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声の取扱説明書

ソニー CDラジオカセットコーダー CFD-W77 「声の取扱説明書」


この度は、ソニー CDラジオカセットコーダー CFD-W77(以下「CDラジカセ」と略します)をお買い上げいただき、ありがとうございます。

この「声の取扱説明書」は、CDラジカセの主な機能、使い方を説明したもので、付属の取扱説明書の内容をすべて網羅しているものではありません。
その点をご理解・ご了承いただいた上で、ご使用の前に付属の取扱説明書も併せてご確認くださいますよう、お願い申し上げます。
また、この「声の取扱説明書」の内容は、2008年4月現在のものです。

このCDラジカセには、次のような特長があります。
・CD、ラジオ、カセットテープを聞くことができます。
・カセットデッキを2台搭載しています。
・CD、ラジオ、カセットテープ、マイクからカセットテープに録音できます。
・カセットテープからカセットテープに録音する時は、高速ダビングができます。

この「声の取扱説明書」では、次の6項目に分けて説明しています。
1. 各部の位置と働き
2. 電源を準備する
3. CDを聞く
4. ラジオを聞く
5. カセットテープを聞く
6. 録音する

そのほかの項目については、付属の取扱説明書をお役立ていただくか、またはお客様ご相談センター、お買い上げ店へお問い合わせください。
お客様ご相談センターへのお問い合わせは、「使い方相談」と「修理相談」で番号が変わります。
使い方については、「使い方相談窓口」フリーダイヤル0120-333-020へお問い合わせください。携帯電話、PHS、一部のIP電話ではフリーダイヤルをご利用いただけないため、0466-31-2511へお問い合わせください。
電話がつながると、音声ガイダンスが流れます。最初のガイダンスが流れている間に、「304」を押し、次に「#(シャープ)」を押すと、直接、担当窓口へおつなぎします。

修理については、「修理相談窓口」フリーダイヤル0120-222-330へお問い合わせください。携帯電話、PHS、一部のIP電話ではフリーダイヤルをご利用いただけないため、0466-31-2531へお問い合わせください。
電話がつながると、音声ガイダンスが流れます。最初のガイダンスが流れている間に、「304」を押し、次に「#(シャープ)」を押すと、直接、担当窓口へおつなぎします。

では、基本的な取り扱い方を、6項目に分けて説明します。

1 各部の位置と働き


まず、ざらざらしたスピーカー部のある面が手前に、ハンドルが上にくるようにして置いてください。
はじめに、上の平らな面について説明します。
手前には、ピアノの鍵盤のような形でカセットデッキの操作ボタンが並んでいます。下に押し込んで操作します。

左側が左デッキ用の操作ボタンです。
左から録音ボタン、再生ボタン、巻戻しボタン、早送りボタン、停止/取出しボタン、一時停止ボタンです。
右側には、右デッキ用操作ボタンが並んでいます。
左から順番に、高速ダビングボタン、再生ボタン、巻戻しボタン、早送りボタン、停止/取出しボタン、一時停止ボタンです。

左デッキの録音ボタンは、カセットテープへ録音するときに使います。押すと、右隣の再生ボタンも同時に押されます。
右デッキの高速ダビングボタンは、カセットテープを高速で録音するときに使います。押すと、右隣の再生ボタンも同時に押されます。

次に、左デッキ、右デッキの両方にあるボタンを説明します。
再生ボタンは、押すと再生が始まります。再生ボタンには、小さな突起がついています。
操作時の目印としてお使いください。
巻戻しボタンは、テープを巻戻すときに使います。
早送りボタンはテープを早送りするときに使います。
停止/取出しボタンは、再生、巻戻し、早送りを止めるときや、カセット蓋を開けるときに使います。
一時停止ボタンは、再生を一時停止するときに使います。もう一度押すと、一時停止を解除します。

