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Impressive TRAIN Journey
鉄道写真家 中井精也 氏
Vol.7

中井氏が鉄道風景を印象的な作品にすべく旅する
デジタルカメラマガジンとのタイアップ企画が
スタート!本誌では見れない撮影裏話を毎月
コラム形式でお届けします!

α Universe editorial team

明けましておめでとうございます。鉄道写真家の中井精也です。 皆さんお正月はどのように過ごされましたか?さて今回、僕が撮影地に選んだのは新春を意識して縁起良く「富士山」です。皆さんきっと見慣れていると思いますので恐らく簡単に撮れそうだと思われてるかもしれません。でも意外と幾つかのコツが必要になるんです。  早速ですが検索サイトで「富士山と新幹線」というキーワードで画像の検索をされてみてください。たくさんヒットするかと思います。如何でしょう?そのほとんどが、画面中央上部に富士山の頂上がある構図で撮られたものですよね。もちろんこれはこれで撮影者の意図がありますから全く構わないのですが、今回僕からちょっとした提案をさせてもらいます!  いきなりですが、こちらの3枚の写真を、じっくりと見比べてみてください。さて、どれが一番良いと思いましたか?

 この3枚で違うのは、画面内の富士山の位置です。新幹線の先頭部の位置は(若干の差異はありますが)3枚とも左下で共通にしてあります。 もうお気づきの通り富士山の位置が「中央、左、右」と違っているのがお分かりいただけたかと。 ここで改めて気にして欲しいのが「新幹線」と「富士山(頂上部)」という2つの大きな被写体を、いかにバランス良く配置するかです。そしてそのことが、良い構図になるかどうかのポイントになるのです。

 先に結論を言ってしまうと、僕からのお勧めの構図は富士山(頂上部)が右側にあるカットです。これは画面の左下に新幹線、右上に富士山の頂上を配置することで、画面の上下左右のバランスがとれているからなんですね。1枚ずつ見てしまうと、どれも良く見えてしまう構図ですが、こうして見比べてみると、その違いは一目瞭然なのです。

α7R III,FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS,F5.6,1/5000秒

 こんなふうに縦位置で撮るときも、やはり列車は左下、富士山は右上に配置してあげると収まりがよくなります。

α7R III,FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS,F9,1/5000秒

 今回の撮影はα7R IIIでしたが、さすがは約10コマ/秒連写!残り少なくなった700系を、みごとに最高の位置で撮影できました。時速200kmで走る列車を、この位置で写し止めるのは至難の業なんですが、高速連写を使ってカメラ任せで撮れるようになりました。
 それに加えて、α7R IIIは、RAW+JPEGであってもJPEG最高画質のエクストラファインが選択できるようになったこと。さらにはRAW+JPEGで高速連写撮影しても、連写が途切れないことも付け加えておきます!
 こんなに小さなボディーに秘められた高性能。まさに僕のような鉄道写真家にとっても、完成形といえるカメラですね。 こちらの写真は、雲が増え富士山が隠れてしまったので、低速シャッターで流し撮りをしてみました。少し現場が明るかったので、ND64フィルターとPLフィルターの2枚を装着することで、1/6秒まで低速にして撮っています。まるで白い矢のように新幹線が快走するシーンは迫力満点です。

α7R III,FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS,F11,1/6秒

 簡単そうで意外と難しい富士山と新幹線の構図のお話。ぜひ、みなさんも2018年の幕開けにふさわしく新幹線と富士山の写真を撮ってみては如何でしょうか?僕は一足お先に、朝7時前にこんな写真を撮ってみました! それではまた次回もこの場所で! 中井精也でした。

α7R III,FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS,F5,1/4000秒

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