SONY AIBO
AIBOとはじめるネットワークライフ
WINDOWS XPでの新機能を使用した無線LAN設定のご注意
Windows XPでは、「ワイヤレスネットワーク接続」という機能を使ってワイヤレスLANの設定を行うことができます。
「ワイヤレスネットワーク接続」は、これまで各ワイヤレスLAN機器独自に付属のドライバとユーティリティを使用して設定していたものを、どの機器に対しても統一された方法でワイヤレスLAN設定ができるように、新たにWindows XPに標準搭載されたユーティリティです。
アクセスポイントを
使用する場合
使用しない場合
以下に従って設定を行ってください。

【スタート】 − 【接続】 − 【ワイヤレスネットワーク接続】 を選ぶと、下図のようなワイヤレスLAN設定のウィンドウが現れます。
ウィンドウを開くと最初にWindows XPがアクセスポイントの探索を行い、下図のように接続可能なアクセスポイントの候補を表示します。そこで接続したいアクセスポイントを選択してください。
次に選択したアクセスポイントが使用しているWEP key を 「ネットワークキー」の欄に入力すると、無線接続が完了します。
この後、Windows XP はDHCPサーバから自動でIPアドレスを取得し、TCP/IPの接続がされると設定完了です。


拡大表示
 
※DHCPサーバから自動でIPアドレスを正しく取得できない場合は手動でのIPアドレスの設定が必要です。
 
Windows XPでは、初期設定ではIPアドレスをDHCPサーバから自動で取得する設定になっています。
DHCPサーバを用いてIPアドレスを自動取得できない場合、Windows XPは、
・IP Address = 169.254.X.Y(X、Yは0〜254までの任意の数字)
・Subnet Mask = 255.255.0.0
に設定します。この機能を Auto-IP機能と呼びます。お客様がご希望の固定IPアドレスに設定するには、以下の手順に従ってください。

1)【スタート】 − 【接続】 − 【ワイヤレスネットワーク接続】 を選び、右記のウィンドウの開き、【サポート】 タブをクリックします。



拡大表示

2)現在割り付けられているIPアドレスの状態を確認します。使用可能なIPアドレスが表示されない場合、「全般」タブをクリックし、1)のウィンドウに戻ります。



拡大表示

3)「プロパティ」ボタンを押し、右記のウィンドウの「インターネット プロトコル (TCP/IP)」をダブルクリックします。



拡大表示

4)PCに設定したいIPアドレス/サブネットマスク/デフォルトゲートウェイを設定します。

(この例では、
 ・IPアドレス: 10.0.1.101
 ・サブネットマスク: 255.255.255.0
 ・デフォルトゲートウェイ: 10.0.1.1
 に設定しています。)

入力が終わりましたら、「OK」ボタンを押してください。設定完了です。(Windows XPではIPアドレスの設定を変更してもシステムの再起動は必要ありません。)



拡大表示
Windows XPでは、アクセスポイントを使用しない、ワイヤレスLANネットワークを構成することも可能です。このとき、「ワイヤレスネットワーク接続」画面上で「Ad Hoc Mode」を選択します。

以下に従って設定を行ってください。
Windows XPの「ワイヤレスネットワーク接続」における、"Ad Hoc Mode"は、IBSS Peer-to-Peer モードのことを指します。

このため、従来のAd Hoc (Demo) Modeを使用していたワイヤレスLANカードは、WindowsXPの「ワイヤレスネットワーク接続」を使用して設定した場合、それまでのAd Hoc (Demo) Modeに設定された機器とは接続できなくなります。例えば、ワイヤレスLAN対応AIBOと接続する場合、AIBO側のワイヤレスLANの動作モードを"Ad Hoc Demo Mode"ではなく、"Infrastructure Mode"に設定する必要がありますのでご注意ください。

1)「スタート」−「接続」−「ワイヤレスネットワーク接続」を選ぶと、右記のウィンドウが現れます。ここで「プロパティ」ボタンを押します。



拡大表示

2)「ワイヤレス ネットワーク」タブをクリックします。



拡大表示

3)「詳細設定」ボタンをクリックします。



拡大表示

4)「コンピュータ相互(ad hoc)ネットワークのみ」を選択して、 Peer-to-Peerモードが優先されるように設定します。選択終了後「閉じる」ボタンを押します。



拡大表示

5)3)のウィンドウで左下にある「追加」ボタンを押して、右記のウィンドウを開きます。ここでPeer-to-Peer モードで使用するSSIDを入力します。(ここでは、AIBONETとしています。)
またWEP keyが必要な場合は入力します。(ここでは、AIBO Wireless LAN Cardがサポートしている40bit WEPの設定をしています。)
設定が終わったら、「OK」を押します。



拡大表示

6)Peer-to-Peer モードの追加が終わると、右記3)と同じウィンドウに、先ほど入力したSSIDの名前で新たにワイヤレスネットワーク名が登録され、設定完了です。

※Peer-to-Peer モードでは、DHCPサーバは稼動していないので、IPアドレスのを固定に設定するか、Auto-IPで使用します。(上記1を参照してください。)。



拡大表示