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DVCAM

DSR-PD170
DVCAMカムコーダー

DSR-PD170

商品の特長

DVCAMフォーマット採用

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PD170は、記録トラック幅10μmのDVフォーマット(SPモード)に準拠した記録・再生が可能。DVフォーマットでは同サイズのカセットテープでDVCAMの約1.5倍、記録時間を延長。少しでも長く記録したい場合やDV記録テープ渡しの必要がある際に、メニューによる設定で対応が可能です。

  • ※DV記録はSPモードのみです。
    ※DV(SPモード)での収録時、まれにきれいなつなぎ録りができないことがあります。より信頼性の高い画像を得るためにはDVCAMカセットをお使いになり、DVCAMフォーマットにての収録をお勧めします。
    ※本機ではDV記録テープへのアフレコはできません。

低ノイズ、高感度を実現したアドバンストHADテクノロジーを採用

DV方式のサンプリング周波数に最適化した横方向720ピクセル、総38万画素(有効34万画素)のCCDを搭載。DSR-PD150に採用されたこのCCDは、センサーひとつ一つの面積を広くとることで集光率を向上し、高感度化を実現しています。PD170は、さらにノイズを効果的に低減するアドバンストHADテクノロジーを発展させ、最低被写体照度3ルクスを達成。黒い被写体や低照度下の撮影で発生する画像ノイズを低減し、暗い撮影環境においてもクリアな描写が得られます。

ハイブリッドカラーモニター採用

新開発の21万画素プレシジョン(高精細)&ハイブリッド(半透過型LCD:透過型LCD+反射型LCD)液晶パネルを採用したカラーモニターを採用。晴天時の屋外でもコントラストの明解な表示を可能としました。これにより、撮影姿勢の自由度を高めるとともに収録の信頼性が向上します。

ワイドコンバージョンレンズおよび専用レンズフードを標準で付属

周辺機材で使用頻度の高い、ワイドコンバージョンレンズおよび専用レンズフードを標準で付属。引きのとれない場所や広さを強調した撮影に便利です。専用レンズフードは、ワイドコンバージョンレンズの着脱を考慮したツーピース構造とともに、レンズ辺縁からの光の回り込みをカットし、フレアの発生を低減するデザインを採用。標準時とワイドコンバージョンレンズ装着時の双方で使用可能です。

付属ワイドコンバージョン
レンズ:VCL-HG0758
レンズ構成3群3枚、0.7倍
付属ワイドコンバージョン
レンズ:VCL-HG0758
レンズ構成3群3枚、0.7倍
レンズフード   LSF-S58
レンズフード LSF-S58
ワイドコンバージョンレンズ使用時の画角比較
ワイドコンバージョンレンズ使用時の画角比較

大型ハンドルにズームレバーとRec Start/Stopボタンを装備

ハンドルの掴みやすさ、手袋を付けたままでのオペレーションを考慮し、ハンドルの高さをDSR-PD150に比べ約10mmアップ。また、レンズグリップとは別にハンドルにもズームレバーおよびRec Start/Stopボタンを配置しました。ズームレバーは誤操作を防ぐOFFおよびL/Hのズーム速度切り換えスイッチを備えています。これらにより、ローアングル撮影姿勢や片手でのREC操作、またズーム時に一定速度を保てるなど、使い易さを向上しました。

視認性を向上したビューファインダー

0.44型、18万ドットの白黒プレシジョン液晶を採用したビューファインダーは、水平解像度500TV本の高精細な画像で、正確なフォーカス操作をサポートします。新しくPD170が装備したビューファインダーは、接眼部にDSR-PD150の面積比約2倍のレンズと大型の鏡筒を用いてビューファインダー内の視野を拡大。画像の隅々まで確認が容易となりました。さらに、大型アイカップの採用により外光の遮断性を向上しています。

ビューファインダーとカラーモニターの同時使用に対応

撮影時、いずれか一方の使用に限られていたビューファインダーとカラーモニターの同時使用に対応(メニュー設定)。フォーカスとフレーミングの同時オペレーションが可能となりました。

レンズキャップ付きフードを標準装備

レンズ保護に有効なレンズキャップをフードに内蔵した“レンズキャップ付きフード”を標準装備。レンズキャップがカメラワークの妨げにならず、また着脱の手間を省くなど機動性を向上しました。

開閉動作(手動)
開閉動作(手動)
  • ※開閉途中で固定することはできません。
    ※ワイドコンバージョンレンズ使用時は装着できません。

充実したオーディオ系

XLRコネクターを2系統装備。チャンネルごとにLINE/MIC/MIC ATT(−20dB)の入力切り換えおよびコンデンサーマイクロホンへの48V電源供給ON/OFFが可能。付属モノラルマイクロホンの他、XLRコネクターを備えるマイクロホンや音響設備からのライン入力に対応します。

入力選択部
入力選択部
XLRコネクター部
XLRコネクター部

入力レベルコントロールはチャンネルごとに独立して行え、また迅速な確認・調整に対応するよう専用AUDIO LEVELボタンを配置。ボタンを押すことで録音レベルをカラーモニターへ表示します。その他INPUT1への入力をテープ上のch1/ch2両トラックへ割り振る設定など、現場音のより確実な収録、高品位なPCMデジタル録音が信頼性高く行えます。

Recレベルメーター表示
Recレベルメーター表示
AUDIO LEVELボタン/調整ダイヤル
AUDIO LEVELボタン/調整ダイヤル

画作りをサポートするマニュアル機能

ズームレバーに加えズームリングを装備。これにより思った画角に速やかに合わせることができ、また微妙なズーム操作も滑らかに行えます。

オート/マニュアル/無限遠がスライドスイッチで選択可能。マニュアル選択時のフォーカス操作は従来通りフォーカスリングで可能なことに加え、切り換えスイッチ下部のワンプッシュオートボタンにより素早くピントを寄せることもできるなど、迅速で正確なフォーカス操作をオートとマニュアルでサポートします。

