法人のお客様デジタルペーパー 事例紹介 Digital Paper VOICE
数学者 清水達郎 様
数学者 清水達郎 様
子供の頃から数学者に憧れ、研究の道に進む。数理解析に関する研究所に属している。専門分野はトポロジー(位相幾何学)。
デジタルペーパーは目にやさしい

小学生の頃から算数が大好きな子供でした。ある先生が算数のクイズを提示してくれて、それについて半年近く考えましたが答えに至りませんでした。結局、それは現在でも解が発見されていない未解決問題の一つです。学校で習うことには全て答えがあると思い込んでいた私は、そこで数学の面白さを知って数学者の道を進んできました。専門分野は幾何学です。「柔らかい幾何学」とも呼ばれるトポロジー(位相幾何学)の研究をしています。

発売当初からデジタルペーパーの存在は知っていて気になっていました。購入したきっかけは数学者が集まる研究集会で知り合いの先生がデジタルペーパーでノートをとっていたのを見かけたことです。そのときに少し触らせていただきました。

それまでも論文を読むためにタブレット端末を使用していましたが、液晶画面だったので長時間読んでいると目が疲れました。E Inc®社のディスプレイを使っているデジタルペーパーは目にやさしいです。


外出先で論文が読める 図書館を持ち歩いている感覚

「歩きながら考える」のが私の思考スタイルです。机に座るとアイデアが沸きません。頭の中でイメージをまとめ積み重ねていくと、近所の街や川沿いを散歩しているときに良いアイデアが生まれます。移動中の電車や喫茶店も考える場所に適しています。「アイデアを書きとめる、気になる論文を読み返す」そんなとき鞄にデジタルペーパーが入っていると安心です。出張もデイバッグひとつで身軽に出掛けます。デジタルペーパーは薄くて軽いので鞄に入っているのも忘れてしまうほどです。図書館を毎日持ち歩いているような感覚です。

大学が契約している論文サービスからPDFをデジタルペーパーにダウンロードしています。50ページ近くある英語論文が100本ほどの量です。以前はその時に必要な2〜3本の論文をプリントアウトして持ち歩いていたので、重くかさばっていました。もちろん持ち歩いている以外の論文を参照することもできませんでした。アイデアは唐突に思いつくので研究室と自宅の両方に同じ論文を置いていました。山積みになり、いざ必要なときに見つからない状況でしたが、デジタルペーパーを導入して部屋がきれいになりました(笑)。

デジタルペーパーを使い始めて「読む」ことに加え「ノートを書く」ことも便利だと感じました。実は、デジタルデバイスに書くことに対して抵抗感がありました。しかし、実際に使ってみると想像以上に反応が良く書きやすく、消しやすかったです。アイデアをまとめていく過程の書き直しがやりやすいのです。以前は紙の計算用紙に書き、大事なものはスキャニングしてデータ保存していたので結構な手間になっていました。現在は制限されることなく書き残すことができます。


海外の数学者も欲しがっていました

デジタルペーパーを研究集会などで使用していると、特に海外の研究者にはビックリされます。「こんな薄くて便利なものが日本にあるのか!」とフランスの研究者が欲しがっていましたし、外国の研究者は実際にデジタルペーパーを持っていました。

数学は孤独な研究だと思われがちですが、ひとりではできない研究です。人と話すことが重要です。自分でまとめた考えを他の研究者に投げかけて、その人の考えもフィードバックしてもらって研究を深めていくことが不可欠なのです。

他の数学者と議論するのはホワイトボードを使って行うことが多いですが、デジタルペーパーは画面が大きいので、将来的に議論の道具にも使えるようになったら面白いですね。

取材日 2016年2月
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