ES-7に関するFAQ
セットアップに関する質問 オペレーションに関する質問 機能に関する質問
■セットアップに関する質問

Q1 接続を推奨しているVTRにはどのような機器がありますか?
A1 9ピン接続の場合はプレーヤー設定で、デフォルトパラメータの値をダブルクリックして表示される機器を推奨しています。
i.LINK接続の場合は、ソニー製 DVCAMVTR DSR-20/30/40が推奨機器です。

【補足】
i.LINK接続のカムコーダーにつきましては推奨機種の対象外となっております。

Q2 VTR接続設定方法を教えてください。
A2 以下の手順で行います。
1. ES-3のスタートメニューからコントロールパネルを選び、サイトのメニュー画面を開く。
2. プレーヤー設定の項目メニューで各項目を設定する。

Q3 オーディオのインピーダンスは?
設置説明書(付録P83)の仕様にはXLRタイプ3ピン×4 600Ω/10KΩと記述されているが切り換え用のON/OFFスイッチが無い。600Ω ON/OFFスイッチでON=600Ω、OFF=10KΩに切り換えられる?
A3 [コントロールパネル]→[サイト]タブ→[システム設定]→[入出力]タブ→「オーディオ入力」→[Analog]→[アッテネーション]と[インピーダンス]で選択します。

Q4 -6dBm/0dBm/+4dBm/+6dBmの入力レベルに合わせた切り換えスイッチがない。
A4 [コントロールパネル]→[サイト]タブ→[システム設定]→[入出力]タブ→「オーディオ入力」→[Analog]→[アッテネーション]と[インピーダンス]で選択します。

Q5

MOを接続したい。

A5 接続確認、推奨機種
メーカー:OLYMPUS
商品名:TURBO MO 640SIII
キット名:TS6443/WN(SCSIケーブルがセット)
SCSI接続MOメディアのフォーマット
添付ファイル:mo-conect.pdf(51.6KB) PDF ICON
■オペレーションに関する質問

Q1 エフェクトのワイプでボーダーをつける方法を教えてください。
A1 以下の手順で行います。
1. タイムライン+プロジェクトウインドウを表示させる。
2. ES-3 FXタブを選択する。
3. Transition FXフォルダーを選択する。
4. Wipe Editorをドラッグし、ワイプをかけたい場所にドロップする。
5. ドロップしたエフェクトにカーソルをあわせ、マウスを右クリックする。
6. 編集を選択する。
7. エフェクトの設定画面が開くので、ボーダーなどの設定を行う。
8. 設定が終了したら画面を閉じる。
9. レンダリングが終了するまで待つ。
(レンダリング未終了の場合、スライス番号はグレー色で表示されます)

Q2 エフェクトの内容をプレビューする方法を教えてください。
A2 以下の手順で行います。
1. タイムライン上のビデオクリップの編集点にエフェクトのアイコンを置いて、そのエフェクトアイコンを右クリックし、「編集」を選択する。
2. エフェクトの編集メニューが表示されるので、子画面下のプレイボタンを押してエフェクトパターンのプレビューを実行する(*)。
その際、モニターマーク(show video clip)を押すと、タイムライン上のビデオクリップの画面をはめ込んでプレビューできる。
(*)エフェクトの実行速度は実際のパターンとは異なります。

Q3 キー抜きの方法について教えてください。
A3 以下の手順で行います。
1. タイムライン+プロジェクトウインドウを表示させる。
2. ES-3 FXタブを選択する。
3. Clip FXフォルダーを選択する。
4. Key Editorをドラッグし、キーをかけたいクリップにドロップする。
5. クリップの右端にキーのマークができるので、そこにカーソルをあわせ、マウスを右クリックする。
6. 編集を選択する。
7. エフェクトの設定画面が開くので、キーの設定を行う。
8. 設定が終了したら画面を閉じる。
9. レンダリングが終了するまで待つ。
10. プレビューする。

Q4 一度作ったタイトルをクリップとしてタイムラインにはりつけた後で、再度手直ししたい場合はどのような方法で修正をするのですか?
A4 ES-3では、タイトル作成する場合TGAファイル、タイトルファイルの2種類のデータを作ります。
TGAファイル:CGタイトラーで作成したデータをES-3で合成するために使用します。
タイトルファイル:タイトルを修正する際に使用します。
したがって、一度作ったタイトルを修正する場合には、以下の手順でTGAファイルを作り直すことになります。
1. CGタイトラーを起動する。
2. 修正したいプロジェクトファイルを開く。
3. タイトルを修正する。
4. ページの出力をする(TGAファイルを作る)。
5. プロジェクトファイルを上書き保存する。

Q5 タイムライン上のクリップで、レンダリング・エフェクトのかかった部分が再度レンダリングされる場合がありますが、なぜですか?
A5 レンダリング部分は内容に変更があった場合、再度レンダリングします。
例えば位置の移動、デュレーションやトランジションの時間の変更、タイトルクリップなどを合成する、などの場合は再度レンダリングを行います。

Q6 ES-3のクイックリファレンス表(カード)はありますか?
A6 いまのところありません。

Q7 ユーザーズガイドのような標準的な操作手順書はありますか?
A7 ESBK-3091(オペレーションマニュアル)希望小売価格31,500円(税抜価格30,000円)の他、ES-3にオンラインヘルプ機能があります。また、ユーザー登録をしていただいたお客様には、チュートリアルCD-ROMを送付させていただいております。

