商品情報・ストアデジタル一眼カメラ α α Universe

CAPA

伊達淳一 徹底検証
ミラーレスカメラが
一眼レフを超えた!ソニーα フルサイズファミリーの
魅力にフォーカス

(株)学研プラス CAPA 2017年8月号掲載誌面を再構成

ソニーα9の登場で、デジタル一眼レフに負けないαファミリーが脚光を浴びている。ここではコスパに優れたα7 IIによるヒコーキ撮影を中心にその実力を検証した。

伊達淳一/カメラマン・ライター 1962年生まれ。千葉大学工学部画像工学科卒業。フリーランスのカメラマンとして活動しつつ、CAPAやビデオCAPA(デジキャパ!の前身)など専門誌でテクニカル記事も執筆。近所の川でカワセミに遭遇してからは超望遠による動体撮影にハマる。

ハイエンド一眼レフを凌駕するα9が
ミラーレスカメラの可能性を広げる

一眼レフでは実現できないブラックアウトフリー連写 ソニーα9の登場によって、カメラの歴史が大きく変わろうとしている。“約20コマ/秒”のAF追従超高速連写性能も驚きだが、それ以上にα9が革新的なのは“ブラックアウトフリー連写”。連写中でもファインダーが暗転せず、60fpsの滑らかなライブビュー表示が継続するので、被写体の動きをしっかりと捉えられるのだ。 しかも、メモリー内蔵フルサイズ積層型CMOSセンサーの採用により、ローリングシャッター歪みが少ないので、躊躇なく電子シャッターを使えるのも◎。無振動、無音で撮影できるので、カメラの存在を限りなく無にした撮影ができるのも強みだ。

淡い光に強いα9でヒコーキを軽快に流し撮り

α9, FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS 400mm, F5.6, シャッター速度優先AE 1/60秒, ISO-12800, WB:太陽光
機体が見えづらい薄暮の時間帯でも、α9のライブビュー表示は明るく、横方向に動く被写体がしっかり見える。AF性能も高く、これまでのカメラに比べ、流し撮りもしやすい。

新型センサーがカメラ性能を格段にアップする

撮像センサーにメモリーを内蔵することで、センサー内の読み出し速度を高速化。約20コマ/秒のブラックアウトフリー連写やアンチディストーションシャッターなど、カメラの歴史を変える革新的な機能を実現している。

35mmフルサイズの画質を手軽に楽しめる
コスパに優れたバランスモデルα7 IIに注目

スタンダードなα7 IIでファミリーの魅力を満喫 異次元の超高速連写ならα9、究極の高精細描写ならα7R II、超高感度性能ならα7S IIと、それぞれ際立った特徴を持つフルサイズαファミリー。その中でもっとも高いコストパフォーマンスを誇るのがα7 IIだ。

パイロットまでわかる緻密な描写を実現

α7 II, FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS 212mm, F6.3, シャッター速度優先AE 1/1000秒, ISO-100, WB:太陽光
α7 IIの画素数は2430万画素。117点の像面位相差AFにより、ピントの精度が極めて高く、しかもスムーズなAF-C撮影が行なえる。コクピットのパイロットや窓のリベットまではっきりわかる。

ミラーレスならではのスリムでコンパクトなボディに、ボディ内5軸手ブレ補正、約5コマ/秒のAF追従連写、像面位相差AFとコントラストAF併用のファストハイブリッドAF、階調豊かでさまざまな画作りを楽しめるクリエイティブスタイル&DRO、高解像のOLED Tru-Finder、チルト式液晶モニターなど、Eマウントのフルサイズαの主要な機能がギュッと凝縮されている。4K動画撮影機能こそ備えていないものの、フルサイズセンサーを生かした写真表現には十分過ぎる性能を備えている。

コンパクトで高性能なのがフルサイズαの大きな魅力。ファインダー撮影からチルトモニターによるライブビュー撮影まで軽快に楽しめる。

それでいて、レンズ交換式フルサイズカメラとしては驚きのお手ごろ価格。話題のαファミリーを体験してみたいなら、高画質で扱いやすい、有効約2430万画素のフルサイズセンサーを搭載したα7 IIから始めてみるのもいいだろう。

夏雲とヒコーキを高速連写で捉え続ける!

