ソニーラジオカセットコーダーWM−GX655声の取扱説明書 この度はソニーラジオカセットコーダー WM−GX655(以下ウォークマンと略し ます)をお買い上げいただき、ありがとうございます。 このウォークマンは付属のステレオマイクやテレビ・ラジオからの録音ができます。 また、乾電池併用で36時間の長時間再生、主な放送局が予め記憶されたマニュア ルエリアコール機能等の特徴もあります。 このテープはウォークマンの基本的な取扱いを説明しています。その他の項目につ いては、付属の取扱説明書をお役立ていただくか、 又は、お客様ご相談センター、お買い上げ店までお尋ね下さい。 お客様ご相談センターの電話番号は 東京03−5448−3311、名古屋052 −232−2611、大阪06−6539−5111です。 A面では、次の2項目について説明しています。 1. 電源を準備する。 2. 各ボタンの位置と働き。 B面では、次の4項目について説明しています。 3. テープを聞く。 4. ラジオを聞くための準備。 5. ラジオを聞く。 6. 録音する。 このテープには、説明の区切りごとに次のような信号が入っています。 (SE:インデックス音) この音を目安に、聞きたいところの頭出しができます。 (SE:インデックス音) 1. 電源を準備する。 ほぼ中央に凸点のある広い面を上に、凸点のある細い面を向こう側にして横長に置 いて下さい。 通常はこの位置で使います。 充電式電池で使う場合は、まず、充電式電池を充電します。 付属の充電器の溝の、突起がある方に、充電式電池の平らな面を合わせて差し込み 、充電器をコンセントに差し込みます。 約2時間で充電が完了します。 充電が終ったら充電器をコンセントから抜きます。電池を取り外してウォークマン に入れます。 左側面の手前にザラザラした充電式電池蓋があります。 ここを手前にスライドさせると蓋があきます。 蓋は完全には外れないようになっています。 充電式電池を、平らな面、つまりマイナス面を奥にして入れます。 蓋を下ろし、カチッと音がするまで押して閉めます。 乾電池で使う場合は、付属の乾電池ケースをウォークマンに取り付けます。 ケースはダイアルの付いた面を上に、突起のある面を右にして、ウォークマンの左 側面に合わせます。 ケースの突起とウォークマンのねじ穴を合わせ、ケースの上の面にあるダイアルを 手前に回して固定します。 ケースをウォークマンから取り外す時はダイアルを向こう側へ回します。 付属の乾電池1本を乾電池ケースに入れます。 ケースの下の面中央のへこんだ部分に指をかけ、左に開きます。 電池を平らな面をケースの、バネのある側にして縦に入れます。カチッと音がする まで蓋をしめます。 電池の持続時間は、 単3アルカリ乾電池を使った場合、再生29時間、マイク録音10時間、ラジオ録 音6.5時間です。 充電式ニカド電池とアルカリ乾電池を合わせて使った場合、再生36時間、マイク 録音13時間、ラジオ録音9時間です。 消耗してくると、音が不安定になったり、雑音が多くなったりします。 尚、別売りのACパワーアダプターAC−E15Lを使ってコンセントにつないで 使うこともできます。その場合は、付属の乾電池ケースをウォークマンに取り付けて、 ケース手前面の外部電源用ジャックにACパワーアダプターをつなぎます。 (SE:インデックス音) 2. 各ボタンの位置とはたらき 右側面 手前から Remoteジャック、マイクジャック、ザラザラしたHoldスイッチ、ボリ ュームダイアルです。 Remoteジャックは付属のリモコン付ヘッドホンをつなぎます。マイクジャックは付 属のステレオマイクをつないでマイクからの音を録音できます。 Holdスイッチはスイッチを向こう側へずらすと、他のボタンが効かなくなります。 ボリュームつまみは向こう側へ回すとボリュームが上がります。 上の面 左端に三つボタンが縦に並んでいます。 手前から Enterボタン、チューニングマイナスボタン、チューニングプラスボタン です。 チューニングボタンはマニュアルでラジオの周波数を合わせる時に使います。 その右には早送り/巻戻しボタンがあります。真ん中に細いへこんだ線があります。 