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ウエディングフォト・前撮りの
新提案

〜α7R IIをメインに、様々なアクセサリーを
組み合わせることで印象的な作品が撮れる!〜 フォトグラファー 茂手木秀行 氏

α Universe editorial team

2017年6月20日に「PHOTONEXT(フォトネクスト)2017」で行われた、写真家・茂手木秀行氏が語ったセミナーの内容をご紹介します。

プロカメラマン向けフォトビジネスフェア「PHOTONEXT2017」に、今年もソニーが出展。24年間マガジンハウスの雑誌『クロワッサ』、『ターザン』、『ポパイ』、『ブルータス』などで撮影を担当し、現在フリーランスとして活躍する茂手木氏にウエディングにおける前撮りの新提案を伺った。アクセサリーを駆使することで、より作品の幅を広げるαの魅力について掘りさげる。

茂手木 秀行/ディレクター&フォトグラファー 2010年フリーランスとなる。1990年頃より写真のデジタル加工を始め、1997年頃からは撮影もデジタル化。デジタルフォトの黎明期を過ごす。2004年/2008年雑誌写真記者会優秀賞を受賞。レタッチ、プリントに造詣が深く著書に『Photoshop×Camera Raw レタッチワークフロー』、『美しいプリントを作るための教科書』がある。長時間露光、超高感度は学生時代からの研究・制作テーマであり、当時から現在まで作品表現の中核としている。

“ドラマ”を生み出すには
「順光を恐れるな」

最近では前撮りが多くなってきているウエディングフォトの世界。つまりはポートレートの撮影ですね。そこに「ウエディングのドラマ性を加え魅力的な撮影をする」というのが今回のテーマです。限られた時間の中で多くのバリエーションの撮影を行うには、様々なアクセサリーを使いこなすことが必要になってきます。ただし、写真の本質は変わりません。「美しい光」です。光をコントロールすることが大切です。ここでは、光に注目しつつ、アクセサリーの重要性を理解していただければと思います。 まずは1つ目、「順光を恐れるな」というテーマで、重要なアクセサリーを紹介します。それがL字アングルです。

α7R IIに装着して、三脚に付けています。L字アングルは、同じ目線のまま、簡単に縦位置と横位置の撮影切り替えが可能になるんですね。レンズの視点を変えずに(同ポジション)短い時間でも縦横の撮影バリエーションに対応できるようになります。
例えば夕陽が沈み、スポットライトがモデルに当たった瞬間を順光で撮るような場合、日が沈むまでの短時間にいろいろとバリエーションを撮りたいわけです。α7R IIもα7S IIも手ブレ補正がボディ内に入っていますが、同じアングルで表情だけ変えて撮りたいとなると、やっぱり三脚に固定したい。さらに縦位置、横位置をしっかり切り替えたい。そんなときにL字アングルが役に立ちます。

外でも室内と同じように
「光をつくれ」

次は一番大きなテーマとも言える「光をつくれ」。つまり、いかに光をコントロールするか、ということです。光をコントロールするためのテクニックのひとつがハイスピードシンクロ。フラッシュは、通常1/250秒以下のシャッタースピードで同調しますが、ハイスピードシンクロ機能を使うと1/8000秒まで同調できます。F値を5.6まで絞り、ISO-100だったら日中でもアンダーにできます。そこにフラッシュをたけば、人物だけが浮き上がる写真になります。そしてもうひとつ試してもらいたいのがオフカメラ。フラッシュは通常、ボディに装着しますが、三脚やスタンドに固定してモデルにライティングするのがオフカメラです。この場合、カメラとフラッシュがシンクロする距離が限定されてしまいます。そんな離れた位置にあってもシンクロを可能にするのがワイヤレスのトランスミッターとレシーバーです。

無線で通信するのでシャッターを切ればシンクロできるという仕組みです。さらに柔らかい光にしたいときにオススメのディッシュライトも紹介します。使うときは立体にしてフラッシュに付けるだけで、簡単に光をコントロールできます。

やわらかい光を作り、モデルさんにその光を当てるために今回使用したのがラウンドフラッシュ社のディフューザー、ディッシュライト(以下写真)です。実は細長いタイプのものもあります。丸型は暗いところでごく一部モデルに光を当てたいときに便利です。物撮りも含め、オールマイティに使えるのは四角のタイプ。物撮りでは、線や面があるものを撮影するので、丸い写り込みがあると本来平面であるはずのものが丸く見えたり、直線であるものがゆがんで見えたりする。よって四角いタイプをセレクトしてください。人物がメインの場合は丸型のタイプがよいと思います。

RoundFlash/Dish Light(ラウンドフラッシュ/ディッシュライト)

太陽光だけでモデルを撮影するとちょっと硬くなって毛穴まで写ってしまうようなシーンでは太陽光とほぼ同じ方向からディッシュライトで光を当てるとぼけも柔らかく、立体的な表現が可能になります。

「新たな視点を求めて」
α+新アイテムの可能性

ウエディングフォトに新たな視点を求める例として、今回は砂浜の撮影ということもあり、水中ハウジングに挑戦しました。水面ギリギリから狙う構図ですね。α7R IIとアルミ削り出しのACQUAPAZZAという製品を使用しました。液晶モニターの部分が45度の角度になっているのでローアングルでも見やすいのが特徴です。撮影は6月の初旬、まだ海水が冷たく、波も荒いのですが、水面からの視点で撮影したかったのでチャレンジ! 途中、流されたりもして大変だったのですが(笑)。

もうひとつ、新たな視点というテーマで外せないのは、何かと話題のドローンです。ちなみに私はJUIDAというドローン団体のライセンスとインストラクターのライセンスを持っています。

今回使用したのはα7S IIとDJI Matrice 600 Pro。これに50mmレンズを付け、上空10mから見下ろしています。別の視点では、低い位置でモデルを中心に回転しながら撮影しました。ノーズインサークル、あるいはポイントオブインタレストというテクニックですね。このテクニックを使うのが空撮のひとつのポイントとなっています。ヨーロッパの美しい空撮映像を……なんて、ロケ地は千葉です(笑)。真上からの新鮮な視点や、モデルのディテールを出しながら後ろがぼけてくることで生まれる精細感。その精細感があるからこそ生き生きとしたムービーに仕上がるα7R IIの実力を実感していただけると思います。

α7R II、α7S IIでより魅力的なウエディングフォトを撮影するなら、それらに合うアクセサリーと、テクニックを試してみてはいかがでしょうか。これまで以上に新郎新婦の感動を呼ぶ作品が誕生することと思います。 本日はご清聴いただき有難うございました。

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