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ネイチャーフォトグラファー 柏倉陽介 氏a project with NATIONAL GEOGRAPHIC 小笠原諸島編 Vol.1/3

柏倉氏が捉えた、小笠原諸島の大自然。ナショナルジオグラフィックとの共同制作により珠玉の映像が生まれました。

α Universe editorial team

「プロローグ」

ネイチャーフォトグラファーの柏倉陽介です。ソニーさんからのオファーでスタートした
「a project with NATIONAL GEOGRAPHIC」シリーズ。 今回、新たな企画でお声がけいただき、訪れたのは、東京から南に約1,000kmの場所にある太平洋に浮かぶ絶海の孤島・小笠原諸島。首都東京から南西方向にある西表、北東方向にある道東と、手つかずの自然が残る、日本の端にある世界遺産を撮影してきましたが、今回の舞台は南の最果てです。 僕も一度は撮影したいと思っていた絶海の孤島です。

撮影に向かったのは、秋もそろそろ終わりを告げる11月中旬。小笠原諸島は東京都内に属していますが、その距離は途方もなく、定期船で東京竹芝桟橋から父島まで片道およそ24時間を要します。小笠原には空港がないので、東京からの交通手段は船のみ。しかも月に数本しか運行していません。天候不良で出船できないことを考えると、予定通り行って帰ってこれるのか、かなり不安でした。しかし、簡単に行き来できないからこそ、美しい原風景が残っているのです。
まばゆく耀く青い海、そしてこの場所でしか見ることができない野生の鳥たちに思いを馳せ、僕は創造力を膨らませながら小笠原諸島・父島行きの船に乗り込みました。

「絶海の小笠原諸島へ」

定期船「おがさわら丸」に乗って丸一日、船の中でもまだ見ぬ美しい光景を思い描きながら父島に到着。まずは“ボニンブルー”と呼ばれる美しい海に向かいました。江戸時代に無人島(ぶにんじま)と呼ばれていた小笠原諸島は、捕鯨で立ち寄る欧米人にボニンアイランズ(Bonin Islands)として海外に紹介されました。それをきっかけに、小笠原近辺の深みのある鮮やかな海の色が“ボニンブルー”と言われるようになったそうです。 カヤックに乗って海を進むと、僕の思い描いていた光景が目の前に現れました。きらきらとまばゆい光が満ちた青い海、僕を歓迎するようにカヤックに近寄ってくるイルカたち、そして空を優雅に羽ばたくカツオドリ。僕はさまざまな方向にカメラを向け、夢中でシャッターを押しました。

α7R III,FE 16-35mm F2.8 GM,F8,1/1600秒

父島には夕陽が美しく見えるスポットがたくさんあります。夜明山や初寝浦、足がすくむような切り立った崖の上からと、滞在中はあらゆる場所から海に沈んでいく神秘的な夕景を狙いました。背景や雲の入り方によって夕陽の印象はガラリと変わります。刻々と変わりゆく状況の中で、僕が思い描いていた小笠原らしい夕景を表現することができました。

夜は星空も撮影しました。見上げれば満天の星で、天の川もはっきりと見ることができます。人工的な光が一切届かないため、星の輝きが一層美しく見え、感動の一枚を撮ることができました。

母島では希少種の動植物を探すため、ジャングルに足を踏み入れました。小笠原群島はこれまで一度も大陸と繋がったことがないため、東洋のガラパゴスといわれる希少種の宝庫です。僕の願いが通じたのか、ここでも絶対に撮りたいと思っていた鳥たちが、命の輝きを纏いながらその姿を見せてくれました。

美しい黄金の光を放つ羽をまとったハハジマメグロが飛び立つ瞬間、そして、長きに渡って独自の進化を遂げてきた小笠原諸島固有の鳥たちは、姿を見ただけで生き様まで見えるようでした。「美しい姿を撮りたい」という僕の強い思いに応えて、シャッターシャンスを与えてくれたんだと思います。

小笠原諸島での撮影で印象に残ったのは“光”です。 小笠原諸島は朝昼夜のどんな時間、どんな場所であっても光に満ちた世界でした。
太陽に照らされ青く耀く海、ジャングルの木漏れ日、美しい夕景、満点の星空、そして小笠原に息づく生命の光。心を奪われた僕は時間を忘れてシャッターを押していました。
自由に謳歌する生物たち、美しい大海原など、光りに包まれた魅力的な被写体を、あらゆる場所や時間で捉えることに成功しました。

さらに今回、映像ではドローンも使われ、今までとは印象の違う絶海に浮かぶ小笠原諸島の大自然を、ダイナミックに捉えることができた内容となっています。 映像をご覧いただいて、小笠原諸島の“光”を一緒に感じていただければと思います。

*4K画質でご覧いただくには、YouTube動画プレーヤー右下の歯車アイコンをクリックして、2160P(4K)を選択してください。なおネットワーク環境によってはスムーズに再生ができない場合がありますのでご容赦ください。

次回VOL.2では、それぞれの写真に対する私の想いや感じたことをご紹介させていただきたいと思います。宜しくお願い致します。

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