Promedia
商品情報 技術情報 サポート FAQ/用語集 space
Site Map
技術情報
テープ構造
テープIDホール
テープ取扱い
クリーニング
テープダメージ
テープ取扱い
テープ取扱い注意事項 テープの保存 テープの輸送方法
テープ取扱い:テープの輸送方法について
 世界の歴史的事件や文化がビデオテープに記録される傾向は、ますます強くなってきています。
信頼性のある優れたビデオテープを選択し、正しい保存条件を守れることは重要なテーマです。
 以下に述べるような適切な保存方法と取り扱い方法を守れば、長期間の保存が可能です。
1. 輸送条件
温度:10℃〜30℃ 湿度:80%RH以下(結露しないこと)
2. 輸送前のテープの状態
テープの巻き飛び出し等、著しい巻き乱れがないこと。もし乱れている場合にはVtr等で巻き直しをする。また、テープトップまで巻き戻した状態であること。
3. 輸送条件
必ずハードケース等に入れる。
製品梱包状態(カートンに入っている状態)に準じ、縦方向に置く。
横置きで輸送する場合、絶対にカセットを逆さにしない。
やむを得ず横置きや、単体で輸送する場合は、緩衝材等で保護する。
ソニー製磁気テープのマスターカートンボックスに表示してある下図のマークは、テープが未使用の状態で輸送・保管される際に許容される温度の範囲を示しています。使用済のものに関しても同様の条件にて輸送・保管されることを推奨致します。
下図の表示はソニー製磁気テープ出荷時の未使用テープが収納されている状態での「カートンボックスの強度」、「内部テープの保護」を目的として表示されています。ご使用後に様々な大きさのテープが収納された場合にはこの限度は異なります。
ソニーが出荷時に使用しているカートンボックスは、それぞれのテープが輸送に適した方向で収納されるように設計してありますので、輸送の際にもぜひお役立てください。
↑ページトップへ
テープの巻きに飛び出しがある場合、振動によってその部分がリールに接触し、ダメージを発生させる場合があります。ダメージが発生するとその部分は永久に変形してしまい、元に戻らなくなりますので注意が必要です。もし、輸送前に飛び出しに気付いた場合は、Vtr 等で巻き直しを行なってください(巻き直しは、低速度の方が整巻きしやすい)。
↑ページトップへ
1. 必ずハードケース等に入れてください。このことによりカセットを外部の衝撃から保護することができます。
2. 輸送する際はできるだけマスターカートンに入れて「縦置き」してください。横置きにする場合は、緩衝材等で保護し、絶対にカセットを逆さにしないでください。
通常の方向で輸送された場合、図1 の様に「リール押さえバネ」がリールを固定していますが、図2 の様にカセットが上下逆さになった状態で輸送されると、リールが振動等によりカセットシェル内で動いてしまい、テープのエッジにダメージを与えたり、ドロップアウトが発生する原因となることがあります。
↑ページトップへ
これまで述べたような基本的な内容を守っていただければ、輸送時におけるトラブルの大半は防止することができます。

貴重な映像ソフトを保護するためにも万全の対策を講じることをお勧め致します。
↑ページトップへ