商品情報・ストアデジタル一眼カメラ α α Universe

α7R II×SEL70200GM
が生み出す
究極の解像と至高の
ボケの融合

写真家 森本真哉

α Universe editorial team

アイスランドで出会った最高の笑顔

森本真哉氏は、広告や雑誌などで活躍中の写真家で、ポートレートを中心に、風景や料理まで幅広く撮影している。そんな森本氏が向かったのは北欧のアイスランド。新製品のEマウント大口径望遠ズーム「FE70-200mm F2.8 GM OSS」で、さまざまなシチュエーションに挑んでもらった。

作品の表現力を高める、解像力

森本氏:まずはアイスランドの街並みを上空から撮りました。ガムテープで補強したシートベルトを腰にがっちり巻いて、全身には2本の命綱、カメラのボディ(α7R II)にもリードを付けて撮影です。ヘリコプターから身を乗り出しながら、それこそ命がけで撮りましたね。風は強いし、めちゃくちゃ寒かったです。こういう撮影は普通ブレとの勝負になります。スペース的に三脚は使えないので脇をしっかり固めて、シャッタースピード優先(800〜1000分の1秒)で撮影しました。こうした乗り物の細かい振動がある中で、しかもブレを抑えこんで撮らないといけない状況では、ボディとレンズ双方に入っている光学式手ブレ補正は助かりますね。撮影していても、しっかりとブレが抑制されている効果を感じることができたし、安心感がありました。また、ボディ側のシャッター振動も抑えられていると聞きました。個人的には(自身で所有されている)α7のシャッター音が好みですが、α7R IIのシャッターは静かで振動も少なくなっているのが、こういうシーンでも効果を発揮したように思います。

上図破線枠部の拡大図

ヘリコプターに乗って上空から写したカット。拡大しても小さな家の様子までくっきり写っています。

上図破線枠部の拡大図

地上で撮影したバージョンでも解像度が生かされたカット。ふもとの街並みまでクリアに映っている。

森本氏:こちらは夜明け頃、9時半くらいに三脚を置いて山肌にレンズを向けました。粉砂糖をまぶしたような雪の質感、手前に小さく写った木立の枯れた様子までくっきり写っています。氷山のカットも氷の細やかな表情や水際の輪郭までクリアに再現されています。

クラストップレベルの近接撮影性能。
寄れるズーム&ボケ

F値2.8で撮影

少年の顔半分を大胆に撮影。最短撮影距離0.96m、撮影倍率0.24の「近くまで寄って大きく写せる」特長を生かしたとても印象的なカット。

上図破線枠部の拡大図

“瞳から目のふち、そして耳にかけてボケ始めて、背景まで徐々にボケていく。このボケのグラデーションが流れるようで非常に美しい”

森本氏:被写体の存在感を表すために、寄って大きく写すという新しい表現です。一般的に200mmの焦点距離というのは、被写体から1.5m程度離れないとピントが合わないのでおのずと撮影倍率も低くなり、どうしてもややこじんまりとした被写体サイズになります。モデル撮影の場合だと、全身を撮って背景をボカすために使うことが多いです。ところが、被写体に思いっきり寄って大きく迫力をもって撮る、という撮り方ができるのがこのレンズならではの、このレンズでなきゃ撮れないポートレートの表現だなと思いました。しかも、すごくフラットな、柔らかい北欧っぽい光で撮るというオートフォーカスを使う上では大変難しいシチュエーションでした。そこでボディ側の機能で、瞳にピンポイントでAFを合わせることのできる「瞳AF」機能を使いましたが、これはすごいですね。凹凸のあるまつ毛ではなく、うるうると潤んだ瞳にピント面がくるんですから。拡大すると、少年の瞳に撮影する僕が写っています。余談ですが、撮影時は体感でマイナス10度くらい。寒さには慣れているはずの地元の少年でも音をあげるくらいの体感気温でした(笑)。

この少年のカットで思ったのは、ボケがすごくいいんですよね。背景の景色がボケるのは、普通の望遠レンズを使えばどれでもそうなります。僕が言いたいのはボケの諧調なんです。瞳にピントがきて目のふちから耳にかけてボケ始めて、背景まで徐々にボケていく。このボケのグラデーションが流れるようで非常に美しいんです。また、このマフラーの模様は実はレンズによってはボケがうるさくなるときがあるんですね。それが今回全然うるさくなっていないのにも驚きました。
ちなみにこのボケ感はF2.8だからかと思って、敢えて絞ってF4.0でも撮ってみました。それがこちらの写真です。

F値4.0で撮影

上図破線枠部の拡大図

当然F4.0は被写界深度が深くなっていますが、見ていただければ分かるとおり、ボケは全然うるさくなくて自然なのがこのレンズの素性の良さを表していると思います。

撮影者の意図に即応する高速・高精度AF。
フィールドワークをサポートする操作性

―オートフォーカスについて気付いた点はありますか? 森本氏:普通こういう望遠レンズは超音波モーターが搭載されていることが一般的で、AF時はククッとフォーカスレンズの急加速を繰り返してピントを合わせにいくので、スムースにピントが合う感じを味わうことはなかなかありません。でもこのレンズの場合、リングドライブSSMという一般的な超音波モーターも搭載されているんですが、さらにリニアモーターを2つ搭載しているので、ククッとあまり感じずに比較的スムースな感触でピント合わせができるのは大きな魅力だと思います。
あとすごく静かだと思います。初めてこのレンズを使った時、正直AFがとりわけすごく速いとは思いませんでしたが、すごく静かだなと思ったのは今でも鮮明に覚えています。

―操作性についてはどうでしょうか。 森本氏:レンズ側に、フォーカスレンジリミッターやAF/MF切り替えボタンなどの制御ボタン類がひととおり付いているので安心でした。
ちなみに少年を撮影したときは、フォーカスレンジリミッターを<近>に設定して撮りました。この手のレンズに必須だと思う機能はひととおりのっていると思いますね。三脚座も着脱式だから、邪魔なときは三脚座のところだけをピンポイントで外せるので、便利。外した三脚座はポケットに突っ込んでおけるし、外した後の扱いがコンパクトになるので、取りまわしが容易というのは気に入りました。

Eマウント初、高性能テレコンバーター対応

―テレコンバーター(1.4×/2.0×)は使いましたか? 森本氏:今回の撮影では使いませんでしたが、これはとても魅力的です。<1.4×>を装着したら280mm相当。300mmに迫ります。一般に300mm(F2.8)のレンズといえば、価格は数十万円するし重さも約3kgぐらいしますよね。専用のケースに入れて持ち運びしなければならない。それが、ポケットに入るテレコンバーターで代用できるんですから、どれだけ撮影が楽になることか。僕はもともと200mmまでしか普段の撮影では使いませんが、機会があればぜひ使ってみたいと思います。

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