ボタンの向こう側はそれぞれカセット蓋になっています。左側が録音と再生ができる左デッキ、右側が再生のみできる右デッキです。

左デッキ用操作ボタンの1cmぐらい左に、丸く少しへこんだヘッドホンジャックがあります。ヘッドホンを使うときは、ここにプラグを差し込みます。

右デッキ用操作ボタンの1cmぐらい右側の手前に、円柱の突起があります。マイク音量つまみです。右に回すとマイクの音量が大きくなり、左に回すと小さくなります。
その向こう側に、丸く少しへこんだミキシングマイクジャックがあります。付属のマイクを差し込んで使います。

次に手前側の面について説明します。
手前の面上部は、少し丸みを帯びて上の面へと続いており、比較的大きなボタンが横に5つ並んでいます。
左端に離れているボタンは電源ボタンです。このボタンを押して電源を入れたり切ったりします。

中央部に1cmぐらいの間隔で3つ並んでいるボタンは、左からCDボタン、ラジオボタン、テープボタンです。CDを聞くときはCDボタンを、ラジオを聞くときはラジオボタンを、テープを聞くときはテープボタンを押します。これらのボタンを押すと、電源ボタンを押さなくても自動的に電源が入ります。

右端に離れてあるボタンは、音量ボタンです。ボタンの右側を押すと音量が大きくなり、左側を押すと音量が小さくなります。音量ボタンの「+」側には、小さな突起がついています。操作時の目印としてお使いください。

下に下がって前面に移ります。両側のざらざらした面は、スピーカー部です。
その間のつるつるした部分に、操作ボタンと表示窓があります。
この中央の広い部分は表示窓になっています。その左側には小さな丸いボタンがたてに3つ並んでいます。上から、時計ボタン、タイマーボタン、タイマー入/切ボタンです。
時計ボタンは、時計を合わせるときや、表示窓に時計を表示させるときに使います。
タイマーボタンは、好きな音楽やラジオ番組を、目覚ましのように設定時刻に鳴らすときに使います。
タイマー入/切ボタンは、タイマーの設定を入れたり切ったりします。

表示窓をはさんで右側には、同様に小さな丸いボタンがたてに3つ並んでいます。
上から、スリープボタン、モードボタン、決定ボタンです。
スリープボタンは、指定した時間がたつと自動的に電源を切る設定をするときに使います。
好きな音楽やラジオ番組を聞きながら眠るときなどに便利です。
モードボタンは、CDの再生方法を切り換えたり、ラジオの雑音が気になるときなどに使います。
決定ボタンは、タイマーやスリープの設定、プログラム再生やラジオの放送局を記憶させるときなど、各種設定を決定するときに使います。

丸いボタンの1cmぐらい下に、四角いボタンが横に5つ並んでいます。
そのすぐ下がCDトレイです。

5つ並んだボタンは、左から、選局ボタン、プリセットボタン、再生/一時停止ボタン、停止ボタン、CD開/閉ボタンです。
選局ボタンは、ラジオの選局に使います。
プリセットボタンは、ラジオの放送局を記憶させるときに使います。
再生/一時停止ボタンは、CDを再生したり、再生を一時停止するときに押します。再生するボタンには、小さな突起がついています。操作時の目印としてお使いください。
停止ボタンは、CDの再生を止めるときに押します。
CD開/閉ボタンは、CDを出し入れするときに押します。押すと、手前にCDトレイが出てきます。

次に、向こう側の面について説明します。

向こう側を手前に向けて置いてください。
横長の突起部の上に、ロッドアンテナがついています。
良い受信状態でFM放送やテレビの1チャンネルから12チャンネルの音声を聞くときは、アンテナの右側を持って上に押し上げ、長さや向き、角度を変えてください。
AM放送の受信状態を調整するときはアンテナを使わず、本体の向きを変えてください。

2. 電源を準備する


はじめに、メモリー用の乾電池を入れます。
乾電池は、停電時にタイマーや記憶させた放送局の設定を保つために使います。
乾電池だけではCDラジカセは動作しませんので、必ず電源コードをつないでください。

