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同期テキスト(lrc形式ファイル)の作成・転送・表示方法(Android搭載ウォークマン)

「同期テキスト」とは、ウォークマン内の音楽 (音声) ファイルの再生に合わせて、ウォークマンの再生画面上に文字を表示させることができる機能です。

同期テキストの機能を活用すると、「ウォークマンで、英語学習用の音声を聞きながら、英文を表示する」「ウォークマンで音楽を聞きながら、曲に合わせて歌詞を表示する」などの使いかたができます。

同期テキスト対象機種

  • NW-F805/F805BT/F805K/F806/F806K/F807
  • NW-F885/F886/F887
  • NW-Z1050/Z1060/Z1070
  • NW-ZX1
  • NW-ZX2

Media Goを使った同期テキストの作成

2013年以降に発売された同期テキスト対応ウォークマンでは、 Media Goを使って同期テキストの作成・転送・表示ができるようになりました。
詳しくは以下をご覧ください。

同期テキストを、ウォークマンで表示させるまで

同期テキストをウォークマンで表示させる手順は、以下の流れとなります。

1. お使いのパソコンで同期テキストファイル(lrcファイル)を作成
2. 作成した同期テキストファイル(lrcファイル)をウォークマンに転送
3. ウォークマン内の曲に作成した同期テキストを設定し、表示

同期テキストを作成する

お使いのパソコンで、「メモ帳」を開きます

Windows 10の場合

デスクトップ左下の[スタート]ボタンをクリックして、[すべてのアプリ]−[Windows アクセサリ]−[メモ帳]をクリックしてください。

Windows 8.1の場合

[アプリ]画面を表示して、[メモ帳]を選択してください。

Windows 7の場合

デスクトップ左下の[スタート]ボタンをクリックして、[すべてのプログラム]−[アクセサリ]−[メモ帳]をクリックしてください。

「メモ帳」に、ウォークマンで表示したいテキスト(歌詞)を入力します

ウォークマンで表示したいテキスト(歌詞)を、メモ帳に入力してください。

※ 同期テキストは、英数字だけでなく日本語も表示することが可能です。右のサンプル画像では、英語の文章を入力しています。

一画面上に表示できる最大文字数は?

  • 画面上で一度に表示可能な文字数はウォークマンの機種ごとに異なります。目安としてNW-Z1000シリーズでは約56文字です。
  • 表示可能な文字数を超えた場合、末尾の文字は表示されません。
    ウォークマンの画面上では、目安としてNW-Z1000シリーズでは約19文字で改行表示されます。

入力したテキスト(歌詞)に、時間情報を入力します

テキストに、時間情報を入力することで、音楽や音声の再生に、テキストの表示を同期させることができます。
入力したテキストの行頭に、表示させたい時間(再生開始からの時間)を入力してください。

※ 同期テキストのサンプルを編集して入力することも可能です。

時間情報の入力について

[00:02:14]時間情報部分(行頭に、入力した行を表示させたい時間を半角のカッコ[]で囲って入力します)the Kanto region will be

時間情報は、[分:秒:1/100秒] を、それぞれ2桁で入力してください(1/100秒は省略できます)。
上記の設定の場合、音声の再生を始めてから「2秒14」後に「the Kanto region will be」と表示されます。

入力したテキストを保存します 〜 その1

テキストと時間情報を入力し終えたら、「同期テキストファイル(lrcファイル)」として保存します。
テキストを入力したメモの上部メニューから、「ファイル」-「名前を付けて保存」を選択してください。

入力したテキストを保存します 〜 その2

ファイルを保存する場所を選択してください。(右の例では「デスクトップ」を選択しています)。

「ファイルの種類」を「すべてのファイル」に設定してください。

「文字コード」を「ANSI(Shift-JIS)」に設定してください。

入力したテキストを保存します 〜 その3

「ファイル名」に、ファイル名称と拡張子(.lrc)を入力して保存してください。
ファイル名は、テキストを同期させたい曲名や、音声(音声)ファイル名と同じにすると、管理しやすくなります。

professional(ファイル名).lrc(拡張子)

拡張子とは、ファイルの種類を3〜4文字で示すアルファベットの文字列です。
ファイル名と拡張子の間は「.(ドット)」で区切ります。

「保存」をクリックして保存してください。

同期テキストファイル(lrcファイル)が保存されていることを確認する

手順4〜手順6で保存した場所(当ページの手順では「デスクトップ」)に、同期テキストファイル(lrcファイル)が保存されていることを確認してください。

以上で、同期テキストファイル(lrcファイル)の作成は完了です。
次の手順、「同期テキストを転送する」へ進んでください。

一度作成した同期テキストを編集し直したい場合は

作成した同期テキストファイルを、再び編集したいときは、以下の手順でファイルを開いてください。

同期テキストファイルのアイコンにマウスカーソルを載せて、マウスの右ボタンをクリックしてください。

表示された「右クリックメニュー」から「開く」を選択してください。

「このファイルを開けません」と書かれたダイアログウインドウが表示されたら、「インストールされたプログラムの一覧からプログラムを選択する」を選び、「OK」ボタンを押してください。

「推奨されたプログラム」または「ほかのプログラム」から、「メモ帳」を選択し、[OK]ボタンをクリックしてください。

※ [この種類のファイルを開くときは、選択したプログラムをいつも使う]にチェックをつけると、次回以降は の操作が不要になります。

同期テキストファイルが「メモ帳」で開き、編集ができるようになります。

同期テキストを転送する

ウォークマンをお使いのパソコンへUSB接続します

パソコンから「WALKMAN」(ウォークマン)のフォルダを開きます

Windows 10の場合

デスクトップ左下の [スタート]ボタンを右クリックして、[エクスプローラ(E)]をクリックしてください。画面の左側のメニューに表示されている「WALKMAN」をクリックしてください。

