「速度優先連続撮影」モードでは、有効約1610万画素の高画素でありながら、最高約5.5コマ/秒の高速連写を実現。スポーツシーンなどの決定的瞬間や一瞬の表情を逃さずとらえられます。また、ドライブモードは、通常の「連続撮影」モードをはじめ、「セルフタイマー」「連続ブラケット」まで、幅広く対応しています。
25点のフォーカスエリアが画面の広範囲をカバーし、どんな構図でも被写体をとらえる「マルチポイント」。画面中央のみでピントを合わせる「中央重点」。ピントを合わせたい点を任意に設定できる「フレキシブルスポット」。3種類のフォーカスエリアから、被写体や構図にあわせて選択できます。
カメラが自動でピント合わせを行うオートフォーカスのほか、手動でピント合わせるマニュアルフォーカス、オートフォーカスでピントを合わせた後に、手動でピントを微調整できる「ダイレクトマニュアルフォーカス(DMF)」機能も搭載。「DMF」は、AFとMFを瞬時に切り替えられるので、微妙なピント合わせに威力を発揮します。また、オートフォーカスモードは、「シングルAF(AF-S)」と動いている被写体にピントを合わせ続ける「コンティニュアスAF(AF-C)」があります。
ダイレクトマニュアルフォーカス(DMF)時を含む、手動でのピント合わせを行うときに便利なのが「MFアシスト」機能です。画面の一部を約4.8倍または約9.5倍に拡大し、液晶画面で細部のピント合わせが可能です。マニュアルフォーカスモード設定時には、フォーカスリングの回転操作に連動して(*)自動的に拡大表示に切り替わります。
マニュアルフォーカス時に、画面内のシャープな部分を色つきで表示します。画面のどこにピントが合っているか一目で確認ができ、細かなピント合わせを行うマクロやポートレート撮影に便利です。ピーキングの色は白、赤、黄色から選べ、ピーキングレベルは3段階から選択できます。また、別売の電子ビューファインダーFDA-EV1SやAマウントレンズ(*)を装着している際にも活用できます。
液晶画面にグリッドラインを表示できるので、水平や垂直の傾きを補正しながら、緻(ち)密なフレーミングが可能です。
フルオートの簡単撮影機能のほか、本格的にクリエイティブな意図を反映できる露出モードを搭載。シャッタースピードと絞り値を自動設定する「プログラムオート(P)」をはじめ、「絞り優先(A)」「シャッタースピード優先(S)」「マニュアル(M)」の設定が可能です。
CMOSセンサーがとらえた画像を1200分割し、各エリアの測光データから適正な露出を決定する「マルチ測光」。画面中央部周辺に重点をおきながら全体の明るさを平均的に測光する「中央重点平均測光」、中央部のフォーカスエリア付近を測光する「スポット測光」から、好みやシーンに合わせて選択できます。シャッターボタンを半押しすることで、露出を固定できるAEロックも可能です。
「オートホワイトバランス(AWB)」に設定しておけば、カメラがシーンの光源を自動で判定して、色のバランスが最適になるよう調整します。そのほか、赤みや青みを強調したい場合には、「太陽光」「電球」「蛍光灯」などのプリセットモードから選択できます。さらに、「色温度&カラーフィルター」「カスタム」も搭載しています。また、「OPTION」を選択すれば、ホワイトバランスをライブビューで確認しながら表現に合わせて色あいを微調整できます。
ワンタッチで露出を固定できる「AEロック」機能を搭載。「カスタムキー設定」で登録すれば、ソフトキーを押すだけで、撮りたい被写体の露出を変えずに構図だけを変更できます。また、AEロックはソフトキーを再度押すと解除できます。
装着したレンズごとに、オートフォーカスでのピント位置を微調整できる「AF微調整」機能を搭載。レンズに応じた高精度なピント合わせを可能にします。
“メモリースティック PRO デュオ”や“メモリースティック PRO-HG デュオ”、SD/SDHCメモリーカードに対応したマルチスロットを搭載。SDXCタイプのSDメモリーカードも使用できます。なお、SDXCメモリーカードはSDXCに対応している機器で使用できます。SDメモリーカード、SDHCメモリーカードのみに対応した商品では使用できません。
CMOSセンサー前面に配置されているローパスフィルター表面に帯電防止コーティングを施し、ゴミをつきにくくしています。また、電源オフのたびに、自動的にフィルターを超音波振動させることで、レンズ交換時に付着しやすいゴミやホコリをふるい落とします。アンチダスト機能は、電源オフ時だけでなく、メニューからも実行可能です。
新開発の付属ソフト“PlayMemories Home”を使えば、写真だけでなく動画もカレンダー表示でかんたんに整理・検索・再生が行えます。パソコンをつなぐだけで、カメラ内の映像を取りこまなくても見ることも可能です。さらに、パソコンに取りこんで編集したり、DVDを作成したり、便利な機能を使って楽しくかんたんに管理、活用できます。
撮った写真や映像をクラウドサービス“PlayMemories Online”にドラッグ&ドロップでアップロードでき、自分の写真や動画を〈ブラビア〉、タブレットなど多彩な機器で見られます。また、かんたん操作でFacebook、YouTube、mixiなどのネットワークサービスにアップロードできます。
RAW現像ソフト「Image Data Converter(イメージ データ コンバーター)SR」と、画像閲覧ソフト「Image Data Lightbox(イメージ データ ライトボックス)SR」の機能を融合させた統合ソフトウェアをご用意。トーンカーブやシャープネスなどの多彩な補正機能を使ったRAW画像の編集、露出やホワイトバランス、クリエイティブスタイルなどの調節が可能です。また、RAW/JPEG画像の一覧表示や比較、レイティングなど、RAWデータからの作品づくりをサポートする豊富な機能を備えています。