採用

BIONZ Xの高速処理と、ソニーがこれまでカメラ開発によって培ってきた技術やノウハウにより、見たままの質感や細部までの描写をより忠実に再現します。具体的には、エッジやテクスチャーなどに画像を領域分割し、各領域に対して最適なフィルター処理を行う「ディテールリプロダクション処理」や、被写体を分析してノイズ低減を行う「エリア分割ノイズリダクション」などの組み合わせにより、ディテール再現と低ノイズの最適化を実現しました。
また、「全画素超解像ズーム」(最大24倍)や「4K※3静止画出力」、「同時ビデオ記録」など、これまでのビデオカメラにはない新機能も搭載しました。

高精細な描写を実現するために新開発した、広角29mm ZEISS バリオ・ゾナーT*

画面周辺部においても高精細な描写を実現するために新開発したレンズZEISS バリオ・ゾナーT*を採用しました。AAレンズ(advanced aspherical=高度非球面成型)とEDレンズを含む11群17枚のZIESSレンズにより、画面周辺部においても高い解像度を実現します。また、7枚羽根の虹彩絞りにより、美しいぼけのある映像表現も可能です。雄大な景色を広範囲に撮影できる最大広角29mm、最大12倍の光学ズーム、そして新機能の全画素超解像ズームにより4Kで最大18倍、HDでは最大24倍ズームまで可能なため、本機1台で多彩な映像表現をお楽しみいただけます。

3.4Kの長時間記録やハイビットレート撮影が可能な記録方式XAVC Sを採用

本機は、プロフェッショナル用に開発されたXAVC®フォーマットを民生用に拡張したXAVC Sを採用しており、4K※3 60Mbpsでの撮影に加え、HD 50Mbpsでは動きの多い場面でも解像度の高い映像が撮影可能です。
動画圧縮方式はH.264/AVCのLong GOP※9方式を採用することで映像を高圧縮化し、長時間記録が可能です。音声圧縮方式は、リニアPCM、ファイル形式は、MP4※10です。

  • ※9Group Of Picturesの略。
  • ※10MP4再生対応の機器、ソフトであってもすべてのモードが再生できるわけではありません。
【動画撮影可能時間】 (オーディオ2ch、「同時ビデオ記録」オフ時)
フォーマット 解像度 拡張子 フレームレート ビットレート 記録時間
64GB
XAVC S 4K
3840×2160
MP4 30p/24p 60Mbps 約130分
HD
1920×1080
60p/30p/24p 50Mbps 約155分
HD
1280×720
120p 50Mbps 約155分
AVCHD HD
1920×1080
m2ts 60p(PSモード時) 28Mbps 約305分
  • XAVC S記録時はSDXCメモリーカードClass10が必要です。
4.4KテレビやフルHDテレビでも映像を楽しめる機能を搭載
HDMIケーブル1本で4Kテレビに簡単に接続

本機は同梱のHDMIケーブル1本で、4Kで撮影した映像を簡単に楽しめます。

フルHDテレビでもより高精細な映像再生を実現

4Kで撮影した映像は、4Kテレビでの鑑賞に加え、フルHDテレビにおいても、4K※3映像の膨大なデータ量をもとにフルHD映像にダウンコンバートすることで、通常のフルHD映像より情報量が多く、より高画質な映像を楽しめる「4Kサンプリング フルハイビジョン再生」を実現します。
また、4K※3映像からフルHD映像を任意の位置で切り出して、フルHDテレビで鑑賞するトリミング再生にも新たに対応し、現在4Kテレビを所有していないお客さまにもお楽しみいただけます。

ブルーレイと親和性の高いAVCHDフォーマットでのフルHD撮影にも対応

従来のハンディカムで採用しているAVCHD記録にも対応し、最大28Mbpsの撮影が可能です。また、AVCHDフォーマットはブルーレイと親和性が高いため、ブルーレイにも簡単に記録でき、対応機器での再生も楽しめます。

5.多彩かつ簡単な操作で、表現豊かなマニュアル機能

レンズリング: フォーカスとズームを調整できるレンズリングを装備しています。切り替えは、本体のスイッチで行えます。

NDフィルター: レンズからイメージセンサーに入る光量を調節するためのNDフィルターを内蔵しており、撮影環境に応じて、クリア、1/4、1/16、1/64から選択することができます。晴天下での強い光の中でも、シャッタースピード、絞りの調整が可能となり、美しいぼけのある映像や、なめらかな映像が撮影できます。

