商品情報・ストア Sony's feature Hi-Res 10 songs vol.2 [前編] : ハイレゾ10曲
 

Hi-Res 10 songsvol.2 : 石塚真一
[前編]
_漫画家

ハイレゾで、聴きたかった10曲

世界一のジャズプレーヤーを目指す
主人公・宮本大の舞台は、ついにドイツへ。
漫画『BLUE GIANT』は、新章『BLUE GIANT SUPREME』へと、
いよいよ頂上に向けて、未踏の世界に歩を進めています。
漫画家・石塚真一さんの「ハイレゾで、聴きたかった10曲」。
ジャズに躍動する個性や自由は、ハイレゾを通してどう届くのか。
現在、作品を描かれている仕事場で、お話を伺いました。

「鮮やかさと臨場感がすごい。曲の世界がぐっと広がる」

01/10

Hank Mobley
「Remember」

from 『Soul Station』

ジャズでとくに好きな曲は?と訊かれたら、ハンク・モブレーの「リメンバー」と答えています。僕にとっては、これこそ「ああ、ジャズだな〜」と思える一曲。ハンクの曲は、自分でサックスを吹いても楽しいんですよ。ハイレゾで聴いてみると、臨場感がさらに際立って、彼の存在感がずいぶん増している印象でした。「うわ、ハンク近い!」って(笑)。60年代頭に録音された曲が、とても身近に感じられました。

02/10

Sonny Stitt
「Birth Of The Blues」

from 『Blows The Blues』

曲名にブルースという言葉が含まれていますが、いたって軽やかで、朗らかな印象。楽しい時間が過ぎていくような一曲で、ソニー・スティットらしい魅力に溢れています。彼の演奏にはどこか生真面目さも感じられるのですが、今回選んだ曲のプレーヤーの中では、ハンク・モブレーやソニー・ロリンズも、そういったところが通じている気がします。その人の人間味が出るからこそ、ジャズは面白い。ハイレゾの鮮やかな音から、プレーヤーの人間像が広がっていくのも楽しいですね。

03/10

Dexter Gordon
「Devilette (Remastered 2015)」

from 『Clubhouse (Remastered 2015)』

この曲はカッコよかった。今回ハイレゾで聴いてみて、「おおーっ!」と。ここまで違うものかと、びっくりしました。デクスター・ゴードンのテナーサックスで、出だしから強烈に引き込まれる、夜の気配が漂ってくるような曲です。彼の荒っぽくて男らしい感じも、よく再現されていました。デクスター自身はすごく背が高くて、とてもお洒落だったのですが、音楽にも一貫した美意識やスタイルを感じます。

04/10

Sonny Rollins, The Modern Jazz Quartet
「On A Slow Boat To China (feat. Art Blakey Kenny Drew)」

from 『Sonny Rollins With The Modern Jazz Quartet
(feat. Art Blakey Kenny Drew)』

この曲は、僕にとって馴染みのある音にとても近い印象でした。ソニー・ロリンズのソロが、まるで歌っているみたいで大好きな一曲。彼らしい軽やかな感じの演奏で、本当によく乗っています。曲の世界に深く入り込んでいないと、とてもこんな風に歌っているようには吹けないだろうと思います。ソニーの個性が存分に発揮されていて、やっぱりいいですね。

「ジャズに生きる個性が、さらに身近に感じられる」

05/10

Herbie Hancock,
Michael Brecker, Roy Hargrove
「Transition
(Live At Massey Hall / 2001)
from 『Directions In Music: Live At Massey Hall』

ジョン・コルトレーンの曲を、ハービー・ハンコックたちが演奏しているライブ録音。こういうライブ盤にこそ、ハイレゾのよさがいっそう生きているように思います。演奏はもちろん、会場の空気や盛り上がりまで、とてもリアルに伝わってきました。プレーヤーの3人もまさに脂が乗っていて、熟練ならではの「ここは、これくらいにしておこうか」という、絶妙な抑制も聴きごたえがあります。

後編につづく。
後編の公開は3月22日を予定しています。

取材時にはハイレゾ対応のウォークマン「NW-A35」、ヘッドホン「MDR-1000X」で試聴しました。
ウォークマン「NW-A35」についてはこちら
ヘッドホン「MDR-1000X」についてはこちら

音楽配信サイト「mora」で配信されている曲の中から選曲をしています。

ハイレゾで聴く場合は「mora」で購入する必要があります。

本ページに掲載している情報は2017年3月15日現在の情報であり、予告なく変更される場合がございます。

PROFILE

石塚真一(いしづか しんいち) 1971年生まれ。茨城県出身。中学校ではブラスバンド部に所属。22歳から27歳までアメリカに留学し、ロッククライミングや気象について学ぶ。帰国して会社員を経験した後、28歳で漫画家に転身。代表作に『岳-みんなの山-』『BLUE GIANT』。現在、小学館『ビッグコミック』にて『BLUE GIANT SUPREME』を連載中。『BLUE GIANT』完結編となる第10巻、および『BLUE GIANT SUPREME』第1巻の単行本が、3月10日に同時発売されたばかり。

特設サイト
http://bluegiant.jp/

Edit by EATer / Photography by Kiyotaka Hatanaka(UM) / Design by BROWN:DESIGN

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