- [撮影情報]
- 焦点距離:16mm
- シャッタースピード:1/100
- 絞り:F9
- 露出補正:-0.3EV
- ISO:100
- ホワイトバランス:太陽光
日没前後はシャッターチャンスの宝庫!
暮れなずむ海辺の風景。日没の前後は、空の色やグラデーションが美しく、さらに刻々と変化するシャッターチャンスの宝庫です。この写真では、超広角の16mmを使って、空の美しい色とグラデーションを余すことなく捉え、空の色を引き締めると同時に船着き場をややシルエットにして写真にメリハリをつけるために−0.3EVのマイナス補正をかけています。また、構図に関しては、手前から奥に視線が自然に流れるようにすることで、写真全体に奥行き感を出しています。
使用したレンズ(SEL1635Z)の高い描写性能のおかげで、海に突き出した船着き場の先まで緻密に描写しています。また、使用したボディ(α7R)の高解像性能が、レンズの描写性能を最大限に引き出し、停泊する船や夕方の遠い空に浮かぶ雲までも精緻に描写しています。
- [撮影情報]
- 焦点距離:16mm
- シャッタースピード:1/60
- 絞り:F4
- 露出補正:-0.3EV
- ISO:100
- ホワイトバランス:太陽光
紅葉をダイナミックに撮影する!
美しく色づいた紅葉。超広角の16mmで、木の下から見上げるように撮影しています。主役となる形の良い枝を右手前に配置すると同時に、色づいた木全体を画面いっぱいに捉えることで、美しくダイナミックな写真に仕上げています。また、紅葉を透過光で撮影することで、鮮やかさと透明感を表現しています。なお、紅葉は露出補正することで写り方が変化しますが、この写真では紅葉の色が引き締まるように−0.3EVのマイナス補正をかけています。
使用したレンズ(SEL1635Z)は、広角端の16mmから高い描写性能を発揮するため、超広角領域でもツァイスらしい高解像、高コントラストな描写を堪能できます。この写真でも、色づいた紅葉を高コントラストでヌケ良く捉えることができました。さらに、使用したボディ(α7R)の高解像のおかげで、紅葉の一枚一枚の微妙な濃淡や質感を描き分けることができました。
- [撮影情報]
- 焦点距離:34mm
- シャッタースピード:1/100
- 絞り:F8
- 露出補正:-0.3EV
- ISO:100
- ホワイトバランス:太陽光
水面の映りこみで、紅葉をより美しく!
美しく色づいた湖畔の紅葉。朝方の斜光線となる時間に撮影することで、美しく色づいた木々に適度な陰影をつけて立体的な描写になるようにしています。湖面の波が収まるのを待ち、水鏡になった瞬間を捉えることで、湖畔の紅葉と澄みわたる青空が湖面に美しく映りこんでいます。構図に関しては、紅葉した湖畔とその映りこみが画面中央で上下シンメトリーになるように撮影することで、端正で美しい風景写真に仕上げています。
使用したレンズ(SEL1635Z)は、超広角となる焦点距離16mmまでカバー。焦点距離を16mmにして至近の草木を画面内に大胆に取り入れることで、奥行き感を感じさせるまた違った一枚を撮影することができました。ズーム全域で高い描写性能を実現しているので、焦点距離を変えての撮影も積極的に楽しめます。しかも、高解像を誇るα7Rなら、紅葉の木々や湖面の落ち葉までも鮮明に描写します。