商品情報・ストアコンポーネントオーディオSTR-DN2030特長 : 音質
STR-DN2030
マルチチャンネルインテグレートアンプ

STR-DN2030

商品の特長 | 音質

フロントハイ・スピーカーを含めた7.1ch再生対応の充実した音場モード

STR-DN2030では、フロントハイスピーカーに対応した多彩な音場モードを採用。これまでのサラウンドバックスピーカーを使用した7.1ch(SB7.1ch)に加えて、フロントハイスピーカーを使った7.1チャンネル(FH7.1ch)をさまざまな音場で楽しめます。フロントハイスピーカーを使って、センタースピーカーの音源位置を画面内の高さに調整できる最新の「センタースピーカーリフトアップ」機能も搭載しました。音場モードは、ESシリーズに搭載されている「HD-D.C.S.」をはじめ、ベルリン・フィルハーモニック・モード、コンセルトヘボウ・モード、ムジークフェライン・モード、ジャズクラブ、スタジアム、スポーツ、マルチステレオなどのほか、ドルビープロロジック・IIzなど多彩な音場モードが選択できます。

フロントハイ・スピーカーを利用して、センタースピーカーの音像位置を好みの高さまで引き上げられる機能です。一般的に画面の下に配置されることが多いセンタースピーカーは、映画のセリフなどのセンターの音が画面の下から聴こえてしまいがちです。「センタースピーカーリフトアップ」は、これを0(off)、1-10で調整ができ、画面とセンター音像を一致させることが出来ます。

映画館の臨場感豊かな響きを再現する「HD-D.C.S.」

映画館の臨場感豊かな響きを再現する「HD-D.C.S.」に、フロントハイスピーカーを利用し、画面内の高さ感を再現する「フロントハイ」モードに対応。ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(SPE)の協力でおこなったダビングシアター「ケリーグラントシアター」の測定データを詳細に解析し、スクリーン内の高さ感を表現している反射音成分を改めて抽出・再現したことで、まさに映画館が持つ高さ感を表現することができました。ホームシアターではサラウンド側の高さ感は比較的再現しやすいですが、画面側の高さ感の再現はとても難しいものでした。「HD-D.C.S. フロントハイ」は、この画面内の高さ感の表現に成功。スクリーン全体から迫力ある映画サウンドが飛び出してくる、まさに3D時代にふさわしい音場モードです。従来の「HD-D.C.S. スタンダード」が「広さ感」を表現する「HD-D.C.S.」だとすると、「HD-D.C.S. フロントハイ」は「高さ感」を表現する「HD-D.C.S.」といえます。

「サウンド・オプティマイザー」は、映画制作時の音量と再生時の音量の違いが原因で発生する聴感上の周波数特性の違いを補正する世界初の機能です。音量の変化により、低音や高音が聴こえにくくなる人間の聴感特性に対して、聴感補正フィルタをリニアに変化させて補正することで、正確で高性能な聴感コントロールを行います。これまで、こうした聴感補正は、フロントやサラウンドスピーカーの能率(出力音圧レベル)の差が大きすぎるため、十分な補正ができず効果も得られにくいものでした。しかし、STR-DN2030では、自動音場補正機能「アドバンスドD.C.A.C.」 での測定時に各スピーカーの能率を測定することで、あらゆる音量に対して、位相の変化にも対応した最適な聴感補正カーブを発生させる仕組みを開発・搭載しました。

たとえば小音量での再生では、低音不足や音の響きなどの微細な情報が聴こえにくくなり、スケール感や空間の広がりが失われがちですが、「サウンド・オプティマイザー」(*)が最適な聴感補正を行うことにより、小音量再生時でも、作り手が意図したバランスで映画特有の臨場感や音場感などを損なうことなく楽しむことができます。 「サウンド・オプティマイザー」(*)は「A.P.M.」とあわせて、ホームシアターが抱える問題点を解決する機能です。

  • * 「サウンド・オプティマイザー」は自動音場補正機能の測定値を基準に補正を実行しますので、動作させるには自動音場補正を実行した上で、アンプ本体のフロントパネルかリモコンのボタンで「サウンドオプティマイザー」を「LOW」または「NORMAL」にしてください

「アドバンスト D.C.A.C.」(=自動音場補正+A.P.M.)

ソニーの自動音場補正機能「D.C.A.C.」は、付属の測定マイクロフォンを使い、部屋の音響特性を約30秒で自動測定し、距離、レベル、音圧の周波数特性を精密に補正する技術です。

マルチチャンネル再生は、フロント、サラウンド、センターの全てのチャンネルに同じスピーカーを用いて音圧と位相の両方の周波数特性を一致させておくことが理想です。しかし家庭では、異なるスピーカーを使うケースがほとんどです。

自動位相マッチング機能「A.P.M.(Automatic Phase Matching)」(*)は、フロントスピーカーと異なるスピーカーをサラウンドやセンターに使った場合でも、位相特性をフロントの特性に合わせて揃えることでチャンネル間の音のつながりを向上させる技術です。すべてのスピーカーをフロントスピーカーで構築したかのような、気持ちのよいつながりのあるサラウンド空間を再現。フロントスピーカーの特性は変更せず、他のスピーカーの位相特性だけを補正するので、フロントの音質への影響なく、壁反射による位相の乱れ、ホーン型/コーン型/ドーム型といったスピーカーの形式の違いに起因する位相特性のズレも正確に補正します。

