北海道・知床 三好和義

三月の初旬。厳しい冬が終わりを迎える頃、フォトグラファー 福田健太郎氏は、春を求めて旅に出かけた。春が芽吹くその瞬間をとらえるため、新潟から長野、埼玉の秩父、南伊豆まで南下した。そこで出会った光や風、色や音、香り、そして生き物たち。それは移ろいゆく日本の四季の美しさそのものだった。