では、ざらざらとしたスピーカー部が向こう側になるように、置いてください。
ロッドアンテナの右端の下2cmぐらいのところに、乾電池入れのふたがあり、ふたの右側には縦長の突起があります。
縦長の突起に指をかけ、左側に押してふたを手前に開けます。
ふたの左端は本体にくっついています。ここに別売りの単3形乾電池3個を入れます。
乾電池は、下に横並びで2個、上に1個入れます。下の左側は穴のようになっているため、右側からマイナス面を左に向けて入れます。
その後、その右隣にもう1個同じ向きで入れます。
上は、右のバネ側にマイナス面がくるように入れます。
下の2個の電池とはプラス/マイナスの向きは反対になります。

乾電池を入れたら、ふたを閉めてください。

次に、付属の電源コードをつなぎます。
ロッドアンテナの右側に、二つ穴の電源コードの差し込み口があります。
付属の電源コードの先端が平らな方をたてにして、しっかりと差し込んでください。
もう片方を、コンセントに差し込みます。

3. CDを聞く


手前の面上部の丸みを帯びた面の中央部に、横3つに並んだボタンがあります。
その一番左のCDボタンを押します。
CDボタンからずっと下に下がった手前の面中央部に、横5つに並んだボタンがあります。その右端のCD開/閉ボタンを押すと、CDトレイが手前に出てきます。CDの文字のある面を上にして、トレイのくぼみに沿って置きます。
CD開/閉ボタンを押してトレイを閉めます。
CD開/閉ボタンの2つ左の再生/一時停止ボタンを押すと、再生が始まります。

再生を止めたいときは、再生/一時停止ボタンの右隣の停止ボタンを押します。
再生を一時停止したいときは、再生/一時停止ボタンを押します。もう一度押すと、一時停止が解除され再生が始まります。
選曲したいときは、再生/一時停止ボタンの左隣のプリセットボタンを押して操作します。横長のボタンの右側を押すと次の曲へ進み、左側を押すと曲の頭に戻ります。
このプリセットボタンの右側を押し続けると、聞きながら早送りができます。左側を押し続けると、早戻しができます。

CDには、いろいろな再生方法があります。
CDボタンを押した後、CD開/閉ボタンの上にたて3つに並んだボタンの真ん中にあるモードボタンを押して、再生方法を選ぶことができます。
押すたびに、1曲リピート、全曲リピート、順不同に再生するシャッフル再生、シャッフルリピート、プログラムした順で再生するプログラム再生、プログラムリピート、通常再生の順に切り換わります。

4. ラジオを聞く


手前の面上部の丸みを帯びた面の中央部に、横3つに並んだボタンがあります。
その真ん中のラジオボタンを繰り返し押して、FM、AMまたはTVを選びます。
TVは、1チャンネルから12チャンネルの音声を聞くことができます。
ラジオボタンからずっと下に下がった手前の面中央部に、横5つに並んだボタンがあります。その左端の選局ボタンを押して、聞きたい局を選びます。
横長のボタンの右側を押すと周波数が大きくなり、左側を押すと小さくなります。
押したままにした後、指を離すと、放送局を自動的に受信して止まります。
別の局を自動的に受信したいときは、再度押したままにした後、指を離します。

FMステレオ放送の雑音が気になるときは、ロッドアンテナで受信状態を調整します。
それでも雑音が多いときは、ラジオボタンの右斜め下にたて3つに並んだボタンの真ん中にあるモードボタンを押します。このとき、音はモノラルになります。
AM放送は、本体の向きを変えて受信状態を調整します。

なお、地上アナログテレビ放送は2011年7月までに終了することが、国の法令によって定められています。
地上アナログテレビ放送終了後は、このCDラジカセではテレビの音声を聞くことはできません。

