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写真家 諸永恒夫 ×
RX100〈後編〉
私がRX100を選んだ理由

〜表現の自由度を高める圧倒的な画質〜

α Universe editorial team

写真家・諸永恒夫はRX100をどのように使っているのか。その独自のノウハウを深堀りして訊いてみた。諸永氏がRX100で切り取った日々のスナップ「夏編」も掲載。
〈前編〉はこちら

諸永恒夫
1965年山口県生まれ。東京写真専門学校(現東京ビジュアルアーツ)卒業後、写真家河合肇氏に師事。1990年よりフリーランス。「週刊ザテレビジョン」「月刊ザテレビジョン」のほか、麻布台出版、KADOKAWA、学研、光文社、集英社、小学館、日経BP社、ワニブックスなどの雑誌の表紙やグラビアで、国民的アイドルグループやタレント、女優の撮影を行う。

街を歩いて見つけたものをササッと撮る

―― RX100はふだんから斜めがけスタイルで持ち歩いているのですか。 諸永 いろいろあって、結果この形になっているんです。カメラは、カバンに入れてしまうとなかなか撮らない。カバンに入れて「あっ」って出していたのではもう遅いんですよ。一番いいのはいつも手に持っていることです。指にかける輪がついているリングストラップというのがあるのですが、以前はそれをつけていいました。撮りたいという気分になったときにカバンから出して、リングを小指や中指に引っかけて持ち歩くというスタイルです。ただそれでもカバンから出すという動作はあるし、季節も暑くなってくると、やっぱり吊るすのが一番いいだろうということで、いまは肩から斜めに吊るしています。

―― 様々な設定はどのようにしていますか。 諸永 これはもうサッサと撮るのが基本。街を歩いていて、見つけたものを片っ端から撮っているんです。モードダイヤルはほとんどP(プログラムオート)から動かさずにカメラ任せです。「写っちゃった」というような面白さがあって、それが非常に楽しいんです。明るい屋外ではモニターをほとんど見ていないときもあります。測距点だけは合わせて緑色に光ったのを確認したら、どんどんシャッター押しちゃう。露出補正もほとんどかけません。ぜんぶRAWで撮って後で現像するんです。JPEGでは撮りません。たいていチャッ、チャッとシャッターを切って現像して、その中のベストを選びます。

Tsuneo Moronaga × RX100 2016 Summer ①

ザックリ撮ってRAW現像すればいい

―― なぜRAWだけで撮るのですか。 それに慣れちゃっていますから。RAWだとハイライトの部分を抑えることもできるしシャドウを上げることもできる。自分でコントロールできる。JPEGで撮っちゃうと、どうしても「カメラの設定」になって、自分の写真にならないんです。このRX100で撮ったRAWデータは、シャドウ部を大幅に起してもめちゃくちゃきれいなんですよ。まったく問題ないです。以前使っていた別のメーカーのコンパクトカメラは、シャドウ部を上げたら。線みたいなノイズが出てきちゃうので、コントラストを上げたりしてごまかしていました。RX100はダイナミックレンジがすごく広いから、表現の自由度がある。かなりアンダーに撮ってもオーバー目に撮ってもぜんぜん平気なんですよね。現像でブワーッと浮き上がってくる。だから撮るときはざっくり撮っちゃってもいいんです。

RAW現像前(撮影:諸永恒夫)
RAW現像後
RAW現像前(撮影:諸永恒夫)
RAW現像後

フレキシブルスポット中央、顔検出ON

―― その他の設定はどうされていますか。 メニューをそんなにいろいろ動かしながら撮るっていうことはしていませんが、設定は一応僕なりに、仕事で使っているα7の使い方となるべく一致するようにカスタマイズはしています。フォーカスエリアは「フレキシブルスポット」で、通常は中央にしています。コントロールホイールの中央ボタンは「スタンダード」のままにしているので、この中央ボタンを一度押すことでフォーカスのポイントを変えることができます。フォーカスエリア自体はワイドにするなど切り替えはほとんどせずに、ほぼこの「フレキシブルスポット真ん中」で撮っています。レンズのところにあるコントロールリングは「ダイレクトマニュアルフォーカス」(DMF)に割り当てています。ファンクションボタンはRX100ではα7と表示が違いますが、なるべく揃えるように、こんな感じ(写真)にしています。

―― フォーカスの精度についてはどうお感じになりますか。 諸永 すごくいいと思いますよ。合ったときはすごいし、ちゃんと外してもくれます。多少暗くても問題なくオートフォーカスがきます。やっぱりチャカッチャカッって撮るから、使いかたによって抜けるときもあります。でもそのぶん何枚か撮っていると、中にちゃんと合っているやつがある。それが完璧に合っているんです。

―― α7ではよく顔検出機能をお使いになるそうですがRX100でも使われていますか。 諸永 顔検出も入れています。RX100はフォーカスエリアをフレキシブルスポットにしていても顔検出の精度がすごくいいんですよね。例えばフレキシブルスポットを左端にしていても、右端で顔検出してくれる。そういう意味では、すごく使いやすいですよ。

―― 28-100mmというRX100のレンズは、使い勝手としてはどうですか。 諸永 広角側が28mmなんですが、パワーボタンをオンにしてすぐ28mmの画角が使えるので、僕は好きです。望遠も100mmあると助かるんですよ。その意味でなかなかこれ、玄人なカメラ、玄人なレンズです。だからシリーズの初号機をずっと残してるのかなとも思います。一度、このレンズってどれだけ収差があるんだろうと思って、現像ソフトを使って調べたことがあるんです。そうしたら28mmでも一切補正しなくてもいいぐらい、きれいに真っすぐ撮れているんですね。ピシッと気持ちいいぐらいだったのを見て、それ以後は安心して撮っています。

Tsuneo Moronaga × RX100 2016 Summer ②

―― RX100シリーズの良さを一言でいうと何でしょう。 良さはやっぱり画質。もう圧倒的な画質ですよね。大き過ぎず、小さ過ぎず、このギリギリのところで、すごくいい画質にまとめてきた。1インチセンサーってこのカメラが最初なんですよね。なんでみんなこのサイズに気づかなかったんでしょうかね。1/1.7インチだとか、3/4インチとか・・・1インチでいいじゃないですか(笑)。この潔さと画質ですよ。この初代RX100から、大きさも写りも全てがある意味で完成しています。これを最初に買うと、RX100シリーズのすばらしさがより分かるのではという気がしています。

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