マニュアルダイヤル: 本体外側にあるマニュアルダイヤルを使用することで、アイリス・ゲイン/ISO・シャッタースピード等を状況に応じてすばやく調整し、表現豊かな映像を撮影可能です。

6.編集ワークフロー

『FDR-AX100』で撮影した映像は、同梱※11するXAVC S対応編集ソフト「Movie Studio」によって、手軽に編集が行えます。
また、撮影したデータのPCへの取り込みおよび管理・再生※12は、本機付属のソフトウエアPlay Memories Home™(プレイメモリーズホーム)によって行えます。
また、PCから外付けHDDなどのメディアへデータを保存することも可能※13です。XAVC S動画の外付けHDDへのダイレクトコピーは、2014年夏頃のファームウェアアップデートにより対応予定です。

  • ファームウェアアップデートの詳細については、決定し次第、公式サイトにてご案内する予定です。
  • ※11インターネット経由での無償ダウンロードクーポンを同梱。
  • ※124K映像の再生はPCの性能によります。
  • ※13NTFS・exFAT・HFS+フォーマットをお使いください。
7.その他の特長
HD画質での120p記録を可能とするハイスピード撮影※14

本機は、HD画質(1280×720)でのハイフレームレート撮影に対応しています。120pでの記録が可能なため、後処理を施し24pで再生することで5倍スローの映像として表現可能です。動きの速いスポーツをスロー再生してフォームを確認したり、また1つの映像表現として取り入れたりと、さまざまな用途で使用できます。

  • ※14本機能はXAVC Sでのみ使用可能です。
有機ELを採用した視認性の高い「OLED Tru-Finder(トゥルーファインダー)」

高解像度と、黒を忠実に再現する高コントラストを実現する有機ELファインダー「OLED Tru-Finder」を、ビューファインダーに搭載しました。4枚の両面非球面レンズを用いた新しい光学設計による約3331の広視野と、画面四隅までの高い解像感と視認性を実現しています。

  •  誤記のため訂正いたしました。(2014年1月17日付)
「同時ビデオ記録」に対応

高画質に撮影できるXAVC SもしくはフルHD対応のAVCHD動画と、共有・転送に便利なMP4動画を同時に記録する機能を搭載しました。用途によってファイルを使い分けることで、記録と共有を両立できます。

Wi-Fi/NFC搭載による簡単スマホ連携、ワンタッチシェアリング・ワンタッチリモート

Wi-FiおよびNFC(Near Field Communication:近距離無線通信)を搭載しました。NFCに対応したスマートフォンやタブレットに、モバイルアプリケーションPlayMemories Mobile™(プレイメモリーズ モバイル)をインストールすることで、複雑な接続設定をすることなくワンタッチで、静止画や「同時ビデオ記録」で撮影したMP4動画を転送できます。スマートフォンやタブレットからのリモート操作や、ハンディカム内の映像や写真を、ケーブル接続することなくワイヤレスでPCに保存したり、ハンディカムで再生している映像をネットワーク対応テレビで視聴できます。※15

  • ※15XAVC Sは非対応、接続にはアクセスポイントおよびDLNAプレーヤー対応テレビが必要です。
より印象的な作品が簡単に撮れる「ピクチャーエフェクト」機能

撮影中に液晶モニターで効果を確認しながら、柔らかく透明感のある画像が作れる「ソフトハイキー」をはじめ、7種類のエフェクト(トイカメラ・パートカラー・レトロフォト・ソフトハイキー・ハイコントラストモノクロ・ポップカラー・ポスタリゼーション)を使って印象的な作品を撮影できます。
パソコンで画像加工しなくても、カメラの設定でさまざまな作品を撮る楽しみが広がります。

マイボイスキャンセリング機能

撮影者の方向(カメラ左後方)の声を認識し、被写体の声や周辺の音はそのままに、撮影者の音声を大幅に低減して録音できます。例えばスポーツ観戦や運動会等で撮影しながら大声で応援しても、そのまま録音される心配がありません。

