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法人のお客様向け製品導入提案

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導入事例 VAIO

ソニー銀行 様

Androidタブレットの概念を超えた
セキュリティーで、金融ビジネスを
変えていく。
ITソリューションに対し、この上なくシビアな安全性・信頼性と、即効性ある導入効果が求められる金融ビジネスの世界。
その重い扉を、Xperia™ が開こうとしています。

導入事例イメージ
ソニー銀行 様

待ったの利かないビジネスの最前線に、タフな意志決定ツールを

オンラインサービスに特化した新時代の銀行として誕生し、幅広い顧客の信頼を得て躍進を続けるソニー銀行。同社では、スピード感あるそのビジネスをさらに飛躍させるため、経営層の意志決定を、より速く、いつでも、どこでも可能にすることを目指したタブレット端末の導入を決定。そこで選ばれたのが、Xperia Z2 Tabletです。Xperia™ in Businessというソリューションの総合力が、その理由となりました。

業 種 導入機種 使用用途
銀行業 Xperia™ Z2 Tablet 経営層の社外における
意志決定のためのツールとして

IconXperia Tablet を採用した3つのポイント

 
  • Androidタブレットの概念を超えるセキュリティー

    シビアな銀行業務に耐える
    強固なセキュリティー


    Androidタブレットは、そのオープン性ゆえに、信頼性を求められるビジネスの現場では、セキュリティーへの不安が言われてきた。Xperia™ in Businessでは、システムからネットワークまでの各レイヤーで高いセキュリティーを実現。同社ではVDI環境をVPN経由で利用することで、社内と同レベルの作業環境をタブレット上で実現している。
  • 高いシステム
    連携性

    既存の業務システムや
    ネットワークハードウェア
    との親和性

    企業の現場で利用されている各種の業務システムや、MDMなど、セキュリティーに大きく資するポリシーとAPIにも幅広く対応。通常、ネットワーク機材ベンダーに依存しがちな接続適合性などの情報も、検証の上、豊富に提供されており、導入のリードタイム短縮とシステム設計の柔軟性に、大きなメリットがあった。
  • 信頼の
    モバイル性能

    終日作業可能なスタミナ
    そして防滴・防塵性


    同社マネージメント層のアクティブなワークスタイルに応え、終日利用にも対応可能なバッテリーのスタミナが第一のポイント。加えて、万一のアクシデントにも安心な防滴・防塵性が、スリムで軽量なボディと両立されていることも高い評価を得ている。
 
Icon導入経緯

実を取って名も捨てず。Xperia™ Z2 Tabletならそれができる。

 

Image ソニー銀行 システム企画部部長
福嶋達也 氏
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セキュリティーは、すべてに優先します

 福嶋 ソニー銀行は、IT技術とインターネットの発展を背景に、個人のお客様を対象とした高度な金融サービスの提供を企業ミッションとして2001年に誕生しました。
 私たちは、お客様に対し、IT技術を最大限に活用することで、常に最新にして最高のサービスをお届けすることを目指しています。この度、執行役員や取締役などのマネジメントメンバー向けに、タブレットを使った、意志決定のための情報やシステムへのアクセス手段の提供に取り組んでいるのも、ソニー銀行のサービスをいっそう高度化し、そのための意志決定を迅速化したいという願いに基づくものです。
 とは言え、何よりもお客様からの信頼が大切な銀行として、こうした取り組みにおいても、常に高いセキュリティーを保ち続けることは、言うまでもない大前提となります。
 Xepria™ in Businessでは、アプリケーションやストレージのレイヤーだけでなく、システムレベルの安全性が大きく高められている点に注目しました。オープンプラットフォームであるAndroidタブレットに関しては、従来、どうしてもセキュリティーの懸念がつきまといがちでしたが、Xperia™ in Businessで提供されている、独自の多階層セキュリティー設計は、このプロジェクトの立ち上げにあたって、大きな動機付けとなりました。

目的でなく、手段としてのタブレット

 西林 Xperia™ in Businessでは、端末内でのアプリケーションの動作や、ストレージについても高いセキュリティーが確保されていると聞いています。しかし、私たちの今回の取り組みでは、あくまでも社内と同等の業務環境を持ち出せるようにすることが目的でした。タブレットはそのための手段であり、それを使うことを目的化しない、というスタンスです。
 今回はシステムレベルの高いセキュア性と同時に、ネットワーク環境においても高い接続性が期待できたことから、VDI(Virtual Desktop Infrastracture)環境を構築し、VPN接続を介してXperia™上で、社内と同等のデスクトップ作業環境を提供することにしました。
 いくらスペックを満たしていても、実際に接続検証を行ってみると「相性」という目に見えない壁が立ちはだかることは、社内システム担当者なら誰しも経験することだと思いますが、Xperia™ in Businessでは、セキュアルーターとの接続性情報が豊富に検証され、提供されています。ルーターのベンダーではなく、端末メーカーがこうした情報をしっかり整えてくれているのは、ユーザーとして実にありがたいですね。
 実際にも、私たちの心配をよそに、接続テストはスムーズに完了しました。スピード感を持って、しかも信頼できるネットワーク環境を築くことができたのは、Xperia™ in Businessだったからだと思っています。

Image ソニー銀行 システム企画部
西林夏子 氏
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Icon導入効果

Xperiaは今、ビジネスシーンへ

 

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BCPにもつながる、ハード&ソフトのタフネス

 福嶋 今回の取り組みは「業務環境の社外への持ち出し」が狙いだと申し上げました。そのスタンスに立つと、実はPCそのものの持ち出しという選択肢も出てきます。にもかかわらずXperia™を選んだのは、まず第一に、PCには望めないスタミナ性能です。終日の社外作業にも余裕で対応できるバッテリー持続時間は、プロジェクトの目的において必須でした。その他、防滴・防塵性といったハードウェアとしての堅牢性も評価のポイントとなっています。
 もちろん、持ち歩きに伴って想定される盗難や紛失といったさまざまな状況に対しては、ハードウェアだけでなく、Xperia™ in Businessの特長でもある、豊富なMDM関連のAPIやポリシーへの対応を生かして、十分な対応を行っていきたいと考えています。
 ハード、ソフトの両面で堅牢性を確保したXperiaを、私どもの経営層が常に携帯することで、例えば災害時であっても、データセンターや通信回線さえ健在であれば、常に最新の情報を参照し、適確な経営判断が下せるようになると期待しています。その意味で、Xperia™ in Businessの導入は、BCPの一環であるとも言えるでしょう。

「できる,ひろがる.」

 福嶋 私たちの社内システムには、通常の事務を行うための「一般系」と、決済等を含む銀行業務のための「銀行系」の二つがあります。今回のタブレット導入は前者が対象ですが、このステップが順調に進めば、将来的には銀行系システムへのタブレット接続の検討も予定しております。
 また、タブレットの利用を経営層だけでなく社員に広げれば、一人ひとりがより機動的に業務に取り組むことを期待できるほか、在宅勤務を含む、社員のより多様な働き方を応援できる環境を構築できるのではないでしょうか。
 私たちのコーポレートスローガンは「できる,ひろがる.」です。Xperia™ in Businessの導入をきっかけに、これからも「できる」ことを着実に広げていきたいと考えております。

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