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叶 高
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叶 正子
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原 順子
原 順子
叶 央介
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circus photo
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Circus Special Interview
〈System501〉で子供たちに良質な音楽を聴かせたい

叶高(以下、高)−−−
「僕は中学生のころからオーディオ機器に目覚めて、当時はどうやったら原音再生ができるのか、安い機材の中でいろいろ試行錯誤していました。それこそ音バカと言っていいぐらい(笑)。それからというもの、いい音で音楽を聴きたいという思いがあって、今では自宅に大きなフロアスピーカーをふたつ置いてあるんです。今日この〈System501〉の音を聴かせていただいて、驚きました。このスピーカーの小ささで、この豊かな音質はすごい。演奏している人たちの息遣いまで聴こえてきて、演奏している側が伝えたかった音が見えてくる。それにすごく感動しました」

叶正子(以下、正子)−−−
「私は音バカではないですが(笑)、弟(高)が昔から一生懸命スピーカーなどをいじっていたのを横で見ていました。昔と比べると音楽の作り方はガラリと変わって、パソコンで音を入れたり、スピーカーも本当に小さくなった。それでも当時に比べたらいい音になったな、と思っていたんです。でも先ほど音を聴かせていただいて、やっぱりいい音を聴くためには、しっかりとしたシステムが必要なんだって思いました。音が深いというか、厚みを感じることができました」

原順子(以下、順子)−−−
「そうそう、まるでこの部屋がライブハウスのようで、目の前にミュージシャンがいて、部屋全体で音を奏でているよう。ライブハウスというのは、プレイヤーと小屋で音を一緒に作り上げるんですが、まさにそんな感じがしました。先ほど自分たちのCDも聴かせていただきましたが、『あ、こんなふうにハーモニーしていたんだ』って初めてわかりました(笑)。音の中域がハッキリしている部分もあれば、全体で奏でているような部分もあり、不思議な感じ。きっと音の粒立ちがいいんですね」

叶央介(以下、央介)−−−
「僕たちが実際に音を作っている現場の感触が伝わってきましたね。コーラス部分もヴォーカルが際立っているし、それでいてバックの音も負けていない。僕らの曲に関してはミキサーの人など、スタッフもすごくこだわって作っているんですが、そのこだわりがそのままスピーカーから流れてきているようでした」

高−−−
「ぜひ子供たちに〈System501〉で好きな音を聴かせたいです。作り手の息遣いがわかるような音色で、上質な音楽を聴かせてあげられたらと思います」

作り手側の意識も変える〈System501〉

正子−−−
「先ほどチェロの演奏を聴かせていただいたとき、弓を1回動かしただけでいろいろな音が鳴っているのを改めて認識できました。音の鮮明度がこれまでのものと全然違うんですね。また服のすれる音や演奏者の息遣いなども聴こえて、実際に演奏している人や場所の空気を感じることができました」

央介−−−
「音楽が聴こえていないときでも、音はずっと繋がっているんですよ。誰かが息を吸った音や、何かを触っている音。それは生活の中にある音楽と言ってもいい。そういう空気も含めて、僕たちが表現したいことを伝えられたらいいですよね。できたらこの〈System501〉で、オーバーダビングしていない生歌を聴いてみたいな」

順子−−−
「それは聴いてみたいわね。でもこれだけ鮮明だと、ミスが目立ってしまうかも(笑)」

高−−−
「音楽を聴く人たちが全員この〈System501〉を持っていたら、音楽や音の作り方が変わるかもしれないですね。なにせこんなに上質な音楽が聴けるんですから。これからは僕たちも今まで以上に、音を意識しながら作っていきたいですね」

サイズにも作り手の思いが感じられる〈System501〉

高−−−
「この〈System501〉のコンセプトのひとつである“リラックスするための音作り”。いろいろ試聴させていただいて、なるほどなと思いました。ただ僕が思うのは、リラックスしたい時に聴く音楽は、いわゆる癒しの音楽ではないかもしれない。その時の心の様子だとか、気分によって変わると思うんです。逆に刺激を求める音楽を聴いても、それがリラックスに繋がるかもしれない」

正子−−−
「確かにそれはありますね。私もその時々によってリラックスできる音楽は変わります。ただ、この〈System501〉はどんな音楽をかけても、リラックスできる音色を奏でてくれそうですね」

順子−−−
「見た目も落ち着いた感じでリラックスできそう。〈System501〉はインテリアとしても素敵。このスピーカーのピアノ塗りは漆塗りのようでもあり、どこか和を感じさせますよね」

正子−−−
「本体のサイズもちょうどいいしね。北欧の家具などは棚の奥行きが30センチぐらいのものが多いから〈System501〉の奥行きは25センチにしている、という話に、作り手の熱い思いが感じられます」

順子−−−
「これだけ小さい中にいろんな技術が詰まっているんですね。デザインも昔と同じで、一番これがしっくりきますし、つまみが少ないのもいいです。操作も簡単ですし使いやすいです」

高−−−
「つまみが小さいと、操作するときに気持ちまでチマチマしてしまいそうで、ゆったり聴けないからね(笑)」

央介−−−
「〈System501〉のそういった部分も、リラックスした空間を提供するというコンセプトにマッチしていますね」

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〈System501〉