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チャンスは一度きり
α7RⅡ in アフリカ

野生動物写真家 前川貴行氏がα7RⅡで臨んだ
アフリカ・タンザニアの大地。
大自然が見せた珠玉の瞬間の数々をご覧ください。

α Universe editorial team

「あらゆる撮影フィールドでα7R Ⅱが真価を発揮する」

2015年、夏。その後カメラ業界の話題を席巻するカメラが誕生しました。
そのカメラの名前は「α7R Ⅱ」 妥協という言葉を捨て去り、カメラに求められる要素を、とことんまで詰め込んだカメラ。

フルサイズセンサー42Mによる圧倒的な解像度だけに留まらず、拡張ISO感度は最高ISO102400を達成し399点にも及ぶ像面位相差AFセンサーは高精度・高速AFを実現しました。これだけの機能を有しながらボディは、フルサイズ搭載カメラとしては驚くほどに小型・軽量です。そして様々な撮影フィールドに於いて、このカメラは高いポテンシャルを発揮し、表現者の創造力を膨らませ具現化させます。

今回、その高いポテンシャルを必要とする撮影フィールドで活躍するプロフェッショナルフォトグラファーが撮影に臨みました。 撮影フィールドはアフリカ、タンザニア。狙うは野生動物。 臨んだフォトグラファーは野生動物写真家の前川貴行氏です。

前川氏は日本、北米、アフリカ、アジア、そして近年は中米、オセアニアにもそのフィールドを広げ、野生動物の生きる姿をテーマに撮影に取り組み、雑誌、写真集、写真展など、多くのメディアでその作品を発表しています。 氏が撮る写真は、単に野生動物の生態を記録する ものとは異なり、考え込んでいたり寂しそうだったり、もの想いに耽っているようだったり、まるで人と同じ心を持っているかのような野生動物の瞬間を捉えます。そして今回撮影地として選んだのは野生動物の宝庫。アフリカ・タンザニアでした。

「アフリカ タンザニア」

タンザニアは、日本から遥か遠くアフリカ大地の東部に位置する共和制の国家です。その面積は945万平方キロメートルあり、およそ日本の約2.5倍。人口は5,182万人。居住する民族はスクマ族、マコンデ族、チャガ族、ハヤ族など、 約130の部族から成っています。

このタンザニアの北部に広大な国立公園が拡がります。1981年に世界遺産にも登録された「セレンゲティ国立公園」です。セレンゲティとはマサイ語で“果てしなく広がる平原”という意味を有します。
そしてその“果てしなく広がる平原”は野生動物の宝庫でもあります。
前川氏が向かった先は、まさにこの「平原」でした。

「野生の瞳」

前川氏が今回の撮影で狙ったメインの野生動物は「ライオン」。
じっとこちらを見据えるライオンの瞳が美しく、まるで哀愁を帯びているかのように見えます。 改めて言うまでも無く、ここに檻や柵はありません。野生動物写真家が如何に瞬間を逃さず、瞬時に撮りきらなければならないかが分かります。そしてカメラに対する信頼感が無ければ、そもそもこのような危険を伴う撮影にも臨めないでしょう。

「インプレッション α7R Ⅱ」

「今回、α7R Ⅱを携え、タンザニアで撮影に臨まれてみた率直な感想をお聞かせください」 先ず、改めてコンパクトだということを実感しました。それは日本を出発する時から感じていたことです。もちろんレンズは大型の望遠を数本持ち出しました、だとしても総じて撮影機材はコンパクトに纏められました。私は海外で撮ることがメインですから、先ずこの点は大きなメリットになります。

「このカメラのポテンシャルについて、実際の撮影を経られてどのようなことを上げられますか?」 先ほども申し上げたようにフルサイズでコンパクトなところは、それ自体が機動力を上げる大きな助けになります。これは野生動物を追いかけるうえで非常に大きなポイントです。
それから常に瞬時の撮影が必要になる現場です。手持ちでもブレずに撮れたことやAFが速く精確だったことは、驚きましたし助けられました。本当にチャンスは1度きりですので。

「野生動物を撮影されるにあたり、心がけていることなどありましたら、お聞かせください」 あらゆる動物たちには、それぞれの時間軸があり、彼らの流れに自分を合わせることが必要です。その中で、ここぞという瞬間を的確にとらえる心構えを常にしていなければなりません。

「前川貴行氏 プロフィール詳細」

前川貴行 (まえかわ たかゆき)
1969年、東京都生まれ。動物写真家。エンジニアとしてコンピューター関連会社に勤務した後、26歳の頃から独学で写真を始める。97年より動物写真家・田中光常氏の助手をつとめ、2000年よりフリーの動物写真家としての活動を開始。日本、北米、アフリカ、アジア、そして近年は中米、オセアニアにもそのフィールドを広げ、野生動物の生きる姿をテーマに撮影に取り組み、雑誌、写真集、写真展など、多くのメディアでその作品を発表している。2008年日本写真協会賞新人賞受賞。第一回日経ナショナル ジオグラフィック写真賞グランプリ。公益社団法人日本写真家協会会員。
http://www.earthfinder.jp/