5. カセットテープを聞く


手前の面上部の丸みを帯びた面の中央部に、横3つに並んだボタンがあります。
その一番右のテープボタンを押します。
上の面手前に並んでいるカセットデッキの操作ボタンは、左側6つは左デッキ用、右側6つは右デッキ用操作ボタンです。
使うデッキの操作ボタンの右から2つめの停止/取出しボタンを押して、ボタンの向こう側にあるカセット蓋を開けます。ふたはこちら側が開きます。
カセットテープは聞きたい面を上に、テープが出ている方を手前にして入れます。
テープを入れたら、カセット蓋を上から手で押して閉めます。
カセットテープを入れたデッキ側の操作ボタンの左から2つめの再生ボタンを押すと、再生が始まります。

早送りをしたいときは、停止/取出しボタンの左隣の早送りボタンを押します。
巻戻しをしたいときは、早送りボタン左隣の巻戻しボタンを押します。
再生、早送り、巻戻しを止めたいときは、停止/取出しボタンを押します。
一時停止をしたいときは、右端の一時停止ボタンを押します。
一時停止を解除するには、もう一度一時停止ボタンを押します。

なお、再生中にもう一方のデッキ用の操作ボタンを押すと、再生速度が変わることがありますので、ご注意ください。

6. 録音する


録音は左デッキで行います。
右デッキは再生専用ですので、録音できません。

はじめに、録音用のカセットテープを左デッキに入れます。
左デッキ用操作ボタンの右から2つめの停止/取出しボタンを押してカセット蓋を開け、録音したい面を上に、テープが出ている方を手前にして入れます。
テープはTYPE I(タイプ ワン)のノーマルテープをお使いください。

次に録音したい音源を選び、録音します。
CDを録音したいときは、まず、手前の面上部の丸みを帯びた面の中央部にある横3つに並んだボタンの一番左にあるCDボタンを押して、音源をCDに切り換えます。
次に、右下のCD開/閉ボタンを押してCDトレイを手前に出し、CDの文字のある面を上にしてトレイのくぼみに沿ってCDを入れます。
CD開/閉ボタンを押してトレイを閉めます。
この状態で左デッキ用操作ボタンの左端にある録音ボタンを押します。
右隣の再生ボタンも同時に押され、CDが自動的に再生されて録音が始まります。

ラジオを録音したいときは、まず、手前の面上部の丸みを帯びた面の中央部にある横3つに並んだボタンの真ん中のラジオボタンを繰り返し押して、FM、AMまたはTVを選びます。
次に、ラジオボタンからずっと下に下がった手前の面中央部に横5つに並んだボタンがありますので、その左端の選局ボタンを押して、録音したい局を選びます。
受信方法について詳しくは、「4. ラジオを聞く」でご確認ください。
この状態で、左デッキ用操作ボタンの左端にある録音ボタンを押します。
右隣の再生ボタンも同時に押され、録音が始まります。

カセットテープを録音したいときは、まず、手前の面上部の丸みを帯びた面の中央部にある横3つに並んだボタンの一番右にあるテープボタンを押して音源をテープに切り換え、右デッキに録音したいテープを入れます。
右デッキ用操作ボタンの右から2つめの停止/取出しボタンを押して、ボタンの向こう側にあるカセット蓋を開けます。カセットテープは録音したい面を上に、テープが出ている方を手前にして入れます。テープを入れたら、カセット蓋を上から手で押して閉めます。
この状態で、左デッキ用操作ボタンの右端の一時停止ボタンを押してから、左端の録音ボタンを押します。右隣の再生ボタンも同時に押され、録音一時停止状態になります。
次に右デッキ用操作ボタンの左から2つ目の再生ボタンを押すと、録音が始まります。
高速で録音したいときは、再生ボタンの左隣の高速ダビングボタンを押します。

いずれの場合も、録音を止めたいときは、左デッキの停止/取出しボタンを押します。
録音を一時停止したいときは、左デッキの一時停止ボタンを押します。
もう一度押すと、録音を再開します。
録音中に音量を変えても、録音される音は変わりません。

以上で、CDラジオカセットコーダーCFD-W77「声の取扱説明書」を終わります。
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