商品情報・ストア Feature RX100ダイアリー vol.2 永山祐子 [前編]
 

2017.9.6

MY LIVING PLACE
RX100ダイアリー
暮らしの場所から

vol.2 : 永山祐子
_建築家
[前編]

横尾忠則氏の美術館「豊島横尾館」の設計や、「木屋旅館」「カヤバ珈琲」のリノベーションなど、手がける建築はじつにさまざま。それぞれの場所ごとに、ふさわしい建物や空間のあり方を提案してきた、建築家・永山祐子さん。普段の生活の中で、その目に留まった「身近な、撮りたいもの」とは。自分らしいダイアリーの撮影を、DSC-RX100M3で楽しんでいただきました。

DATE_2017.06.02 CAMERA_DSC-RX100M3
DATE_2017.06.02 CAMERA_DSC-RX100M3
DATE_2017.06.02 CAMERA_DSC-RX100M3
焦点距離:9mm シャッター速度:1/200秒 絞り値:f/1.8
露出補正:+0.3ステップ ISO:ISO-125 ホワイトバランス:自動
DATE_2017.06.02 CAMERA_DSC-RX100M3

「デジカメを使うのは久しぶりだったのですが、いざ使い始めてみると、なんとなく扱い方がわかってきて、すぐに楽しくなりました。背景をぼかしたり、明度や色合いを変えられたり、ちょっとした演出が簡単にできるのは面白いですね。建築模型の写真を撮るにも、フォーカスするところを決めて周りをぼかすと、グッと雰囲気が出てくる。建築家という仕事柄、建物を写真に撮って記録に残すことが重要なのですが、このカメラは、広角レンズ24mm相当(35mm判換算)で捉えることができるので、建築写真としてバシッと撮れるのがうれしい。自宅のいろいろな場所でも、試し撮りをしてみました」

DATE_2017.07.13 CAMERA_DSC-RX100M3
焦点距離:9mm シャッター速度:1/30秒 絞り値:f/2.8
露出補正:+1.3ステップ ISO:ISO-125 ホワイトバランス:自動

「背景をぼかすと、建築模型にもイメージがわく」

元禄時代に旅籠として開業した歴史をもつ「積善館」(群馬県・四万温泉)
DATE_2017.06.05 CAMERA_DSC-RX100M3
DATE_2017.06.05 CAMERA_DSC-RX100M3
DATE_2017.06.05 CAMERA_DSC-RX100M3
焦点距離:9mm シャッター速度:1/80秒 絞り値:f/4
露出補正:0ステップ ISO:ISO-125 ホワイトバランス:自動
DATE_2017.06.06 CAMERA_DSC-RX100M3

「これから進めていく予定の、あるプロジェクトのために、リサーチに出かけたときに撮った資料的な写真です。群馬県の四万温泉にある『積善館』という歴史ある旅館で、いろいろな場所を撮影させてもらいました。建築の全体像はもちろん、壁や床に使われている素材や、ちょっとしたディテールも気になって。なかには、『なにこれ?』と言われてしまいそうな、どアップの写真もたくさんあります(笑)。アイデアや提案する内容を練るために必要な、資料としての写真もきれいに撮れて、私にはすごく便利でした」

DATE_2017.06.06 CAMERA_DSC-RX100M3
DATE_2017.06.06 CAMERA_DSC-RX100M3

「その場にいるような視点で、空間を撮りたい」

豊かな緑に囲まれた複合施設「女神の森 セントラルガーデン」(山梨県・小淵沢町)
DATE_2017.07.12 CAMERA_DSC-RX100M3
DATE_2017.07.12 CAMERA_DSC-RX100M3
焦点距離:9mm シャッター速度:1/30秒 絞り値:f/2
露出補正:0ステップ ISO:ISO-125 ホワイトバランス:自動

「建築家は、自分が携わった仕事の完成形が手元に残らないだけに、写真で残しておくことが大切。そうした建築写真として、しっかり残したいときには、視点の位置や高さがとても気になります。プロのカメラマンの方に撮影をお願いする際にも、まずは1200mmくらいの高さから試してもらって、徐々に上げていってもらうとか。実際にその空間を訪れたときの視界や感覚を再現するために、ベストなところを探るようにしています。また、その建築がどんな意図で作られたものなのか、ひと目でわかる記録であることも重要ですね。上の2枚の写真は、山梨県の小淵沢町にある『女神の森 セントラルガーデン』で撮ったもの。ダイニングカフェやホールを併設した複合施設で、私が設計を担当させていただきました」

DATE_2017.06.02 CAMERA_DSC-RX100M3
DATE_2017.06.04 CAMERA_DSC-RX100M3
DATE_2017.06.04 CAMERA_DSC-RX100M3
焦点距離:9mm シャッター速度:1/25秒 絞り値:f/1.8
露出補正:0ステップ ISO:ISO-125 ホワイトバランス:自動

「普段の生活の中でも、瞬間的に、撮りたい!と思うことが多いだけに、いつでもパッとカメラを向けて撮れることが、私にとってはとても重要。家でパーティーをしていて、子どもたちが楽しそうにしていたり、美味しそうな料理があったりすると、つい撮ってみたくなります。でも、カメラを用意するまでが大変だったりすると、どうしても撮る機会が減ってしまう。旅行や出張に行くときにも、大きかったり、重かったりすると、やっぱり持ち歩きにくい。これくらいコンパクトな、ポケットにも入れられるくらいのサイズで、しっかり撮れるカメラが、プライベートにも仕事にも、なにかと便利ですね」

DATE_2017.06.02 CAMERA_DSC-RX100M3

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※永山さんには、デジタルカメラ「DSC-RX100M3」、メモリーカード「SF-G64」を使って撮影していただきました
(インタビュー時の写真は除く)
※本ページに掲載している情報は2017年9月6日現在のものであり、予告なく変更される場合がございます

PROFILE

永山祐子(ながやま ゆうこ)  1975年生まれ。東京都出身。1998年より、青木淳建築計画事務所に勤務。2002年に独立し、永山祐子建築設計を設立。「ルイ・ヴィトン大丸京都店」のファサードデザイン、「豊島横尾館」の設計、「木屋旅館」「カヤバ珈琲」のリノベーションなど、多岐にわたる建築プロジェクトを手がける。近年では、山梨県・小淵沢町に誕生した複合施設「女神の森 セントラルガーデン」の設計を監修。

永山祐子建築設計
http://www.yukonagayama.co.jp/

Edit by EATer / Photography by Kiyotaka Hatanaka(UM)[interview] / Design by BROWN:DESIGN

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