
撮影当日は曇天で、そのまま撮ると真っ白い世界になってしまいます。今回は、パントマイムをベースにしたパフォーマンスユニットである「to R mansion」の世界観を表現する狙いで、ホワイトバランスを「蛍光灯」の設定にして青くしています。そのために衣装の色は実際と多少異なりますが、基本的に衣装を見せる映像ではないので、全体の印象を大切にして色を決めました。
シャッタースピードは、人物と背景の波の動きが滑らかに見える1/60。レンズは単焦点の100mm F2.8 Macroと、50mm F1.4を使い、かなり遠くから固定で撮りました。意図通りに抽象的なイメージのオープニングとなったと思います。

撮影使用レンズ/100mm F2.8 Macro、50mm F1.4

このシーンは主にE 18-55mm F3.5-5.6 OSSレンズを使っています。このズームレンズは軽いのでハンドリングしやすいため、手持ちでオートフォーカスを使いながら撮りました。「to R mansion」の撮影は、リハーサルして決め込んだカットではないため、どこにカメラを向けてもフォーカスを合わせてくれるので助かります。もちろん、動きの速い部分で追従していないところはありますが、それをあえて効果として使っています。オートフォーカスと部分的にクイックズームを使っていますが、ボケそのものが彼らのパフォーマンスに合っていると思います。
パッと見ただけではわからないかもしれませんが、前半のオープニングのシーンはレンズ交換のできないビデオカメラでは難しいですし、後半の手持ちのシーンはオートフォーカスに対応したNEX-VG10でないと撮れない映像だと思います。
撮影使用レンズ/E 18-55mm F3.5-5.6 OSSレンズ

パントマイムパフォーマンスユニット「to R mansion」のPVです。前半はカメラを固定して望遠を使いながら、彼らが持つ独特の世界観を表現。後半は四人のパフォーマンスを動的に捉えるために、手持ちで撮影しました。「to R mansion」の魅力をNEX-VG10が引き立たせてくれたと思います。
撮影使用レンズ/E 18-55mm F3.5-5.6 OSS、100mm F2.8 Macro、50mm F1.4
木村重明氏にはプロならではのさまざまなノウハウを惜しげもなく公開してNEX-VG10の表現力をレビューしていただきました。ホワイトバランスの設定の仕方や、オートフォーカスの使い方まで、すぐに使える実践的なものばかりです。NEX-VG10のすぐれた機能をぜひ利用して作品づくりに役立ててください。












![135mm F2.8 [T4.5] STF](images/right_lens07_off.jpg)



