Bluetooth接続で知っておきたい豆知識
Bluetooth接続に関する豆知識をご案内します。
Bluetoothとはなんですか?
「Bluetooth(ブルートゥース)」とは、デジタル機器の近距離間データ通信に使う無線通信技術のひとつです。
基本的に1対1の接続となり、つなぐ機器同士を機器登録(ペアリング)をする必要があります。
機器登録(ペアリング)とはなんですか?
Bluetooth接続をする機器同士を1対1でひもづける設定を、機器登録(ペアリング)といいます。
プロファイルとはなんですか?
Bluetooth対応機器の通信方式の仕様です。Bluetoothで接続するには、プロファイルでお互いの機器が同じプロファイルに対応していることが必要です。
プロファイルが違う機器同士の接続はできません。製品の取扱説明書などで対応しているプロファイルを確認してください。
主に音楽の用途で使用するプロファイルは以下です。
- A2DP:ステレオ音声を伝送するプロファイル。
- AVRCP:AV機器を操作(再生、停止)するプロファイル。このプロファイルに対応していない場合は、子機からの操作指示ができません。
良好な通信を行うために知っておきたいこと
以下の事例に当てはまる場合は、Bluetoothの通信が不安定になったり、切断される場合があります。
送り側(親機)の事例
- 同時にたくさんのアプリを起動して親機の負荷がかかっている場合
- 使用していないアプリをシャットダウンをするなどで改善する場合があります。
- 音楽データの情報量が多い通信を行う場合
- 音質設定を「高音質」から「標準」や「通信優先」へ変更すると改善する場合があります。
- 親機でWi-Fiストリーミング視聴している場合
- Wi-Fi通信の不調でストリーミング自体が音声が途切れることがあります。
Bluetooth接続以外の視聴でも同様に途切れる場合は、Wi-Fi通信環境を確認してください。
通信環境の事例
- 通信距離や接続機器との位置が適切でない場合
- 接続先機器との距離を30cmほどまで近づけ、正常に受信することを確認してから、少しずつ距離を離し問題なく利用できる距離を探します。
- 屋外で使用している場合
- 室内の場合は、Bluetoothの電波が屋内の壁、床、天井などに反射することで送受信しやすくなるため、屋外にくらべて良い状態で通信できます。
電波の特性上発生する事例
- 遮蔽物がある場合
- ウォークマンやスマートフォンなどの再生端末を胸やズボンのポケット、カバンなどにいれて音楽を視聴している時は、再生端末とスピーカーなどのBluetooth機器の間に挟まれた人体が遮蔽物となり、Bluetoothの送受信に障害(音跡切れ、ノイズ)が発生することがあります。
- 電子レンジなどのワイヤレス通信を妨げる機器の近くで使用する場合
- 通信を妨げる機器から、できるだけ離れた場所で使用してください。
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Bluetooth接続が急にできなくなった場合は、以下をご参照ください。