オートアイリス/マニュアルアイリス切り換えボタンおよびマニュアル調整用のアイリスダイヤルを装備。設定値はDSR-PD150の12段階から24段階*(F1.6−F11)に機能を向上。映像を確認しながら明るさ調節がきめ細かに行えます。マニュアルアイリスはゲインと独立しており、設定値の変更によるゲインアップはありません。

  • *アイリス値表示は12段階

露出オート時の明るさ選択が可能。背面のAEシフトボタンにより、「オーバー」「アンダー」を±4ステップで設定することができ、明るさに対する操作性を高めています。

背面の[GAIN]ボタンで0−+18dB、3dB単位7ステップでゲインアップ値の選択が可能。ゲイン値を固定することができ、撮影意図に沿った画作りが可能です。

CCDの高感度化による暗さへの対応に加え、2段階のNDフィルターを内蔵することで明るさへの対応力も確保しました。過度に明るい環境下でもアイリスコントロールが適正に行えるよう、約1/4と約1/32の2段階で光量を低減。被写界深度を浅くした画作りも行うことができます。

1/4−1/10000秒、20ステップでシャッタースピード調整が行えます。アイリス機能と組み合わせた明るさコントロールのほか、動きの速い被写体撮影時の残像コントロール、パソコン画面の撮影で発生する横帯の発生を抑えた撮影などが行えます(クリアスキャンではありません)。なお、1/4設定時の最低被写体照度は0.3ルクス。動きの少ない被写体の低光量下での撮影に対応します。

カラーレベル、シャープネス、ホワイトバランスシフト、オートゲインコントロールリミットの4つの項目を任意値に設定し登録が行えます。カスタムプリセットはメニュー設定とは独立し、ハンドル後部のボタンで瞬時に呼び出すことが可能です。

  • ※バッテリーを外した後も設定値はホールドされます。

タイムコード記録機能

タイムコードを任意の時/分/秒/フレームから記録可能。複数本のテープにまたがる収録時に、テープ毎にプリセットすることでタイムコードのダブりを避けられます。

タイムコードとは別に、個別の情報を16進数(8桁)で書き込むことができます。

書き込みタイムコードは、DF(ドロップフレーム)モードと、NDF(ノンドロップフレーム)モードに対応します。

タイムコードをRecスタート/ストップ間に進めるREC RUNと、スタンバイ時も実時間でタイムコードが進むFREE RUNの選択が可能です。

撮影の機動性を向上するデザインと機能

ボディには軽量かつ堅牢なマグネシウムダイカストを採用。運用時約2.0Kg、全長約35cm(マイクを除く)。軽量・小型で前後のウエイトバランスにも優れたボディは、高い機動性を発揮するとともにショルダータイプのカムコーダーでは得られない取り回しの良さを獲得。さまざまなカメラアングル、動きながらの撮影が容易になります。

フォーカス、ズーム、アイリスなどカメラ録画中の機能、瞬時に使う機能を左手前方に集中。またゲイン、シャッタースピード、ホワイトバランスなど使用頻度の高い設定・調整ボタン/ダイヤルを背面パネルに配置。機敏な操作をサポートします。

撮影中にインデックス信号を記録可能。再生時に簡単に呼び出すことができます。(外部入力記録時にも可能)

年月日時分秒を直接映像に記録するDATE REC機能を装備。定点観測や映像記録などの用途に有効です。

  • ※画像上に記録した日付、時刻は消すことができません。

被写体の背後に光源が位置する逆光や、被写体だけに強い光が当たって発生する白飛びを補正。それぞれに専用ボタンを備え、イベント会場、ホール、舞台撮影における照明変化に迅速な対応が可能です。

  • ※アイリス、ゲイン、シャッタースピードのうち、2つ以上をマニュアルで調整すると、BACK LIGHTおよびSPOT LIGHT機能は作動しません。必ず取扱説明書をお読みの上ご使用ください。

細かい手ブレを光学的に補正するアクティブプリズム方式を採用。ON/OFFによる画角や画質の変化もほとんどなく、移動する被写体をハンディスタイルで追う際や、移動体から撮影するなどの場面で有効です。

通常のインターレーススキャン方式(飛び越し走査)と、静止画撮影に適したプログレッシブスキャンに対応。プログレッシブスキャンでは1フレーム分の情報を一度に読み出すためフィールド画像の2倍の垂直解像度で、ブレの少ない高精細な静止画が得られます。画像サイズはVGA(フォト機能使用時:640×480ドット)で、ネットワークでの画像伝送等の要求に応えるほか、インターネットWebサイトなどへの掲載原稿として利用できます。またプログレッシブモードで撮影(15フレーム/秒)した動画からの静止画取り出しも可能です。

メモリースティックをアダプター無しで装着可能なスロットを装備。静止画を記録できるほか、テープ上の映像から任意の映像を静止画として記憶させる事が可能です。

撮影/
再生時間(分)
連続撮影時間(分)実撮影時間(分)*連続再生持間(分)
VFLCDVF+LCDVFLCDVF+LCDLCD ON(3.4W)LCD OFF(2.8W)
NP-F570
(満充電時)
1951651551059080230265
NP-F770
(満充電時)
400345325215185180470540
NP-F970
(満充電時)
600515485330285270705810

  • 撮影/再生時間は、25℃で撮影、再生したときの目安です。低温では時間が短くなります。
    *:実撮影時間…撮影、スタンバイ、ズーム、電源ON/OFFを繰り返した時の撮影時間の目安です。実際にはこれより短くなることがあります。

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