
見たままの自然な美しさを再現する機能として高い評価を受けている「Dレンジオプティマイザー」機能がさらに進化し、より複雑な光線状況にも高度に対応。背景との明暗差が激しく、人物が黒つぶれしたり、ハイライト部分が白とびを起こしたりするような場面でも、撮影画像を瞬時に分析。人物と背景をバランスよく描写するために、最適な階調再現に自動補正する。α900のDレンジオプティマイザーは、判定アルゴリズムの改良により、分析能力をさらに向上。シーンごとに適した補正を行い、輝度分布の複雑なシーンでも目で見たままの自然な美しい画像を得られる。設定モードは、画面全体を一様に自動で最適化するスタンダードモードと、画像の領域ごとに自動で最適化するアドバンスオートモードを選択可能。さらに、状況に応じて補正効果を1-5の範囲で選択できるアドバンスレベル設定機能や、補正効果の異なる3枚(弱、中、強)の撮影が一度にできる「Dレンジオプティマイザーアドバンスブラケット」機能も搭載。補正効果の強弱を「Hi」「Lo」で切り換え、撮影後に好みの1枚を選択できる。

40分割ハニカムパターン測光(多分割測光)、中央重点平均測光、スポット測光の3つの測光方式を搭載。ボディ背面の測光モードレバーで簡単に切り換えられ、撮影目的や光線の状況によって使い分けられる。

画面全体を40エリアに分割し、総合的な演算処理により適正露出を算出する40分割ハニカムパターン測光。各受光素子の輝度情報だけでなく、AF情報までを加味して、精度の高い露出値を演算。独自のアルゴリズムにより、複雑な輝度分布でも安定した測光を可能にし、多くの撮影シーンで失敗の少ない露出制御が行える。

画面中央部周辺エリアに重点をおきながら、全体の明るさを平均的に測光。撮影者の経験と知識に基づいた露出補正が活かしやすい。

中央部のスポット測光サークルのみで測光。難しい光線状態でも、被写体の狙った部分だけを測光できる。

露出モードはプログラムオートのPモード、絞り優先のAモード、シャッタースピード優先のSモード、マニュアル露出のMモードの基本4モードと、全自動のAUTOモードを搭載。ボディ上面にある大型のモードダイヤルを回すだけで、すばやく簡単に設定できる。


ホワイトバランスをAWB(オート)モードに設定することで、ほとんどの撮影シーンや照明下で、肉眼で見たイメージに近い色を再現することができる。撮影光源に合わせて選択可能な6種のプリセットホワイトバランスは、ホワイトバランスの微調整機能を搭載。また、選択した色温度に加えグリーン・マゼンタ方向に19段階の補正効果が得られるカラーフィルター機能など、撮影意図に合わせた色調整も可能。さらに、より正確にホワイトバランスを合わせられるカスタムホワイトバランス機能、設定したホワイトバランスを基準に、色温度をずらした3枚を同時に撮影するホワイトバランスブラケットなど、多彩な機能を備えている。
(K=ケルビン)自動的に露出を変えて撮影する露出ブラケット機能は、ドライブモードで設定する機能のひとつとして搭載されている。従来の0.3EV、0.5EV、0.7EVで3枚または5枚のブラケットに加え、2.0EVで3枚撮影が可能。ハイダイナミックレンジ(HDR)合成のような、デジタルならでのクリエイティブな用途に活用できる。

従来の絞り効果(ボケ具合)をファインダーで確認する光学プレビュー機能に加え、α900に新たに搭載されたインテリジェントプレビュー機能を使えば、さまざまな機能の設定効果を撮影前に液晶モニターで確認できる。インテリジェントプレビューによる画像表示状態で、マルチセレクターや前/後ダイヤルを操作すると、露出、ホワイトバランス、Dレンジオプティマイザーなどの設定が変更可能。効果が液晶モニターにシミュレーション表示されるので、じっくりと設定効果をチェックでき、よりきめ細やかに効果を反映させた上で撮影を行える。


撮影状況や好みに合わせて、画像の仕上がりを自在にコントロールするために有効なのが「クリエイティブスタイル」機能。α900には、スタンダード、ビビッド、ニュートラル、クリア、ポートレート、風景など、トーンカーブや色再現、シャープネス、ホワイトバランスの異なる、特長ある13種類のクリエイティブスタイルを搭載。それらのスタイルを目的や好みに合わせて選択するだけで、多彩な画像の仕上がりを簡単に楽しめる。

マルチセレクターで簡単に選択できる6つのスタイルボックスを用意。これらのスタイルボックスに撮影状況や好みに合わせたクリエイティブスタイルを登録しておけば、状況に応じて目的のスタイルを瞬時に呼び出せる。さらに選択したスタイルをベースにコントラスト、彩度、シャープネスなどのパラメータを微調整でき、画像の仕上がりをきめ細かくコントロールできる。
