出会った風景を美しく残す、
それも旅の愉しみ
旅先での風景をより印象的に残すひとつ上のテクニックと
撮影で活躍するレンズを風景写真家 福田健太郎氏にお聞きしました。
今回は、山や田舎の風景を中心にご紹介します。
あなたもαと一緒にこの夏、旅に出かけてみませんか。
旅先での風景をより印象的に残すひとつ上のテクニックと
撮影で活躍するレンズを風景写真家 福田健太郎氏にお聞きしました。
今回は、山や田舎の風景を中心にご紹介します。
あなたもαと一緒にこの夏、旅に出かけてみませんか。
風景写真は、左右の広がりだけでなく奥行き感まで表現できると、より臨場感が生まれ、その場の雰囲気が伝わる一枚になります。そこで奥行き感を演出するために、手前にアクセントとなるものを取り入れるのも一つの方法。手前にある木を大胆に取り込めば、画面が引き締まり遠近感も強調されます。画面の奥の景色に自然と目がいくように、前景に入るものは色味の少ないシンプルなものを選ぶのがポイントです。
丘陵地帯の畑に規則正しく整列し、花を咲かせたトウモロコシ。そのリズミカルなラインに惹かれて撮った一枚です。レンズは、引き寄せ効果と圧縮効果を狙って望遠ズームレンズのFE 70-200mm F4 G OSSを選択。あえて畑から少し離れた場所から、広大な風景の一部分を切り取りつつ、画面全体を平面的に描写することで、直線的なラインの面白さを強調しました。絞りはF11まで絞り込みパンフォーカスで撮影。花の細かな部分や夏の光を浴びた葉の質感までしっかり描写できています。
望遠ズームレンズのなかでもFE 70-200mm F4 G OSSや70-300mm F4.5-5.6 G SSM IIなどは、高性能にも関わらず比較的軽量かつコンパクトで旅行に持って行きやすいレンズといえます。手ブレ補正機能もついており、望遠撮影に心強い一本。肉眼では分かりづらい遠くの風景を捉えれば、旅先での新たな発見を楽しめます。
これは北海道の美幌峠で雲海を狙ったものです。写真の立体感をより生み出すために、雲の陰影を表現しやすい逆光となるポジションを選択。光は刻一刻と寒色から暖色に変化していきます。朝日が雲海を照らし出すと雲が活発に動き出しました。カメラは解像感重視のα7R、レンズは雲の激しい動きに合わせて素早く画角を変えられるよう標準ズームレンズVario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSSを使用。風景のスケール感や雲海の躍動感を強調するため、手前の山肌を雲が駆け上がり木々を覆い尽くそうとする瞬間にシャッターを切りました。
画面左上には眩しい朝日が出ていたのですが、ツァイスレンズのT*コーティングのおかげもあり、フレアやゴーストなどによる画質の低下も見られず、朝の澄んだ空気感を表現できました。一方、滝の写真はVario-Sonnar T* DT 16-80mm F3.5-4.5 ZAで撮影。登山はもちろんのこと、こうした森の中などの少し険しい場所に出かける際も、高性能な標準ズームレンズを使ってできる限り荷物の負担を減らせると、フットワークよく撮影を楽しめます。
必要な荷物を最小限に抑えつつも、忘れずに持って行きたいアクセサリーや便利なレンズをご紹介。
旅に出かけるまえにぜひ参考にしてみてください。
広角側(18mm):目の前に広がる壮大な光景をダイナミックに切り取る
望遠側(200mm):肉眼では分かりづらい遠くの被写体を大きく引き寄せる
光学約11倍の高倍率ズームを実現。質量約460gの軽量・コンパクト設計で持ち運びやすさにも配慮
商品情報光学10倍の高倍率ズームを実現したフルサイズ対応レンズ。リニアモーターを採用し、高速かつ静粛なフォーカスが可能
商品情報光学約13.8倍の高倍率ズームを実現。質量約440gの軽量・コンパクト設計で持ち運びやすさにも配慮
商品情報旅行先でのちょっとした外出など、より身軽に出かけたい時にはポケットに収まるRX100 IIIもおすすめです。コンパクトでありながら高画質で残せるので持ち歩きの負担にならず、αのサブカメラに最適です。
RX100 IIIの魅力はこちら風景の細部まで描写し、繊細な色彩まで表現できるデジタル一眼カメラα。その実力はPCなどの小さな画面では分かりづらいことも。大画面の4Kブラビアなら、風景の隅々まで描写されていることが一目で分かります。また、光の明暗もリアルに再現。プリントでの鑑賞とはひと味ちがう、その場にいるかのような臨場感を味わえます。あなたの写真の美しさを、ぜひ一度4Kブラビアで堪能しませんか。
深みのある黒が立体感を生み出す。さまざまな映像をHDR相当のコントラストで描き出す高画質4Kモデル
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