紀伊半島南部 福田健太郎

冬という季節は、ぬくもりを知るためにあるのかもしれない。フォトグラファー 福田健太郎氏は、厳しい冬へと移りゆく海と山の表情、そしてそこに暮らす人々にフォーカスしながら紀伊半島南部をめぐり歩いた。寒風が吹き付けるなか強く感じたのは、太陽の光、人の営みのあたたかさ。それは自然や人のぬくもりを発見する旅だった。