プレスリリース

2016年4月25日
  • 新商品

DSD※1ネイティブ再生※2などのハイレゾ音源再生※3や最新4K/HDR規格に対応※4
マルチチャンネルインテグレートアンプ2機種を発売

〜臨場感ある本格的なサラウンド視聴をより気軽に楽しめる〜
マルチチャンネルインテグレートアンプ  『STR-DN1070』(左)、『STR-DH770』(右)
マルチチャンネルインテグレートアンプ  『STR-DN1070』(左)、『STR-DH770』(右)

ソニーは、新たにDSD※1(Direct Stream Digital)ネイティブ再生※2などのハイレゾリューション(ハイレゾ)音源再生※3や、最新の4K/HDR規格の伝送に対応※4した、マルチチャンネルインテグレートアンプ2機種『STR-DN1070』『STR-DH770』を発売します。

型名 発売日 メーカー希望小売価格
(消費税は含みません)
マルチチャンネルインテグレートアンプ 『STR-DN1070』 6月18日 72,000円
『STR-DH770』 5月21日 40,000円

『STR-DN1070』は、新たにDSDネイティブ再生に対応したDAコンバーター(DAC)を搭載しました。これにより、最大でDSD5.6MHz(5.1ch)の高品位なハイレゾ音源再生が可能です。さらに、32bit DA変換にも対応。32bit デジタルシグナルプロセッサー(DSP)の高い処理能力をそのまま活かしたDA変換を実現したことで、一層の音質強化を図りました。
『STR-DN1070』『STR-DH770』ともに、すべてのHDMI入力端子が著作権保護規格HDCP 2.2に準拠。高輝度・高コントラストで色調豊かなHDR(High Dynamic Range)信号※5や、圧縮が無く、より鮮やかな色表現が可能な4K/60p 4:4:4信号※6にも対応。今後、増えてくる対応機器と組み合わせ、多様なコンテンツをお楽しみいただけます。また、ソニー独自の高精度なデジタル音場処理技術による「S-Force PROフロントサラウンド」を搭載。フロントスピーカーだけで手軽に臨場感のある仮想サラウンド空間の再現が可能です。

  • ※1:DSDとは、Direct Stream Digitalの略。スーパーオーディオCD用にソニーが開発したデジタル記録技術。広い再生周波数帯域と、可聴帯域内の十分なダイナミックレンジを確保でき、原音に極めて近い記録が可能な方式です。
  • ※2:DSDの音楽再生機能においてPCMに変換することなく、DSDコンテンツ本来の音質で再生できる再生方式です。
  • ※3:ハイレゾ音源再生対応はSTR-DN1070のみ。WAV(192kHz/24bitまで)において、最大7.1chのマルチチャンネル再生に対応します。DSD 5.6MHzおよびFLAC/AIFF(192kHz/24bitまで)においては、5.1chまでのマルチチャンネル再生に対応します。
  • ※4:最新のコンテンツ保護技術HDCP 2.2に準拠。各機種パススルー対応している信号の詳細は各商品サイトでご確認いただけます。
  • ※5:HDRとは「High Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)」の略で、通常の放送などで使用されているSDR(スタンダードダイナミックレンジ)信号に比べ、広いダイナミックレンジの輝度情報を扱えるようになります。これにより、白飛びしてしまいがちな明るい部分の色味や潰れてしまいがちな暗部の階調も再現し、肉眼で見ているかのような奥行き感や立体感のある映像を再現できます。
  • ※6:STR-DN1070のVideo入力1は対応していません。
主な特長
1. ソニー独自技術によるさらなる音質の進化(『STR-DN1070』)
1) DSD※1ネイティブ再生※2に対応した最新DAコンバーターを搭載、最大DSD 5.6MHzマルチチャンネルに対応
Hi-Res AUDIO Direct Stream Digital

DSDネイティブ再生に対応した最新のDAコンバーターを新たに搭載しました。これにより、DSDコンテンツ本来の音質を損なうことなく、これまで以上に高品位なハイレゾ音楽再生が楽しめます。さらに、32bit DSPプロセッサーの高い処理能力を活かしきる32bit DA変換を実現。自動音場補正機能「アドバンストD.C.A.C.」や聴感補正技術「サウンド・オプティマイザー」、「イコライザー」などの、32bitで演算された音楽データを余すことなくDA変換できるため、よりクリアで高品位な音楽再生が可能です。加えて、ホームネットワーク上のNASや、USBストレージメディアからの音楽再生※7が、最大DSD5.6MHz、192kHz/24bitのマルチチャンネル音源(DSD:5.1ch、WAV:7.1ch、FLAC:5.1ch)で可能です。ハイレゾコンテンツのマルチチャンネル再生にも対応したことで、臨場感あふれる大迫力のリアルサラウンドもご体感いただけます。

  • ※7:PC/NAS(ネットワーク対応ハードディスク)の音楽再生には、PC/NASにサーバー(DMS)機能が必要です。ネットワーク経由でのDSD再生は、一部のDSDに対応したNASとの接続に限ります。
2) 高音質表面実装抵抗「ファインサウンドレジスター」を採用し、より力強い音質を実現
高音質表面実装抵抗「ファインサウンドレジスター」を採用し、より力強い音質を実現