α7 II, FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS 215mm, F5.6, シャッター速度優先AE 1/2000秒, ISO-160, +0.3補正, WB:太陽光
梅雨にもかかわらず夏のような雲が出ていたので、城南島海浜公園に急行。5コマ/秒のAF-C連写でヒコーキを追い、夏雲ともっともバランスのいい瞬間を狙ってみた。

高感度画質・5軸手ブレ補正・EVFが
自由で軽快な撮影を支える

EVFで撮影結果を確認し超望遠でヒコーキを追う もっともポピュラーなヒコーキ撮影ポイントといえば、空港の展望デッキ。露出が難しい逆光気味のシーンでも、ライブビューで撮影結果がシミュレーション表示されるので、露出レベルやホワイトバランス調整も簡単。また、ボディ内手ブレ補正は、ライブビューにも効くので、マウントアダプターでAマウントレンズを装着したときなど、手ブレ補正が搭載されていないレンズでも安定したファインダー像で撮影できるのもうれしい。 そして、撮像センサーでAFを行なうのでピント精度が高く、ミラーがないのでメカショックが少ないのも魅力。ボディのコスパも抜群で、その余力を交換レンズの拡充に生かしたい。

暗いシーンに強い優れた高感度画質

暗闇のヒコーキをISO12800で狙う

α7 II, FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS 241mm, F5.6, シャッター速度優先AE 1/13秒, ISO-12800, WB:太陽光
夜の成田空港に着陸するヒコーキを狙う。ISO12800まで感度アップしても1/13秒のスローシャッターしか切れないので流し撮りで捉えた。機体の文字や窓もクッキリと描写している。

大型センサーとBIONZ Xが高画質を生む

α7 IIの常用ISO感度はISO100〜25600。フルサイズセンサーは受光面積が広く、高感度やダイナミックレンジ性能に優れていて、高感度でも解像感が低下しにくいのが特徴。

手持ちでしっかり撮れる5軸ボディ内手ブレ補正

すべてのレンズで手ブレを効果的に補正

X/Y : シフトブレ補正
Yaw/Pitch : 角度ブレ補正
Roll : 回転ブレ補正
一般的な角度ブレに加え、マクロ撮影で影響が大きくなるシフトブレ、レンズでは補正できない回転ブレにも対応。装着できるすべてのレンズで手ブレ補正が効くのも特徴。

強力な5軸手ブレ補正で夜の空港を手持ち撮影

α7 II, FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS 200mm, F5.6, シャッター速度優先AE 1/6秒, ISO-5000, -0.3補正, WB:オート
川崎のコンビナートを背景に、離陸準備中のヒコーキを狙う。アンコリジョンライトが点灯した瞬間を捉えるため、200mmで1/6秒のスローシャッターで手持ち撮影しているが、手ブレは皆無だ。

撮影イメージを確認しやすい高性能EVF

イメージした色彩をライブビューで確認

α7 II, FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS 400mm, F5.6, シャッター速度優先AE 1/1000秒,-0.3補正, ISO-400,WB:オート
夕日の赤みを強調するため、カスタムイメージ[夕景]でコントラストと彩度を高めに設定し、DROを[レベル4]に変更。仕上がり結果は事前にライブビューで確認できる。
高精細EVFによるファインダー撮影でしっかりカメラを構えられるので、超望遠撮影でも安定したライブビュー撮影が楽しめる

