耳あかなどの異物が付着すると音がこもったり音量が上がらなくなったりします。
※汚れや異物が付着したときは、ブロワーで吹くなどして清掃してください。
ただし、楊枝やペン先など尖ったものは使用しないでください。振動板や内部部品が破損する恐れがあります。
ヘッドホンは振動板や磁気回路など、精密部品で構成されています。衝撃が原因で音量低下や音質劣化が起きることがあります。
3. ヘッドホンのコードを再生機器などにきつく巻きつけないでください。
きつく巻きつけると、コード内部の導線に力が加わって、音が出なくなる(断線)など故障の原因となります。
4. ヘッドホンを再生機器からはずすときは、かならずプラグ部分を持って抜くようにしてください。
コード部分を引っ張ると断線など故障の原因となります。
Q1: 音が正常に出ない。
(片チャンネルから音が出ない。ノイズが混じったり音が途切れたりする。)
A1: ヘッドホンプラグが機器に正しく接続されていることを確認して下さい。
接続先の機器(ミュージックプレーヤー、スマートフォン、タブレットなど)によっては、ヘッドホンジャックの噛み合いが硬いために、ヘッドホンプラグが十分に挿入されていない場合などが考えられます。
A2: 接続先の機器がモノラル出力の機器ではありませんか?
モノラル出力のヘッドホン端子に、ステレオヘッドホンを接続すると、右チャンネルの音が出ません。これは機器の仕様であり故障ではありません。
デジタルミュージックプレーヤーなどのステレオ出力の機器をお持ちであれば、それらと接続して両チャンネルから音が出るか確認してください。
Q3: 再生機器側の音量を大きくすると音がひずんだり、割れたり、ノイズが出たりする。
A3: 接続先の機器の特性によっては、音量を大きくすると音がひずんだり、割れたり、ノイズが発生したりします。その場合は音量を小さくしてご使用ください。
耳を刺激するような大きな音量で長時間聞き続けると、聴力に悪い影響を与えることがあります。耳を守るためにも音量を大きくし過ぎないようにご注意下さい。
また音量を大きくし過ぎると音が外に漏れます。まわりの人の迷惑となりますのでご注意ください。
Q4: カナルタイプ(耳栓タイプ)のヘッドホンを耳に装着したとき、“プチプチ”または“パチパチ”というような音がする。
A4: 故障ではありません。装着した直後はイヤーピースが安定しないため、このような音が出ることがあります。しばらくすると安定してこの音は出なくなるので、そのままお使いください。
周囲からの騒音を低減し、音楽を聴きやすくする機能です。
ノイズキャンセリングヘッドホンの活躍シーン
航空機※での移動時に
快適にリスニング
勉強・仕事などに
集中して取り組めます
電車の中でも
クリアなサウンドで聴けます
● 航空機※や電車内などでのリスニング時に、エンジンノイズや走行音など、さまざまな騒音を低減します。
● 勉強や仕事のときなどは、気が散る原因となる周囲の雑音を低減し、静かな環境で目的に集中できます。
● 音量を上げ過ぎずに音楽が聴きとれるので、周囲への音漏れの心配がありません。
※航空機内の音楽サービスシステムにより、ご使用になれない場合があります。航空機内で電子機器の使用が禁止されている場合や、機内の音楽サービスを個人のヘッドホンで利用することが禁止されている場合は、使用しないでください。
機能説明のほか、ノイズキャンセリングをバーチャル体験できるページをご用意しております。
こちらも併せてご覧ください。「ノイズキャンセリングヘッドホンとは?」
■“ワイヤレスオーディオレシーバー”の故障原因の多くを占めるのが「水濡れ」です。
“ワイヤレスオーディオレシーバー”は、水分や湿気を嫌います。本体内部に湿気や水分が浸入することで、内部部品がショートしたり、腐食したりする場合があります。
また、ちょっとした不注意や気づかないうちに水に濡らしてしまい、修理に持ち込まれるケースがあります。
トラブルの元となる事例を紹介しますので、ご使用の際はご参考いただき、製品を長くご愛用ください。
水などの液体が原因で故障したときは、製品保証の対象外となります。その場合、保証期間内であっても修理は有償になります。
また、故障状況によっては修理ができない(全損)場合もありますので、十分にお気を付けください。
水濡れが発生するケース
雨などの水滴が隙間からしみ込んだ
飲み物をこぼす、水に落とすなどをして水没・冠水させた
湿度の影響により“ワイヤレスオーディオレシーバー”内部で結露を起こした
“ワイヤレスオーディオレシーバー”を濡らしたつもりがなくても、以下のような原因がもとで水濡れ状態になってしまう場合があります。
● 雨の中で“ワイヤレスオーディオレシーバー”を操作して、雨水が本体にかかった。
● 台所での水仕事や手を洗った後、水に濡れた手をよく拭かずに“ワイヤレスオーディオレシーバー”を操作した。
● 汗などが“ワイヤレスオーディオレシーバー”にかかった。
ごくわずかな量の水でも「毛細管現象」によって、本体のわずかな隙間から水が内部に浸入してしまうことがあります。また、金属端子部に水分が残るとサビを発生させて故障の原因となることがあります。
■水が浸入する可能性のある箇所
■毛細管現象とは
毛細管現象とは、液体の表面張力の作用で、髪の毛のように細い管を液体が伝わっていく現象のことを指します。二本の箸を合わせてその先端を水につけると、箸の隙間を水が上がっていくのは毛細管現象の一例です。“ワイヤレスオーディオレシーバー”の外装の合わせ目のような、ごく狭いすき間に液体が付着すると、毛細管現象によって液体が内部に入り込んで思わぬ故障の原因となることがあります。
液体をこぼしたり、水の中に落とすと、本体内部に水分が入り込む場合があります。
● 飲食をしているときに、うっかり飲み物をこぼしてしまった。
● 衣類のポケットに入れたまま洗濯してしまった。
● 洗面台や浴室、トイレ、水槽などの水場の近くに置いたところ、水の中に落としてしまった。
本体内に水などの液体が入ると火災や感電の原因になります。ご使用を直ちに中止し、直ぐに電源を切り、接続している物を外して、ソニーの相談窓口またはお買い上げ店へご相談ください。
汗や湿度などの影響で“ワイヤレスオーディオレシーバー”内部で結露を起こし、予期せずに水濡れ状態になってしまう場合があります。
● 冷えたペットボトルと一緒に鞄の中に入れた。
● 汗を拭いたハンカチと一緒に“ワイヤレスオーディオレシーバー”をポケットに入れていた。
● 寒い外から暖房の効いた暖かい部屋へ移動した。または、冷房がよく効いた部屋から、暑い外へ出た。
● 浴室や洗面所などの湿度が高い環境に長時間放置した。
本体内部に発生した水滴や湿気などによって、微量な水濡れを繰り返し、時間が経つにつれて内部部品が腐食してしまいます。急激な温度変化や多湿な環境での使用や放置はできる限り避けるようにしてください。
また、結露が生じたときは、結露がなくなるまで電源を入れずに放置してください。
水濡れから守るためのご注意
水濡れによる故障から守るために、以下のポイントにご注意ください。
● 濡れた手で操作しないでください。
● 湿度の高い場所に長時間置かないでください。
● 洗面所など“ワイヤレスオーディオレシーバー”が濡れる可能性のある環境でのご使用は避けてください。