  • * 「A.P.M.」は自動音場補正機能に組み込まれているので、動作させるには自動音場補正を実行してください

高音質なネットワーク音楽再生に対応

音楽配信サービスの普及に対応し、さまざまな音楽ファイルの再生に対応しました。また、192kHz/24bit 5.1ch信号に業界で初めて対応。マルチチャンネル収録されたハイサンプリング音源の楽曲もより高音質で楽しめます。 (192kHz/24bit 5.1ch信号は、LAN 端子(DLNA), 及び、前面のUSB端子(USBストレージ再生)での対応となります。)

  • * 2012年9月3日広報発表時点

高音質ハブ型高速ネットワークエンジン

音楽データを、NAS(ネットワークHDD)などに保存してネットワーク経由で再生するネットワーク音楽再生をより高音質で楽しむため、「高音質ハブ型高速ネットワークエンジン」を搭載。ネットワーク基板にヒートシンクを搭載し、回路の発熱量が大きくなっても騒音と振動を発生させること無く高音質を維持。さらに温度が大幅に上昇した時にのみ動作する回路保護用の静音ファンも備えます。

「ハブ型高速ネットワークエンジン」には、高音質の4ポート・スイッチングハブを搭載。アンプ側にスイッチングハブを備えることで、NASとアンプを直結できたり、ノイズ源となる可能性のあるパソコンを別のスイッチングハブを経由させることで信号経路的に遠ざけたりと、音質に配慮したネットワーク接続ができます。また、STR-DN2030では新たに使用していないポートの回路動作を個別に停止できるようになりました。信号のない入力回路のノイズの増幅を停止することで高音質を実現します。

  • * 2012年9月3日広報発表時点

「ワイドバンド・メタルコアモジュール」を採用したパワーアンプを採用

従来、このクラスのモデルの電圧増幅は、ICを使用してきました。音質は十分によいのですが、帯域がやや狭いため上位モデルと同様の広帯域パワーアンプにならず、若干のフォーカス不足がありました。その為、上位機種同等のディスクリート回路にするため、回路のモジュール化を図った「ワイドバンド・メタルコアモジュール」を新たに採用しました。これにより、フルディスクリートならではのダイナミックで抜けのよい、素晴らしい高音質を獲得しました。

豊かで力強い低音と包み込むような包囲感を実現する「ショートパスグラウンド」

アナログ入力回路設計の合理化と、ワイドバンド・メタルコアモジュールによる7チャンネルパワーアンプのオンボードにより全てのアナログ信号系を、一枚のメイン基板上に搭載。これによりグラウンド経路長を従来比(*)で約40%短縮し、安定したノイズに強いオーディオ系が完成。上位モデルに勝るとも劣らない、豊かで力強い低音、芳醇な間接音による広がり、包み込むような包囲感を実現できました。

  • * TA-DA3600ESとの比較

前後左右に加え、高さ方向の音場を再現する「ドルビープロロジックIIz」

サラウンド再生の基本的な構成である5.1chに、左右のフロントスピーカーの上方にスピーカーを配置することで、前後左右に加えて高さ方向の音場表現を可能にするもの。音場再現に高さ方向が加わることで、音場の立体感がより高まり、さらに臨場感豊かなサラウンドが再生できます。

  • ※ サラウンドバックチャンネルを配置した7.1chサラウンド方式の場合、ドルビープロロジックIIzは選択できません

「ポータブル・オーディオ・エンハンサー」搭載

ホームオーディオ機器にポータブルオーディオ機器を繋いだ場合に、音の広がりが失われたように聴こえることがあります。これは、ポータブルオーディオ機器に音源を記録する際の圧縮時に、高域信号が失われるためです。そこで、高域を補正することにより、そのような音楽データでも豊かな音質で再生することができるようになります。

ホリゾンタル・FBエンボスシャーシ

近年増加している低音域の充実した音楽作品の再生音質や、映画再生時のSEの分解能や迫力を高く維持するため、シャーシ剛性を高く設計したホリゾンタルFB(Frame and Beam)エンボスシャーシを搭載。このシャーシは、まずフロント/バック/左右のシャーシ4面で構成されるフレームを合理的に結合、補強することで箱としての基本強度を高めています。またシャーシ底面には、左壁から右壁まで貫通した絞り加工を施したほか、多数の補助的な絞り加工を合理的に施すことによりシャーシ底面がたわむことを防止しています。たとえば電源トランスの重量によるシャーシ変形を防止し、内部の各基板もしっかりとホールドしています。こうした合理的で強度の高いシャーシにより、大きな音圧がかかったときに発生する部品の振動レベルが下がり、音の濁りが防止され、スピード感と量感の両立した低音を実現しました。例えば、グランカッサやティンパニーの連続強打時に空間に放たれる空気の揺れ、映画の衝撃音、爆発音などの迫力が高度に再生できます。また音楽再生においてはリズム感、エンターテインメント性ともに良質で強力な再生を実現しています。

新開発・高純度無鉛高音質はんだ

オーディオ製品の製造において、最も重要なパーツがはんだです。何千箇所にも及ぶ信号経路上の部品を接続するのがはんだであるため、その品質がアンプの性能に大きな影響を与えます。ソニーでは、2005年モデルからソニーで独自開発した音質専用はんだを採用してきましたが、STR-DN2030ではさらなる高音質を追求し、「高純度無鉛高音質はんだ」を開発、採用しました。はんだの母材となるすずに純度99.99%以上の超高純度材を採用し、高純度無酸素度や微量元素を高音質化を考慮して配合することで、より自然で豊かな音質を実現しました。