基板の高密度化に伴い、小型ながら音質にこだわった高音質表面実装抵抗「ファインサウンドレジスター」を新たに開発しました。専用の抵抗素材や構造に加えて、電極に純銅を採用することにより、情報量が多く、力強い音質を実現しています。

2. 最新4K機能への対応を強化、より鮮やかで臨場感ある視聴体験が可能に(『STR-DN1070』『STR-DH770』)
1) HDCP 2.2準拠、4K/60p 4:4:4※6などの最新の4Kコンテンツに対応
HDCP 2.2準拠、4K/60p 4:4:4※6などの最新の4Kコンテンツに対応

すべてのHDMI入出力が著作権保護技術HDCP 2.2に準拠。4K/60p 4:4:4映像信号をはじめ、さまざまな映像機器からの4K信号を、4K対応テレビやプロジェクターなどへパススルーします。色調を圧縮せず、より鮮やかな映像表現が可能で、最新の4Kコンテンツを存分にお楽しみいただけます。

2) HDR※5対応により、現実さながらのリアルな映像を体感
HDR※5対応により、現実さながらのリアルな映像を体感

すでに映画・放送業界で対応が進み、Ultra HD Blu-ray™規格にも採用された、高輝度・高コントラストを実現するHDR信号に対応しました。輝度のダイナミックレンジを拡大することで、全体の明暗の差が大きい映像でも、細部まで忠実な表現が可能になり、立体感、奥行き感、精細感が増し、よりリアルな映像が楽しめます。

3. 有線からワイヤレスまで、幅広いシチュエーションでフレキシブルに楽しめる高品位再生
1) フロントスピーカーだけでも臨場感豊かなサラウンド音場を再現する「S-Force PROフロントサラウンド」(『STR-DN1070』『STR-DH770』)
S-Force PRO FRONT SURROUND

ソニー独自の高精度なデジタル音場処理技術により、フロントスピーカーだけで仮想的にサラウンド音場を再現する「S-Force PROフロントサラウンド」に対応しました。後方にスピーカーを置けない環境でも、豊かな臨場感を楽しめます。加えて、壁からの反射音を利用しないため、部屋の形状の影響を受けにくく、設置する場所の広さや位置にかかわらず、良好なサラウンド再生を可能にします。

2) 「ワイヤレスサラウンド機能※8」により、手軽にリアルサラウンド環境が実現(『STR-DN1070』)
Wireless Surround

ホームネットワーク内の複数の対応機器を連動させるSongPal Link(ソングパルリンク)※9が進化し、新たに「ワイヤレスサラウンド機能」が加わりました。ワイヤレスサラウンド対応スピーカー2台(別売)※8をリアスピーカーとしてワイヤレスで接続することで、臨場感のあるリアルサラウンドを手軽にご体感いただけます。また、従来のワイヤレスマルチルーム機能にも対応し、ご家庭内にある複数のオーディオ機器※10をスマートフォンなどのモバイル端末で一括管理、操作することができ、ご家庭内で部屋を越えて、同じ音楽や異なる音楽をどこでも快適に楽しめます※9

  • ※8:2016年秋実施予定の、本体のソフトウェアアップデートにて提供予定です。ワイヤレスサラウンド機能を楽しむには、同一機種のワイヤレスサラウンド機能対応スピーカーが2台必要です。2016年4月25日広報発表時点での対応予定機種はh.ear go(SRS-HG1)。2016年春以降に発売する新機種で対応機種を拡充予定です。また、『STR-DN1070』の設定画面でワイヤレスサラウンド機能の設定をすることができます。
  • ※9:スマートフォン、タブレットなどモバイル端末での操作には、最新バージョンの専用アプリケーション“SongPal”のインストール、もしくはアップデートが必要です。アプリケーションのダウンロードやアップデートは無料です。
  • ※10:本機能を使用できるのは、2015年以降発売のSongPal Linkに対応したソニー製オーディオ機器です。Wi-Fiまたは有線LANで、同一ネットワーク上で接続してください。
3) 最大4つの部屋で同時に音楽コンテンツを楽しめるゾーン機能(『STR-DN1070』)
スピーカー端子

複数の部屋に設置されたスピーカーを通じ、それぞれ独立した音楽再生ができる、ゾーン機能を進化させました。従来、メインルームのサラウンドバックのスピーカー端子と共有していた「Zone2」のスピーカー端子を独立しました。これにより、「Zone2」を使用する時に、スピーカー端子の接続変更なしに切り替えが可能になります。本機に接続した機器の映像コンテンツはHDMI出力にも対応し、最大4部屋※11での独立再生ができます。なお、スピーカーの音量調整などは、専用アプリケーション“SongPal”から操作できます。

最大4つの部屋で同時に音楽コンテンツを楽しめるゾーン機能(『STR-DN1070』)
  • ※11:アンプに接続した映像機器の入力を、HDMI出力2から独立して「HDMI Zone」出力した場合。
<先行展示のお知らせ>

今回の新商品を、銀座・ソニーショールーム、ソニーストア 名古屋、ソニーストア 大阪、ソニーストア 福岡天神にて、
4月26日(火)より順次展示します。

<主な仕様や詳細に関しては、下記URLからご確認ください。>

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