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“ロケフリ Home HD”「LF-W1HD」開発スタッフインタビューロケフリ Home HD”「LF-W1HD」開発スタッフインタビュー
ロケフリ Home HD”「LF-W1HD」開発スタッフインタビューロケフリ Home HD”「LF-W1HD」開発スタッフインタビュー

今まで使っていたリモコンが使える
操作においても汎用性と使い勝手を向上
大林   接続が簡単になりワイヤレス技術も向上した。残るは操作するリモコン部分ですね。実は「LF-W1HD」は、家庭でお使いのビデオ機器のリモコンでも受信機側から遠隔操作することができるんです。現在ほとんどのAV機器には独自のリモコンが付いていますが、最近は機能も複雑化して、ボタンの数が増えています。これだとAV機器を買い替えるごとに、また1から新しい機能とボタンを覚えなければならない。でもそれだと「LF-W1HD」が目指す“かんたん”というものから外れてしまいます。それならば使い慣れたリモコンで操作できるようにしようと思いました。
滝田   もちろん「LF-W1HD」にも専用のリモコンは付属しており、そのリモコンでも遠隔操作できます。ただそこにもひと工夫ありまして、「LF-W1HD」に繋いである機器のボタン名を画面上に表示させるようにしました。もちろん再生や一時停止など、普段よく使われるボタンは別途用意していますが、例えば他社さんの機能名などは、「LF-W1HD」のリモコンには書いてありません。ですがガイドを表示させると、画面上にその機能名と付属リモコンのボタンの対応図が表示されるんです。
大林   私たちからすると、少しボタンの表記が違っていても分かるんじゃないか、という感覚でした。ただ使うかたにとっては、ボタンの表記が一文字違っても、これは別のボタンで、押してしまうと変なことになってしまうのでは? と思われることもある。それならば画面上にリモコンの画を出し、そこに対応するボタン名を表示しようということになったんです。全メーカーさんのボタンを用意するとなると、膨大なボタン数になってしまいますからね。「LF-W1HD」ではF1からF4までのボタンがあり、画面上でボタン表示を切り替えると、それぞれの機種にあるボタン名が表示されます。このファンクションボタンを4つに決定するのも紆余曲折があったのですが、一時停止や早送りなど直感的に使えるボタン以外に4つであれば、そんなに難しくはないだろうと。また今後機能が増えたときは、学習機能があるので4つまでは新しいボタンに対応できます。
滝田   従ってこのリモコンを使って、接続先の機器の様々な機能を遠隔操作することができます。例えばリビングにあるレコーダーを、寝室から操作できるんです。これならベッドに入ってから録画予約を忘れたことに気がついても、寝室から予約操作ができます。
大林   リビングで見ていた映像の続きを、寝室など別の部屋で見たいという要望も多かったんです。以前よりレコーダーが安くなってきて、寝室とリビングにそれぞれ購入するという選択肢もあるのですが、そうした場合でも同じ番組を録っているとは限りませんし、録ってあったとしても、続きを見ようとすると早送りなどをしなければならない。やはりコンテンツを録りためるところは一箇所に集中して、それをいろいろなところから見られるというのが理想だと思います。「LF-W1HD」では、それも簡単に実現することができます。
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