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写真家 森本真哉 氏「このレンズを持って出掛けたい」
Gレンズの高いクオリティで
広い守備範囲を誇る
FE 24-105mm F4 G OSS

α Universe editorial team

ソニーのEマウントレンズ“Gマスター”のカタログで使用される作例写真を多数手がけている写真家、森本真哉氏。Gマスター以外にもさまざまなレンズを使用し、ソニーのレンズに精通している森本氏が新たに手にしたのは「FE 24-105mm F4 G OSS(SEL24105G)」。実際に撮影して感じたことや、どのようなシーンに向いているかなど、その魅力と実力を余すことなく語っていただいた。

森本 真哉/写真家 1971年生まれ。関西大学卒業後、数年にわたって旅を重ね、アフリカ横断旅行から帰国後写真の世界に入る。アシスタントを経て2007年よりフリーで活動。広告や雑誌などの媒体を中心にして、ポートレートや風景、料理まで幅広く撮影を行う。直近では、ソニーのフルサイズ・Eマウントレンズ、最新モデル”G Master”のカタログ/WEBで使用されている作例写真の撮影なども手掛ける。

幅広い焦点域で近接撮影まで可能。
待ち焦がれていた守備範囲の広い1本

――まずは、実際に使用したファーストインプレッションをお聞かせください。 24mmから105mmを1本で撮れる「FE 24-105mm F4 G OSS(SEL24105G)」は、待ち焦がれていた1本です。とくに仕事では、取材撮影はこれ1本で済むわけですから。景色も、人物も、花の近接撮影もできる守備範囲の広さがこのレンズの一番の魅力ですね。取材撮影では、前もって撮影するものが決まっていなくて、急にあれもこれも撮ってくれ、というクライアントからのリクエストがあったりします。そんな時もレンズ交換なしで撮れるのは本当に便利。効率よく撮影できることは、カメラマンにとっては重要なポイントの1つですからね。もちろん、一般ユーザーのみなさんにも、ぜひおすすめしたい1本です。

――森本さんは「FE 24-105mm F4 G OSS(SEL24105G)」を含め、「Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS (SEL2470Z)」、「FE 24-70mm F2.8 GM(SEL2470GM)」と標準ズームレンズを3本とも使っていただいていますが、それぞれのポジショニングや個性・特長についてはどうお考えですか? 「Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS(SEL2470Z)」は“写欲”を刺激してくれる確かな描写性能を兼ね備えたスナップ用ですね。このレンズは軽量コンパクトが魅力なので、ちょっとでも軽くて小さい方がいい、という女性の方にもおすすめです。「FE 24-70mm F2.8(SEL2470GM)」は目的の被写体を、腰を据えて撮りに行くような時に使いたいレンズ。Gマスターは高画質で表現力も豊かですが、F2.8通しということもあって、F4通しの「Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS(SEL2470Z)」よりはサイズが大きいので街をうろうろしながらスナップを撮る、というような用途よりは、撮影に集中できるような環境で「作品撮り」に使う時に向いていると感じています。「FE 24-105mm F4 G OSS(SEL24105G)」は旅先での撮影にもってこい。旅先では「撮りたい」と思わせる被写体がたくさん出てきますから、焦点距離のカバー範囲が広く、近づいて近接撮影もできる、よりオールラウンダーに活躍してくれるレンズだと思います。

樹皮の質感まで表現する圧倒的な解像性能。
優れた耐逆光性も実感。

――画質や解像感についてはいかがでしたか? 熊野古道で撮影した画像を見た時は、正直「うわー、すごい!」と思いました。古道に立ち並ぶ木の樹皮とか、石畳のザラッとした質感まで高解像で忠実に表現できていて。とくに樹皮の質感がすごくよかった。この写真は24mmのワイド端で撮っていますが、樹皮の細かいシワまでクッキリと出ていました。高い解像感は、ファインダーで見た時から感じられましたね。木立の抜けたところも、本来は収差が出そうな感じですが、枝の部分を拡大して見てもほとんど出ていませんでした。

α7R II,FE 24-105mm F4 G OSS 24mm,F11,0.8秒,ISO200

木立の向こうに太陽を入れ込んだパターンで撮影した時も、昇ってきた朝日を入れて木漏れ日を写したのですが、気になりがちなフレアも出ていませんでした。ですから耐逆行性にも優れていると思います。画面周辺部でも優れた解像性能を発揮して、収差をしっかり抑制してくれているところは、さすがGレンズ、という印象ですね。

「もう一歩」近寄れるだけでなく、
滑らかでフワッとしたぼけ味も魅力

――焦点距離が70mmまでのレンズと105mmまでのレンズでは、どれだけ違いがあるものですか?

