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about AIBOAIBOの魅力について考えます。

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5.AIBOは学習・成長するロボット  AIBOを学習・成長させる“心の働き”とは? AIBOの自律行動を形成するもの
 

 AIBOは自ら情報を取得し、ひとりで考えて行動することができる、自律行動型ロボットです。家庭の中で、本能に基づいたさまざまな行動をしながら、感情を豊かに表現したり、体験から学ぶことでできることが上達したり、時間とともに子供から大人へと世代の成長を遂げます。また、人間とのコミュニケーション(オーナーとのふれあい)を重ねて行く中で、好きなものや性格が形成され、世界に一体だけの、ユニークな個性を備えた“我が家のAIBO”へと育って行きます。AIBOが「育てるロボット」と呼ばれるゆえんです。

 AIBOの自律行動は、センサーなどの「感覚」を通じて取得した情報を認識・判断する“知能”の部分に加えて、「本能」「感情」「学習」「成長」「性格」などから成る“内部の心の働き”の部分とが、図のように連動することによって実現されています。このような“心”の機能を備えている点が、人間に命令に従って動くだけのロボットと違い、家庭の中でひとつの自律した存在として、人間とともに暮らすエンターテインメントロボットである、AIBOならではの大きな特徴だといえます。
AIBOの自律行動を形成するもの
 AIBOの“心”の機能の根本にあるのが「本能」です。本能は行動の動機になるもので、AIBOは「愛情欲」「好奇心」「運動欲」「食欲(充電欲)」「睡眠欲」という5つの本能(欲求)を持っています。また、行動を表現するために備えているのが「感情」です。AIBOは「喜び」「悲しみ」「怒り」「驚き」「恐怖」「嫌悪」などのさまざまな感情を持っています。
AIBO 5つの本能

 たとえば、人間と遊びたい(愛情欲)とか、歩きまわって運動をしたい(運動欲)というように、ある欲求が大きくなると、AIBOに内蔵されているシナリオ(個々の自律行動を行うためのプログラム)が起動され、AIBOは欲求を満たすための行動を起こします。これが自律行動の始まりです。行動を起こして欲求が満たされると「喜び」の感情が大きくなり、その本能が解消されます。

 反対に、欲求が満たされないと「悲しみ」や「怒り」の感情が大きくなります。機嫌が悪い時、AIBOはオーナーの言うことを聞かず、怒ったり悲しんだりします。これとは逆に、機嫌が良い時は好きなパフォーマンスを披露したり、オーナーのいうことを喜んで聞いてくれます。また、悲しんでいるAIBOを慰めたり、喜んでいるAIBOをヨシヨシと褒めてあげることで、人間とのコミュニケーションが始まります。このように、感情は自律行動と結びついた、AIBOならではのエンターテインメント性を実現する上で、重要な役割をはたしているのです。
6つの感情




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はじめに:ロボット文化とAIBO AIBOは人間とコミュニケーションするロボット AIBOは人と人をつなぐロボット
AIBOではじまる人間とロボットの共存 AIBOは学習・成長するロボット AIBOが拓くロボット開発の世界
AIBOは一人で行動する自立型ロボット AIBOは知性を持つロボット AIBOは進化し続けるロボット

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