<先行展示のご案内>

今回の新商品のお客さま向け先行展示を、銀座・ソニーショールーム、ソニーストア 大阪、ソニーストア 名古屋で1月17日(金)から実施します。

主な仕様
型名 『FDR-AX100』
イメージセンサー
(裏面照射型CMOSイメージセンサー Exmor R)
1.0型
総画素数 約2090万画素
記録画素数 静止画時 最大2,000万画素相当
有効画素数 動画時 約1420万画素(16:9)※1
静止画時 約1420万画素(16:9)、1060万画素(4:3)
レンズ タイプ ZEISS バリオ・ゾナーT*
フィルター径 62mm
F値 F2.8-4.5
f(焦点距離) f=9.3-111.6mm
f(35mm換算) f=29.0-348.0mm(16:9時)、f=35.5-426.0mm(4:3時)※1※2
ズーム 動画時 光学12倍(デジタル160倍※3)、全画素超解像24倍(HD)、18倍(4K)※1
静止画時 光学12倍(デジタル160倍)
ビューファインダー 0.39型(4:3)/約144万ドット相当 OLED
液晶モニター 3.5型(16:9)/約92.1万ドット エクストラファイン液晶
手ブレ補正機能 光学式(アクティブモード)
内蔵記録メディア -
映像記録 XAVC S規格:MPEG-4 AVC/H.264
AVCHD規格:MPEG-4 AVC/H.264 AVCHD ver.2.0規格準拠
MP4:MPEG-4 AVC/H.264
動画記録画素数/フレームレート
(動画記録レート(平均ビットレート))※4
XAVC S 4K(約60Mbps):
3840×2160 30p/3840×2160 24p
XAVC S HD(約50Mbps):
1920×1080 60p/1920×1080 30p/1920×1080 24p/1280×720 120p
AVCHD画質:
1920×1080 60p(PS:約28Mbps)/1920×1080 24p(FX:約24Mbps、FH:約17Mbps)/1920×1080 60i(FX:約24Mbps、FH:約17Mbps)
1440×1080/60i(HQ:約9Mbps、LP:約5Mbps)
MP4:1280×720 30p(約3Mbps)
便利な機能 ピクチャーエフェクト、ナイトショット
同時ビデオ記録 ●(XAVC SとMP4 もしくは AVCHDとMP4)※5
記録メディア XAVC S記録:SDXCメモリーカードClass10
AVCHD記録:メモリースティックPROデュオ™(Mark2)、メモリースティックPRO-HGデュオ™、メモリースティックXC-HGデュオ™、SD/SDHC/SDXCメモリーカード(Class4以上推奨)
ワイヤレスLAN対応(内蔵) ● (Wi-Fiに準拠、IEEE802.11b/g/n(2.4GHz帯)) ※6
NFC対応 ● (NFCフォーラム Type 3 Tag に準拠)
連続撮影時間(スタミナ最大)
(付属バッテリー「NP-FV70」装着時)
約2時間15分※7
外形寸法(単位:mm)
幅×高さ×奥行(付属バッテリー「NP-FV70」装着時)
81×83.5×196.5mm
(90×83.5×223.5mm(レンズフードを含む))
本体質量(付属バッテリー「NP-FV70」装着時) 約790g(約915g)
端子類 HDMIマイクロコネクター(出力のみ)、マルチ/マイクロUSB端子※8
  • ※1アクティブモードOFF時。
  • ※2広角画素読み出しによる実動作値。
  • ※3デジタルズーム倍率は光学ズームと電子的なズームを組み合わせた総合の倍率です。
  • ※4各モードの記載ビットレートはシステムレート(動画、音声等を含む)です。PSモード(28Mbps)とFXモード(24Mbps)は最高ビットレートです。
  • ※5同時ビデオ記録は、AVCHD PSモードまたはXAVC S HD 60pモードでは使えません。
  • ※6(接続方式/アクセス方式) WPS, マニュアル/インフラストラクチャーモード。スマートフォンと接続する場合は、本機が親機として動作するためワイヤレスアクセスポイントは必要ありません。(セキュリティー:WEP/WPA-PSK/WPA2-PSK)
  • ※7工場出荷時(XAVC S 3840×2160 30p 60Mbps、液晶パネルON時)25℃の室内において撮影した場合の時間です。
  • ※8この商品にはマイクロUSB規格に対応した機器をつなぐことができます。
  • ハンディカム、BIONZ X、Exmor R、Play Memories Home 、PlayMemories Mobile、メモリースティックは、ソニー株式会社の商標または登録商標です。
  • その他記載されている会社および商品名は、各社の商標または登録商標です。

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