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LESSON 文字入力の基本とステップアップ

第8回 「#」や「¥」などの記号はどうやって入力するの?

第7回 アルファベットや数字はどうやって入力するの?では、メールアドレスやサイトのURL、パスワードなどを入力するときに利用する、アルファベットや数字の入力方法の基本や、入力のコツを学習しました。

今回は、意外と入力に困ることが多い「#」や「¥」などの記号の入力方法を学習します。

キーに表示されている記号の位置によって入力方法が異なる

1つのキーには、最大4つの記号が表示されています。キーに表示されている位置によって、記号の入力方法が異なります。

この違いを知らないまま、入力をしている場合も多いと思います。

今回は記号キーのキーを例とします。

このキーの位置は、下図を参考にしてください。

キーボード
記号キー

上図のように記号キーのキーを4分割にして、それぞれ順番に入力方法をご説明します。

1の位置の記号: 波カッコ"{"の入力方法

キーの左上にある記号を入力する方法は次のとおりです。「#」もこの方法で入力することができます。

  • * 入力モードは[ひらがな]の状態言語バーで説明しています。
記号キー
  1. Shiftキーを押しながら、記号キーを押します。
  2. 中カッコ"{"が入力されます。
  3. Enterキーで確定します。

記号キー
など、キーの左上にある記号は、入力する機会がとても多いので、しっかりと覚えておきましょう。

2の位置の記号: カギカッコ"「"の入力方法

キーの右上にある記号は、入力モードが[半角英数]の場合では入力できません。入力モードは[ひらがな]の状態にしておきましょう。

入力する方法は次のとおりです。

記号キー
  1. 記号キーを押します。
  2. カギカッコ"「"が入力されます。
  3. Enterキーで確定します。

ちょこっとメモ

キーの右上には、記号だけではなく記号キー記号キーのように、右上に小さいひらがなが書かれているキーがあります。

今回ご紹介した入力方法は、"記号の入力方法"のため、これらの小さいひらがなの入力には利用できませんのでご注意ください。

キーの右上に書かれている小さいひらがなは、かな入力の際に利用するものですので、ローマ字入力の場合には使用することはありません。

3の位置の記号: 角カッコ"["の入力方法

キーの左下にある記号を入力する方法は次のとおりです。「¥」はこの方法で入力することができます。

  • * 入力モードは[ひらがな]の状態で説明しています。
記号キー
  1. 記号キーを押します。
  2. カギカッコ"「"が入力されます。
    • * ここではまだEnterキーで確定しないようにしましょう。
  3. F9キーもしくはF10を押します。
  4. 大カッコ"["に変換されます。
    • * 「F9」キーの場合は全角、「F10」キーの場合は半角の記号に変換されます。
  5. Enterキーで確定します。
4の位置の記号: 半濁音"゜"の入力方法

キーの右下にある記号は、ローマ字入力を利用している場合には使うことがありません。

今回例に挙げている半濁音"゜"は、かな入力を利用しているときに「ぱ」や「ぴ」などの文字を入力するときに使います。

今回は、参考として、一時的にかな入力に変更し、実際の入力方法をご説明します。

記号キー
  1. IME言語バーの[KANAキーロック]をクリックして、かな入力に変更します。
  2. 言語バー
    *  IME言語バーは一般的に画面の右下に表示されています。
  3. 記号キーを押します。
  4. 半濁音"゜"が入力されます。
  5. Enterキーで確定します。
  6. IME言語バーの[KANAキーロック]をクリックして、かな入力を解除します(ローマ字入力に戻します)。
  7. 記号キー

このようにキーに表示されている位置によって、記号の入力方法が異なります。一部の例外を除いて、この方法でほとんどの記号を入力することができます。

文章の作成でよく使う記号の入力方法

ここでは、文章を作成するときによく使う「。(句点)」、「、(読点)」、「?(疑問符)」、「!(感嘆符)」の入力方法を一覧表でご説明します。

ローマ字入力を利用して文章を作成するときに、よく使う記号の入力方法は下表のとおりです。

記号 入力方法
「。」(句点) 句点キーを押します。
「、」(読点) 読点キーを押します。
「?」(疑問符) Shiftキーを押したまま、疑問符キーを押します。
「!」(感嘆符) Shiftキーを押したまま、感嘆符キーを押します。

インターネットやメールでよく使う記号の入力方法

ここでは、インターネットやメールをするときによく使う「@(アットマーク)」、「_(アンダーバー)」、「−(ハイフン)」、「/(スラッシュ)」、「~(チルダ)」の入力方法を一覧表でご説明します。

ローマ字入力を利用しているときに、メールアドレスやサイトのURLを入力するときには、これらの記号は半角で入力する必要がありますので、以下の手順を参照して、入力モードを[半角英数]にしておきましょう。

ステップ1

IME言語バーの[入力モード]ボタンをクリックします。

IME言語バーの[入力モード]ボタンをクリック

* IME言語バーは一般的に画面の右下に表示されています。

* IME言語バーの表示がIME言語バーの表示になっていれば、アルファベットが入力できる状態ですので、この後の手順の確認は不要です。

ステップ2

[半角英数]をクリックします。

[半角英数]をクリック

ステップ3

IME言語バーの表示がIME言語バーの表示になります。
これで半角の英数字が入力できる状態になりました。
インターネットやメールをするときによく使う記号の入力方法は下表のとおりです。

記号 入力方法
@(アットマーク) アットマークキーを押します。
_(アンダーバー) Shiftキーを押したまま、アンダーバーキーを押します。
-(ハイフン) ハイフンキーを押します。
:(コロン) コロンキーを押します。
/(スラッシュ) スラッシュキーを押します。
~(チルダ) Shiftキーを押したまま、チルダキーを押します。

ちょこっとメモ

よく使われる記号の位置

キーボードから入力できる記号は、その多くがキーボードの上側か右側に集中しています。
よく使われる記号(!、%、&、=、¥、?)の位置は、下図のとおりです。

よく使われる記号の位置

記号の入力方法を覚えるのは、なかなか難しいと思います。まずはよく使う記号から覚えていきましょう。

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