ヒコーキ撮影に最適な
高性能超望遠ズーム

■ 画質性能とAFスピードを両立した
FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS

■ 手軽に超望遠撮影が楽しめる
FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS

撮影シチュエーションを広げる
高性能レンズが充実

超広角から超望遠まで魅力的なレンズがそろった 初代α7が登場してから約3年半。わずか5本からスタートしたFEレンズもこの夏には27本まで充実し、12mmから400mmまでをシームレスにカバー。最新設計で描写性能に優れたレンズがそろっている。
特に、注目したいのがFE12-24mmF4G。フランジバックの短さを生かしたショートバックフォーカス設計で、これほどの超広角にもかかわらず、性能を落とすことなく、驚くほど軽量に仕上がっている。
また、ボケの輪郭をにじませ、前ボケも後ボケもフワッと柔らかにぼかせるFE100mmF2.8 STF GM OSSも、αユーザーでなければ味わえない描写が得られるレンズだ。

■ 高性能&コンパクトなGレンズ
FE 12-24mm F4 G

α7 II, FE 12-24mm F4 G 12mm, F7.1, 絞り優先AE 1/500秒,ISO-100, -0.2補正, WB:太陽光

遠近感を生かしたダイナミックな都市風景を狙う 並の超広角ズームでは撮れないような斬新なアングルや、遠近感の強さを生かした撮影ができる。約565gと軽量で、周辺画質も優秀、逆光でも目立ったゴーストは出にくい。

■ ボケ味を追求したGM STFレンズ
FE 100mm F2.8 STF GM OSS

α7 II, FE 12-24mm F4 G, F7.1, 絞り優先AE 1/500秒,ISO-100, -0.2補正, WB:太陽光

柔らかなボケがアジサイを際立たせる 周辺ほど透過光量が少なくなるアポダイゼーション(APD)光学エレメントを内蔵し、口径食も徹底的に抑え、ボケの輪郭がとろけるように淡くなっていく描写が楽しめる。

■ 圧倒的な描写力を実現した大口径GMレンズ
FE 24-70mm F2.8 GM

α7 II, FE 24-70mm F2.8 GM 70mm, F9.0, 絞り優先AE 1/200秒,ISO-100, +0.3補正, WB:太陽光

標準ズームで画面周辺まで高画質に描く 大口径F2.8標準ズームでもトップクラスの解像性能を誇り、特にワイド側の周辺画質の高さは驚き。ボケ味にも気を配った設計で、描写にこだわるなら迷わずこのレンズを選ぼう。

12〜400mmまで幅広い焦点距離をカバー

フルサイズ対応のFEレンズだけで12mmから400mmまでシームレスにカバー。Aマウントレンズも純正マウントアダプターにより、手ブレ補正を生かしたAF撮影ができる。

■ 迷ったらコレ!
Zeissならではの高精細描写が手軽に楽しめる
Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS 24mm

α7 IIと持ち歩きたい高性能な標準ズーム 神戸ハーバーランドの暮景。旅行や散策のおともにピッタリな標準ズームで、Zeissレンズならではの高精細で高コントラストな描写とクールな外観デザインが魅力だ。

α7 II, Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS 24mm, F5.6, 絞り優先AE 1/13秒 ,ISO-320, +0.3補正, WB:オート

本誌未公開のアザーカット

α7 II, FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS, F5.6, 1/1600秒, ISO-160
α7 II, FE 100mm F2.8 STF GM OSS
α7 II, FE 12-24mm F4 G, F13.0, 1/320秒, ISO-100
α9, FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS, F5.6, 1/10秒, ISO25600

記事で紹介された商品はこちら

ワンクリックアンケートにご協力ください

記事一覧
最新情報をお届け

αUniverseの公式Facebookページに「いいね!」をすると最新記事の情報を随時お知らせします。

閉じる
本サイトに掲載されている文章、画像、映像、情報等を許可なく複製、加工することはできません。
他のウェブサイトへの転載や公衆送信などの行為はお断りしています。
アンケートのお願い
デジタル一眼カメラα(アルファ) サイトマップ