作品収蔵
東京都写真美術館
柏崎市立博物館

著作
『こおりのくにのシロクマおやこ』(2003年、ポプラ社)
『Bear World クマたちの世界』(2007年、青菁社)
『シロクマのねがい』(2007年、青菁社)
『いのしし』(2007年、アリス館)
『生きる命』文・丸山健二 写真・前川貴行(2008年、ポプラ社)
『原寸大どうぶつ館』(2008年、小学館)
『動物を撮る』写真の学校(2009年、雷鳥社)
『WILD SOUL 極北の生命』(2010年、小学館)
『Animal eyes』(2011年、青菁社)
『北の馬と南の馬』(2011年、あかね書房)
『animalandscape』(2013年、青菁社)
『たくさんのふしぎ カリブーをさがす旅』(2014年、福音館書店)
『GREAT APES 森にすむ人々』(2015年、小学館)
『クマと旅をする』(2016年、キーステージ21)

TV制作
『ワイルドライフ』(2013年、NHK-BS)
  ハクトウワシのムービー撮影担当

映画
『日本列島 いきものたちの物語』(2012年、東宝)
  ニホンイノシシのムービー撮影担当

写真展
2004年「Hey! BEAR」キヤノンサロン
東京銀座: 札幌: 福岡: 仙台:名古屋: 大阪梅田
2006年7月20〜8月22日 キヤノンSタワー2Fオープンギャラリー
「動物と昆虫の写真展」-夏休み特別企画- 前川貴行&かとうまさゆき
2007年1月2日〜2月18日 東京都写真美術館 
日本の新進作家Vol.5「地球(ほし)の旅人 新たなネイチャーフォトの挑戦」
2007年6月30日〜8月5日 松本市美術館
「地球(ほし)の旅人 新たなネイチャーフォトの挑戦」巡回展 
2007年6月30日〜8月5日 調布市文化会館『たづくり』
『生命の輝き』
2007年10月13日〜11月25日 新潟県柏崎市立博物館
「The World of Wild Animals ー奇跡の瞬間・前川貴行の世界ー」
2008年5月30日〜6月5日 富士フイルムフォトサロン東京
「日本写真協会賞受賞作品展」
2008年7月12日〜9月21日 ミュージアムパーク茨城県自然博物館
第43回企画展「熊-森のアンブレラ種-」
2009年7月29日〜8月31日 リコーRING CUBE
ほぼ原寸大「銀座どうぶつ園」
2009年9月17日〜10月29日 キヤノンギャラリーS
「Arctic 極北・生命の彩り」
2010年6月19日〜8月29日 ミュゼふくおかカメラ館
「WILD SOUL 極北の生命」
2011年6月30日〜7月6日 フォトギャラリーキタムラ
NATURE PHOTO AID 2011「未来への光」
2012年8月28日〜9月3日 SPACE NIO
NATURE PHOTO AID 2012「未来への風」
2013年6月13日〜6月29日 Steven Kasher Gallery in New York
「MAEKAWA」
2013「animalandscape」キヤノンギャラリー
東京銀座:福岡:仙台:大阪梅田
2013年 富士フォトギャラリー新宿
NATURE PHOTO AID 2013「未来への色」
2013年11月15日〜12月4日 富士フイルムフォトサロン
「生ライフー写真がとらえる野性ー」
2014年〜2015年「The Photographers 一瞬の世界へ」
キヤノンギャラリー
東京銀座:福岡:仙台:大阪梅田:名古屋:札幌
2015年〜2016年「GREAT APES -森にすむ人々-」
富士フイルムフォトサロン
東京:大阪:札幌:仙台:名古屋: 福岡

TV出演
2008年6月 NHK「いっと6けん」
2009年1月 BSJapan「写真家たちの日本紀行」
2010年9月 テレビ朝日「地球の目撃者」
2013年9月 NHK-BS「ワイルドライフ」
2014年11月 BS朝日「The Photographers」
2014年11月 TBS「情熱大陸」

「タンザニアの地理」

タンザニア連合共和国(タンザニアれんごうきょうわこく)、通称タンザニアは、タンザニアの面積945,087km2は世界31位の広さでエジプトに続き、ナイジェリアとほぼ等しい。北東部にアフリカ最高峰のキリマンジャロ山(5,895m)があり、北部にアフリカ第一のビクトリア湖、西部にアフリカで最も深いタンガニーカ湖がある。この南のニアサ湖を含めアフリカ三大湖が存在する。これらはアフリカ大地溝帯が形成したものである。中部には高原が広がる。東部海岸は蒸し暑い気候で、ザンジバル島(ウングジャ島)がすぐ沖合にある。
気候は国土の大半がサバナ気候に属し、中央部がステップ気候、南部と北部の高原部が温暖冬季少雨気候である。降水量は海岸部やビクトリア湖岸、キリマンジャロ周辺では1000mmを超えるが、内陸部では500mm程度のところが多い。植生は、海岸部に熱帯半落葉降雨林が、内陸部にミオンボ(またはミヨンボ)と呼ばれる熱帯広葉雨緑乾燥林が広がっている。
生態学上貴重な野生公園が数多くある。北の有名なンゴロンゴロ保全地域とセレンゲティ国立公園、そして南にセルース猟獣保護区とミクミ国立公園、西のゴンベ国立公園はジェーン・グドール博士がチンパンジーを研究した所である。タンザニア政府観光省が南西部ルクワ地域にあるカランボ滝を観光拠点にしようと努めている。この滝はタンガニーカ湖南端にあり、アフリカ第2の規模である。

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