例えば、旅行に行って、記録という意味で撮る時に、70mmまでだと本当は入れたくないものが入ってしまって、キチッとフレーミングできないこともありました。でも105mmまであれば、さらに画角を狭くして思い通りにキチッとおさめることができます。例えば電光掲示板に表示されている時刻表とか。旅先で自分が乗る列車や飛行機の部分をクローズアップしたいのに、70mmだと他のものまで入ってしまってどの部分が主役なのかがわからない。でも105mmまであれば明確に表現できますからね。たかが35mmですが、されど35mmなんですよ。手が届かないところも届くという利点もありますし。さらに、105mmと70mmでは、ぼけの感じも変わってきます。

――ぼけの表現についてはいかがでしたか? 「FE 24-105mm F4 G OSS(SEL24105G)」はぼけ描写に滑らかさや柔らかさがあると感じましたね。ぼけの部分がざわざわした感じに仕上がるレンズもありますが、このレンズはふんわりとした感じ。下のポートレートは開放F4で撮影したのですが、ぼけた背景の光がキラキラしている部分も、とてもきれいに表現できました。ぼけ表現については、ホントに言うことなしです!

α7R II,FE 24-105mm F4 G OSS 105mm,F4,1/6秒,ISO400

グッと被写体に近づける!
最短撮影距離0.38mで花も美しく表現

――蓮の花の写真のような、マクロっぽい作品も撮れるんですね。 このレンズは最短撮影距離が0.38m、最大撮影倍率が0.31倍と、他の同等クラスのレンズと比較しても近接撮影には強いレンズです。蓮の花の写真は、可能な限り近づいて撮影しました。ここまで撮れればマクロも撮れる、と言っていいくらいなので、花が好きでよく撮影しているというユーザーの方にもおすすめできます。

α7R II,FE 24-105mm F4 G OSS 105mm,F4,1/320秒,ISO400

この蓮の写真は僕のお気に入りの1枚。花は奥行きや形をしっかり残して表現したいから、仮にF1.4まであったとしても開放で撮ることは僕の場合はほとんどありません。だから、この時も花の中心部分にピントを合わせて、花びらの形を残してきれいにぼけるところを狙っています。 中央のシャワーみたいなフォルムがおもしろいでしょ?緑色の花托(かたく)の小さなポイントにピントを合わせて撮影しました。花托のまわりには黄色の雄しべ、その対比で前後をぼかしていますが、とくに前ぼけがいい感じ。ピンクから白へのグラデーションとぼけの具合をバランスよく撮影できたと思います。

フルサイズセンサー搭載のαボディと組み合わせる
最初のレンズに最適。使いこなせば自分の好みが見えてくる

――「FE 24-105mm F4 G OSS(SEL24105G)」は、どのようなユーザーにおすすめのレンズですか?

Gレンズのクオリティを24mm〜105mmという広いカバー範囲で堪能できるとなれば、当然プロ・ハイアマチュアの方にとって重宝する1本になると思いますが、焦点距離が幅広くて多彩なシーンが撮れるレンズなので、いろんな被写体を撮ってみたい初心者の方にもおすすめです。まだ何が撮りたいか明確でない人たちも、このレンズでいろんなものを撮れば、よく撮影する被写体や、どのくらいの焦点域で撮影していることが多いかなど、自分の撮影スタイルが見えてくると思います。初心者の方にとっては少し高価だと感じるかもしれませんが、せっかくのフルサイズセンサー搭載ボディですから、高解像で描写力に優れたレンズで撮ってもらいたいですね。写真を始めたばかりでいい写真が撮りたい、という方には最適な1本だと思います。他の同等クラスのレンズと比べても最軽量※で、さらに近接撮影もできる。どんな被写体でも満足がいく写真が撮れるのが、このレンズの最大の武器ですね。

持って出掛けたくなるレンズ。
旅先でのあらゆる出会いを満足のいく1枚に

――最後に、森本さんがこのレンズで撮ってみたい被写体やシーンを教えてください。 「このレンズで撮ってみたい」というよりは「このレンズを持って出掛けたい」という感覚の方が強いですね。最初に「旅先での撮影に最適」と言ったのも、そういった要素も含めてのこと。旅行中はどんな出会いがあるかわからないので、出てきたものに対応できる順応性の高いレンズがいいんです。どんな被写体もしっかりきれいに撮れるレンズなら安心ですからね。交換レンズも持っていかずに済むので、荷物も軽くて済みますし。プライベートでは旅行に持っていって、いろんな被写体を撮ってみたい。そんな好奇心がくすぐられるレンズです。焦点距離が幅広くなって、できることも増えましたから、もちろん僕の仕事の現場でも一軍レンズ間違いなしです!

とにかく、「みなさん、このレンズで撮影に出掛けてください!」と言いたい気分ですね。待望の1本がいよいよ出ましたよって。Gレンズのクオリティに24mm〜105mmの広い守備範囲、それでいてF4通しのコンパクトさ……。待ち焦がれていたハイアマ層にはもちろん、これから写真を始めたい、上達したいという人にとっても標準装備になる1本だと思います。どんな被写体に出くわしても、このレンズならきっとキレイに、思い通りの写真に仕上げてくれますよ。

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