その線を境に上側が早送り、下側が巻戻しボタンになっています。 プリセットされたラジオの局を選ぶときも 、このボタンを使います。 その右側の一番手前に、突起のある録音スイッチがあります。スイッチを右にずら すと録音ができます。 その向こうに、凸点のあるRADIO ON/BANDボタンがあります。押すとラジオがつ きます。 更に押すとラジオのバンドが切替わります。 その向こうはツルツルした液晶表示窓です。 その右側は 再生/停止ボタンです。早送り/巻戻しボタン同様、真ん中に細いへこ んだ線があります。その線を境に上側が再生、下側が停止ボタンになっています。 停止ボタンはラジオを切る時にも使います。 左側面 手前のザラザラしたところが充電式電池入れです。手前にひっぱると開きます。 ここに付属の充電式電池を入れます。その向こう側に付属の乾電池ケースをつける穴が 三つあります。 下の面 下の面はカセット蓋になっています。カセットテープを入れるときはここを開けて テープを入れます。 向こう側の面 中央に凸点のついた横長のスイッチがあります。OPENつまみです。 右にずらすとカセット蓋が開きます。 手前の面 右端にISSスイッチがあります。 スイッチは左から1.2.3段階になっています。 AMを録音中に雑音が聞こえたら、雑音が聞こえない位置に切替えて下さい。 テープB面 (SE:インデックス音) 3. テープを聞く 向こう側の面の中央にあるOPENつまみを右側へずらします。そのまま下の面を ひっぱると蓋が開きます。 カセットテープは、テープが出ている方を向こう側にして持ちます。 そして再生したい面を、蓋側に沿わせていれ、手でカセット蓋を閉めます。 上の面右側にある再生/停止ボタンの上側を押すと、ピッと音がして表面が再生さ れます。もう一度押すとピピッと音がして裏面が再生されます。 再生を止めるには 再生/停止ボタンの下側を押します。 再生中に早送り/巻戻しボタンを押すと、頭出しができます。 飛ばしたい曲数だけボタンを押すとその場所へ頭出しできます。頭出しは前後9曲 まで可能です。 (SE:インデックス音) 4. ラジオを聞くための準備 このウォークマンには地域ごとの主な放送局があらかじめ記憶されているので、お 住まいの地域を選ぶだけで放送局をプリセットできます。 上の面中央のRADIO ON/ BANDボタンを押してラジオをつけます。 地域を選ぶには、上の面左端の一番手前にあるENTERボタンを押します。 次にRADIO ON/BANDボタンをピッと音がするまで押します。 早送りボタンを押して地域番号を選択します。 早送り/巻戻しボタンの上側を押すごとに、地域番号が、 1:札幌 2:仙台 3:北関東 4:南関東5:名古屋 6:大阪 7:広島 8:福岡 9:JR新幹線 10:アメリカ 11:ヨーロッパ の順に切替わります。更にボタンを押すと 1の札幌に戻ります。 1に戻った時はピピッと音がします。 最後にEnterボタンを押して地域の設定終了です。 (SE:インデックス音) 5. ラジオを聞く 上の面中央の RADIO ON/ BANDボタンを押してラジオを付けます。 RADIO ON/ BANDボタンを押すとAMとFMが切替わります。 AMを選ぶとピピッ、FMを選ぶとピッと音がします。 早送り/巻戻しボタンで放送局を選んで下さい。ラジオを止めたい時は再生/停止 ボタンの下側を押します。 (SE:インデックス音) 6. 録音する。 カセットテープは必ずタイプ1(ノーマル)をお使い下さい。 カセットテープを入れます。録音したい面を蓋側に沿わせていれます。裏面には続 けて録音できません。 ラジオを録音するには、まず、録音する局を受信します。 上の面中央の録音スイッチを右にずらすと、約2秒後に録音が始まります。 録音を止めたい時は、再生/停止ボタンの下側を押して下さい。 マイクから録音するには、付属のマイクを右側面手前から2つ目のマイクジャック につなぎます。 録音スイッチを右にずらすと、約2秒後に録音が始まります。 録音を止めたいときは、再生/停止ボタンの下側を押して下さい。 以上でソニーウォークマンWM−GX655声の取扱説明書を終ります。