Q8 動作させる時の注意事項はありますか?
A8 スクリーンセーバーはご使用にならないでください。
PC、ES-3、周辺機器の電源投入順序について
電源は、周辺接続VTR、外付けHDD、ES-3の順番でいれ、最後にPCの電源を入れてください。
電源を切る場合は、逆の順番で、最初にPCから落としてください。
■機能に関する質問

Q1 SDTI(QSDI)対応していますか?
A1 ES-3アプリVer1.20(Build5311)から対応。ESBK-3031をインストールすることで入出力が可能になります。

Q2 QSDI(4倍速)対応していますか?
A2 対応していません。今後も対応する予定はありません。

Q3 現在のバージョンを見る方法を教えてください。
A3 ES-3のスタートボタンを右クリックして、“ES-3について”をご覧ください。最新バージョンはVer2.50です。(2002年4月現在)

Q4 編集データの自動保存の機能はありますか?
A4 ES-3は常に最後に作業した状態を保存しています。
またUNDOは64回まで可能です。

Q5 クリップの変わり目にエフェクトをかけたら、黒い部分が入るのはなぜですか?
A5 ES-3でデジタイズしたクリップは、そのままではエフェクトのトランジションとなる前後の糊代がありません。
このような場合、タイムライン上のエフェクト・アイコンに赤い帯が表示されます。
エフェクトのトランジション部分を設定するためには、ロギングツールでマークイン、マークアウトをする際に、使いたい部分の前後1秒程度の余裕を含んだイン点とアウト点を設定して、デジタイズしてください。
またデジタイズしてしまったクリップは、クリップビューアーで再度マークインとマークアウトをし直してください。

Q6 起動時に使用するプロジェクトを選択できるようにしたいES-3を起動すると前回終了時の画面が表示されるので起動時にプロジェクトを選択して開けるようになるといいのですが。
A6 ユーザー名をセットしておけば、起動時にユーザーを選ぶことによりその人が最後に使ったプロジェクトで開始されます。プロジェクト名とユーザー名 をクライアントにリンクさせて使うことをお勧めします。

Q7 クリップにトランジション系のエフェクトを追加して、コンテナ作成を実行すると、クリップのイン点(アウト点)にあるトランジションエフェクトが消えてしまう。
A7 コンテナの境界にまたがってトランジションを貼ることは出来ません。なぜならコンテナ外にトランジション分の糊代が要求されますが、コンテナを作成する時はこの部分が含まれないからです。

ただし In点:スタートで整列、Out点:エンドで整列の場合は、トランジションが 貼れてしまいます。これはコンテナに糊代は必要ないからです。ただしこの場合はトランジション相手の糊代がコンテナ内にはないので、ブラックとトランジションすることになります。
またコンテナを作成してからトランジションを貼った場合も同様です。コンテナの糊代はありませんから、相手はブラックとトランジションします。ただしIn点:スタートで整列、Out点:エンドで整列で貼った場合は、相手の糊代があるのでトランジションは可能です。
またクリップFXを途中で分断するようなコンテナを作成した場合も、分断された双方にクリップFXがコピーされてしまいます。
基本的なコンテナの使い方としては、レイヤーが増えて表示が複雑になるなどの 場合に、その部分をまとめるために使います。各種の効果はコンテナ内で完結していることが原則です。ただしコンテナに含まれないトラックにタイトルを追加したりすることは可能です。

親クリップとサブクリップの削除に関する注意点
サブクリップはマスタークリップとメディアデータが共通で、マーク点を別途設定しているだけです。従ってメディアデータだけを削除した場合に再度デジタイズすると元クリップの全長がデジタイズされます。
ところがマスタークリップも消してしまうと、メディアデータの情報も無くなってしまいます。よってサブクリップは新規のマスタークリップとなり、メディアデータが別途定義されるのでタイムラインに貼ったものとは別物になります。ES-3ではメディアファイルを実質的に分解することはありません。

基本的にサブクリップの使い方は以下の通りです。
1. マスタークリップから必要部分を切り出した時点で、マスタークリップを削除し、必要な部分のみ再度デジタイズする。これはディスクの容量が充分でなくマスタークリップに不必要な部分が多い時に有効で、当然 編集を開始する前に行ないます。
2. シーケンスに貼った後で、シーケンスからラックを作成を実行し、そのシーケンスに対応するクリップをバッチデジタイズする。
必要な部分のみデジタイズできるので、編集後に本当に必要なクリップを整理することが出来ます。これは特にサブクリップを作っておく必要はありませんが、作っておくと便利な場合もあります。
またタイムラインに貼ったら、基本的に別物とみなすのが常識です。例えばクリップビューアで編集点を変更した時に、タイムラインに貼ったもの迄が変更されてしまうのは困ります。タイトルにしても元を変更したらタイムラインには貼り直すことが原則です。

Q8 デジタイズ後にクリップをプレビューすると画像と音声が目視で分かるくらい(1秒くらい?)ずれている。同じ素材をその場でデジタイズしたが、問題なかったので、シンクジェネレーターに原因があるのでは?
A8 ES-3はGEN LOCKして使えないという制限事項があります。
ES-3のB.B.OUTをSVO-5800に回してください。
閉じたシステムで使うことが前提ですのでシンクジェネレーターは不要です。
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