Windows 8.1の場合

デスクトップ画面の左下にある[(フォルダーアイコン)]をクリックしてください。
表示されたフォルダー画面の左側にあるナビゲーションウィンドウで[PC]、または[コンピューター]をクリックし、「WALKMAN」をダブルクリックして開いてください。

Windows 7の場合

デスクトップ左下の[スタート]−[コンピュータ−](または[マイ コンピュータ])をクリックし、「WALKMAN」をダブルクリックして開いてください。

「WALKMAN」に、「download」フォルダを作成します

以下の手順で、「WALKMAN」の中に「download」フォルダを作成してください。

※すでに「download」フォルダがある場合は、手順4へ進んでください。

[WALKMAN]フォルダの上で、マウスを「右クリック」してください。

メニューが表示されるので[新規作成]を選択し、[フォルダー]をクリックしてください。

作成された新しいフォルダを、[download]というフォルダ名にしてください。

[download]フォルダ内に、作成した同期テキストファイル(lrcファイル)を置きます

「同期テキストファイル(lrcファイル)」を、[WALKMAN]内の[download]フォルダ内にドラッグアンドドロップで置いてください。

例:以下の図は、[デスクトップ]からのドラッグアンドドロップです。

ドラッグアンドドロップの方法

以下は、例としてデスクトップに保存した同期テキストファイル(lrcファイル)を、[download]フォルダにドラッグアンドドロップする方法です。

[WALKMAN]の[download]フォルダを開きます。

デスクトップに保存した lrcファイル 上で、マウスの左ボタンを押し、押したままの状態で[download]フォルダに移動します。

[download]フォルダ上で、マウスの左ボタンを離します。

[download]フォルダに同期テキストファイルが移動されたことを確認してください。

以上で、同期テキストファイル(lrcファイル)の転送は完了です。
[WALKMAN]の[download]フォルダに、同期テキストファイル(lrcファイル)が保存されていることを確認してください。
次の手順、「同期テキストを表示する」に進んでください。

同期テキストを表示する

ウォークマンを、お使いのパソコンから取り外します

パソコンからウォークマンを取り外す際は、必ず「安全な取り外し」をおこなってください。

ウォークマン本体で、同期テキストを設定したい音楽(音声)の再生画面を表示します

ウォークマンを起動し、[(W.ミュージック)]をタップします。

同期テキストを適用したい楽曲(音声)を選択します。

メニューから、[歌詞追加]をタップします

NW-F800シリーズ、NW-Z1000シリーズの場合

①[(メニュー)]をタップして、[歌詞追加]をタップします。

②[ファイル選択]をタップします。

NW-F880シリーズ、NW-ZXシリーズの場合

①[(メニュー)]をタップして、[歌詞追加]をタップします。

②[歌詞追加]をタップします。

③[ファイル選択]をタップします。

同期テキストファイル(lrcファイル)を適用します

[download]フォルダ内に転送された同期テキストファイル(lrcファイル)が表示されます。
楽曲(音声)に表示させたい同期テキストファイル(lrcファイル)をタップして選択してください。

選択した同期テキストが画面に表示されます。
楽曲(音声)に適用されます。

再生ボタンをタップすると、楽曲(音声)の再生にあわせ、テキスト(歌詞)がハイライト表示されます。テキスト(歌詞)が、楽曲(音声)と正常に同期しているか確認してください。

再生画面から歌詞を表示するには?

  • NW-F800シリーズ、NW-Z1000シリーズをお使いで、再生画面に歌詞が表示されない場合は、曲情報表示エリアを左にフリックしてください。
    作成した同期テキストファイルに入力したテキスト(歌詞)が表示されます。
  • NW-F880シリーズ、NW-ZXシリーズをお使いで、再生画面に歌詞が表示されない場合は、画面上部のをタップして、表示をに変更してください。
    作成した同期テキストファイルに入力したテキスト(歌詞)が表示されます。

同期テキスト機能をご利用になる際の注意事項

同期テキストの仕様について

  • 使用できる文字コードは「ANSI(Shift-JIS)」または、「UTF-8」です。全てASCIIのファイルも含みます。
  • 拡張子が「.lrc」以外のファイルは、ウォークマン上で同期テキストとして認識されません。
  • 同期テキストファイルの最大サイズは128KBです。
  • 著作権保護された音声ファイルに対して、同期テキストを表示させることはできません。
  • 動画ファイルに対して、同期テキストを表示させることはできません。

テキスト文字列について

  • 行頭にある時間情報に続く文字列をテキストとして認識します。
  • 時間情報直後のスペースは切り詰められます。(半角、全角ともに)
  • 一つの時間情報に表示できる最大文字数は約56文字です。これを超える行の末尾は表示されません。
  • ウォークマン上では約19文字で改行表示されます。行途中に時間情報が含まれる場合、さらに短くなる場合もあります。
  • 改行コード は、CR, CRLF, LFのいずれも正常に認識されます。
  • 改行のみの行は認識されず、読み飛ばされます。

時間情報について

  • 行頭の時間情報のみ認識されます。
  • 時間が逆行する行は認識されず、前の時間情報以降の時間情報のみ認識されます。
  • 時間情報だけの行は空白行となります(0文字のテキスト扱い)。
  • 時間情報の時間が前行と同じ場合や、逆行する場合は、その行全体が読み飛ばされます。その際には、最後の「正常な行」より後の時間が現れるまで全て読み飛ばされます。

著作権に関するご注意

  • 他人の著作物を用いて同期テキストファイルを作成する場合、個人として楽しむなどのほかは、 著作権法上、権利者に無断で使用できません。
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