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明暗差の大きいシーンに
有効なアプリ
「スカイHDR」

NDフィルター不要で幅広いダイナミックレンジを
再現し、明暗差の大きいシーンで活用できる
アプリケーション「スカイHDR」。
その使用感をスペンサー・パブロ氏が語る。

α Universe editorial team

α ユーザーの中でも類い希な個性を発揮しているプロカメラマン、スペンサー・パブロ氏。空と大地を一緒に撮る時など、明暗差の大きい被写体を撮る際には必ずハーフNDフィルターを使用していたという彼が、PlayMemories Camera Apps「スカイHDR」を使用。NDフィルターが不要になるという画期的なアプリの魅力と使用感を語ってくれた。

●「スカイHDR」のダウンロードはこちら
https://www.playmemoriescameraapps.com/portal/usbdetail.php?eid=IS9104-NPIA09014_00-000017&cid=C060_EMM_shj

写真家
Spencer Pablo(スペンサー・パブロ)
「居心地が良いと感じたら、それは現状を見直し、何か新しいことを考える時だ。常に学び、自分自身に挑戦しなければならない」を信念にアメリカで挑戦的な活動を続けている写真家。プロカメラマンである一方、電波工学とシステムデザインの経験を持つコンピュータ科学者と、多彩な顔を持つ。

撮影で多用するNDフィルターには現場での気がかりや問題点がある

私は撮影時、NDフィルターを頻繁に使います。おそらく、数あるフィルターの中でも、私がもっとも使用しているフィルターです。みなさんご存知だと思いますが、NDフィルターはシャッタースピードを調整し、水流の表現や雲の流れを印象的に表現するために使うことが多いですよね。
でも、私は違う目的で使うこともあります。空と地上の様子を一緒に写そうとすると、どうしても露出が地上側に偏ってしまうんです。そこで、空の明るさに対しても露出をしっかり合わせるためにハーフNDフィルターを使用します。ハーフNDフィルターとは、フィルター部分の半分だけがグレイで、レンズに入ってくる光をその部分だけ減光するフィルターです。空の明るい部分にグレイをのせて、減光するように使うわけです。ソニーのカメラセンサーのダイナミックレンジはそのままでもとても優秀ですが、空と地上の様子を両方ともきれいに撮影したい時など、シーンによってはダイナミックレンジを広げたくなることがあります。そんな時にハーフNDフィルターを使ってきました。空と地上など、明暗差の大きい被写体を一緒に撮影するのは、ソニーのカメラセンサーでもそのままではさすがに難しいからです。
ハーフNDフィルターは私の撮影で多く使用してきましたが、いくつかの問題もありました。ひとつは、シーンに合ったフィルターを持ってきているか、フィルターをマウントするのに必要なものをすべて持ってきているかを、その都度確認しなければならないことです。ハーフNDフィルターそのものだけでなく、スライドマウントや、スライドマウントを取り付ける固定リングなど、持参しなければならないものがいくつもあります。また、コストがかかるのも気がかりな点のひとつでした。マルチコーティングされていないお手軽なフィルターを買うこともできますが、グレアや内部反射のリスクがあるので、私はとても高価なNDフィルターを使っているんです。フィルターはレンズ同様、常にきれいに手入れしておくのが大前提です。NDフィルターに至っては、両面をきれいにしておかなければならいので、実はとても厄介なんですよ。さらに、フィルターはデリケートなものですから、落とさないように気を付けなければなりません。私が撮影をする場所は岩の上なども多いので、ものを落とすと大変なことになってしまうんです。
つまり、フィルターを扱うには相当な神経を使うということ。 そこで、このアプリが重要になってきます。

NDフィルターが不要になる強力なアプリ
地上と空を別々に撮影して合成する「スカイHDR」

ソニーの「スカイHDR」は、私のために作られたようなアプリです。 このアプリは私の「こうだったらいいな」というポイントをたくさん満たしてくれます。
「スカイHDR」を使えば、地上と空、それぞれを適切な露出設定で撮影し合成してくれるんです。それぞれにホワイトバランス、シャッタースピード、絞りを指定できるところが気に入っています。
空と地上の境界線を設定し、回転することによって地平線に合わせることができます。設定が完了したら、シャッターボタンを押すだけ。カメラはまず、地上合わせの設定で撮影し、次に空合わせの設定で撮影します。撮影が完了すると、画像が表示されますが、この時点で境界線の設定変更もできるんですよ。境界線の位置、つまり“ぼかす”エリアの設定を変えることで、地平線まわりのエフェクトの強さを変えることもできるんです。ここで必要に応じて設定変更し、画像を保存します。RAW形式での保存も可能です。
たった10ドル(1,028円)のアプリでRAW撮影もできるんですよ。私が持っているNDフィルターよりも安いとは感動です!「スカイHDR」は間違いなく強力なアプリですが、撮影前の設定には少々時間を要します。設定によっては不自然な写真が撮れてしまうこともあるので注意が必要です。

また、私はシャッタースピードを30秒以上に設定する方法を未だに見つけられません。リモートシャッターを接続しても見つからないんです。シャッタースピードを30秒以上に設定することができれば雲の様子をもっとカッコよく撮影できるので、リモートシャッターでそんな撮影できればいいな、と思っています。

搭載された3種類のプリセットで思い通りの
イメージに仕上げることも

「スカイHDR」は3種類のプリセット(ブルースカイ、サンセット、ハーフND)を搭載し、カスタムを保存することもできます。プリセットのうちまだ2つ(サンセット、ハーフND)しか試せていないのですが、ここでシェアします。モードごとの比較写真は以下です。ゴミとり以外の処理はしていません。

今回試した「サンセット」と「ハーフND」は私のお気に入りのモードです。「サンセット」は夕暮れの赤を印象的に表現してくれていますし、「ハーフND」は、微妙に露出を変えて2枚の写真を撮影し、合成してくれます。

フィルターの重ね合わせや時間の節約など使用してわかった多くのメリット

「スカイHDR」を使用してみて、使用する前には思いもしなかったようなメリットを見出すことができました。ひとつは、撮影に行く際に持参する機材が減ったことです。撮影に出かける時、私はよく忘れ物をするのですが、フィルターを忘れても最低限カメラさえ持っていれば、しっかり撮影できるのは利点です。
もうひとつ、このアプリを使用するまで気づかなかったメリットは、フィルターの重ね合わせです。フィルターの重ね合わせは、フィルターによっては劣化のおそれがあり、あまり良しとされないことがありますが(特に広角レンズで撮影している場合はビネット効果を生じさせたりもしますし)、10ストップNDフィルターを使用する際にシャッタースピードを遅くするのに役立ちます。

また、Photoshopで後から合成する必要がないため、時間の節約にもなります。「スカイHDR」を使用してソニーのα 7R IIで撮影すると、最低でも42メガピクセルの写真が2枚撮影され、それぞれのファイルサイズは80MBほどになってしまいます。でも、このアプリを使えばカメラ内で2枚の写真を合成してくれるので、すぐに写真をスマートフォンに転送して共有できます。
「スカイHDR」はとても使えるアプリだと、私はすぐにわかりました。しかもたったの10ドル(1,028円)です。空の風景を撮るのが好きな対応カメラのユーザーには、うってつけのアプリだと思いますよ!

●「スカイHDR」のダウンロードはこちら
https://www.playmemoriescameraapps.com/portal/usbdetail.php?eid=IS9104-NPIA09014_00-000017&cid=C060_EMM_shj

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