本文へ

法人のお客様>プレスリリース・新着情報>お知らせ詳細

お知らせ

2011年4月11日

新開発 3D映像作品の品質向上用途、及びパノラマ映像とバーチャルカメラの
新たなアプリケーションを実現するソフトウェア商品群
〜 高速に大容量の画像データを処理可能なプロセッサー MPE-200用ソフトウェアに新製品と新機能を追加 〜

マルチイメージプロセッサー MPE-200は高速・大容量の処理能力を持ったビデオイメージプロセッサーです。この高い処理能力を活用したアプリケーションソフトウェアとして最初に商品化したステレオイメージプロセッサーソフトウェア MPES-3D01に続き、2010年には2D/3Dコンバーターソフトウェア MPES-2D3D1、プログラマブルエフェクターソフトウェア MPES-FX01を商品化してまいりました。
更にお客様からのご要望にお応えするべく、このたび3Dクオリティコントロールソフトウェア MPES-3DQC1、ならびにバーチャルカメラソリューションソフトウェア MPES-VC01を新しいソフトウェア製品として発売します。
また既存のソフトウェア製品につきましても、発売後にお客様からいただいたご意見やご要望を反映させ、新しいバージョンに進化させています。
型名 発売予定 価格
3Dクオリティコントロールソフトウェア 『MPES-3DQC1』 2011年度第2 四半期 ※1 未定
バーチャルカメラソリューションソフトウェア 『MPES-VC01』 2011年度第1 四半期 ※2 未定
※1:2011年7月1日〜2011年9月30日
※2:2011年4月1日〜2011年6月30日

■3Dクオリティコントロールソフトウェア MPES-3DQC1の主な特長

  1. 3Dプログラム映像をリアルタイムに解析

MPE-200に入力した3Dビデオ信号の視差データ、縦方向のずれや色ずれなどの3D映像歪をリアルタイムに解析、モニター画面に表示し快適な映像かの判定を行います。プロダクションやポストプロダクションの分野で、高精度な3D映像の品質を確認するソリューションをご提供します。

  1. 解析データのLOG、結果レポート出力機能

測定した視差、3D映像歪データは、タイムコード情報と共にXMLファイルフォーマットによるLOGデータとして出力すると同時に、不具合ポイントのリスト表示により後工程での修正作業の時間短縮に貢献します。更に解析結果のサマリーをPDF形式のレポートとして出力することも可能です。

  1. 解析データの外部機器への提供

HTTPサーバー機能を内蔵している為、外部の機器から視差データ、3D映像歪データを参照することが可能です。これにより、ネットワークで接続したPCやノンリニア編集機などで解析データを画像の加工処理に利用することができるようになります。

■バーチャルカメラソリューションソフトウェア MPES-VC01の主な特長

  1. 3台のHDビデオカメラで撮影した映像をリアルタイムに合成

MPE-200に入力した3台のHDカメラからの動画像をリアルタイムに繋ぎ合わせることにより、水平方向の画素数を最大で約3倍まで拡張したパノラマ映像に合成することができます。三画面分のHD映像はオーバーラップした部分をあらかじめ認識させることにより、境目の無い横長の動画像が作成されます。
合成した横長の映像は、HDサイズ1画面、2画面または3画面分としてそれぞれ1系統・2系統、あるいは3系統のHD-SDIに出力することができる為、大型画面を使ったパブリックビューイングなどの、設備に応じた高画質表示を行う事ができます。

  1. 合成した横長映像からの切り出し映像出力機能

合成された境目の無い一枚の横長の動画像から、任意の場所を自由なサイズで切りだして、フルHDサイズの映像としてHD-SDI端子から出力できます。これによりスタジアムなどに俯瞰するように固定設置した三台のカメラの横長映像から、仮想的に移動するカメラを使って撮影したような映像をリアルタイムに得ることができます。

■既存のMPE-200用アプリケーションソフトウェアの新機能追加など

  1. ステレオイメージプロセッサーソフトウェア MPES-3D01 Ver.1.3
  • MPE-200に入力したSDI信号に重畳した、エンベデッドオーディオやタイムコードなどのアンシラリーデータをMPE-200の出力まで通すことが可能になります。
  • Element Technica社の3DカメラRIGを、MPE-200のインターフェースからリモートコントロールできます。
  • HTTPサーバー機能を用いて外部の機器から視差データを参照することができます。これにより、ネットワークで接続したグラフィックマシンなどで視差データを画像の加工に利用することができるようになります。
  • 最大12台までのMPE-200にインストールされたMPES-3D01を、1台のPCからコントロールできます。
  • デジタルシネマカムコーダー PMW-F3の35oイメージャーに対応します。
  1. 2D/3Dコンバーターソフトウェア MPES-2D3D1 Ver.1.1
  • MPE-200に入力したSDI信号に重畳した、エンベデッドオーディオやタイムコードなどのアンシラリーデータをMPE-200の出力まで通すことが可能になります。
  • 表示される3D用モニターの画面サイズに応じて最適な3D映像となるようにメニューによる選択が可能になります。
  • 従来の輝度情報に加えて、色情報も3D変換アルゴリズム要素として加えることにより、より自然で破綻の少ない3D変換映像となりました。
  1. MPE-200 アプリケーションマネージャー
  • 新たにWindows PCで動作するユーティリティーソフトウェアを開発いたしました。これによって複数のMPE-200用アプリケーションがインストールされている場合には、アプリケーションマネージャーからの操作で起動するアプリケーションソフトウェアの切り替えが可能になります。
  • MPE-200用のアプリケーションソフトウェアをお持ちのお客様に無償で配布予定です。
  • ※上記ソフトウェアのインストールに必要な作業工賃は別途申し受けさせていただきます。
  • ※アプリケーションソフトウェアにより、別途専用のハードウエアが必要になる場合があります。

  • ※その他記載されている商品名は、各社の商標または登録商標です。なお、本文中では™、®マークは明記していません。
■ソニー製品情報
■お客様からのお問い合わせ先

ソニー業務用商品相談窓口

携帯電話・PHS・一部のIP電話などフリーダイヤルがご利用になれない場合 0466-31-2588
FAX 0120-333-389(または 0466-31-2595)
受付時間 9:00〜18:00(土・日・祝日、および年末年始は除く)

ページトップへ