商品情報・ストアシステムステレオ ハイレゾ対応ミニコンポ「CMT-SX7」徹底レビュー
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今どきの音楽の楽しみ方はさまざま。音楽CDはもちろん、驚くほどの高音質が堪能できるハイレゾ音源、いろいろな音楽を手軽に楽しめる定額音楽配信サービスなど、楽曲の再生手段はどんどん広がっている。どの聴き方にもメリット、デメリットはあるが、それらすべての手段に対応し、なおかつ高音質で楽しめるシステムがあれば申し分ない。そんな理想をかなえてくれるのが、この2015年7月に登場したソニーのハイレゾ対応ミニコンポ「CMT-SX7」だ。今回は、あらゆる音源に対応するマルチな機能と、とびきりの高音質を兼ね備えていることで話題の本モデルを徹底チェックしていこう。

アップスケーリング技術「DSEE HX」が音楽CDや定額音楽配信サービスの楽しみ方を変える!

音源の進化はとどまることを知らないようだ。エジソンの蓄音器の発明とともに誕生したアナログレコードは、100年余りで音楽CDに主役の座を譲り、音楽CD誕生から約30年後の現在、世界ではダウンロード配信や定額音楽配信サービスが主流となっている。直近では、音楽CDを凌駕する高音質のハイレゾ音源も確実にオーディオファンの間に浸透してきた。

もっとも、音楽CDはいまだにポピュラーな存在であるし、ハイレゾ音源に比べて記録された情報量が劣るとはいえ、より手軽に音楽を楽しめる点が魅力だ。このように、それぞれの音源には一長一短があり、いくつもの音源を使い分けながら音楽を楽しんでいる人は多いはずだ。

しかし、音楽CDはコンポで、ハイレゾ音源は専用プレーヤーで、配信サービスはスマートフォンやパソコンでといったように、再生装置がそれぞれ異なるのではめんどう。どんな音源も再生できるシステムがあれば申し分ないのだが……そう思っていたら、そんな理想をかなえてくれるミニコンポがこの7月に登場するという。それが、ソニーのハイレゾ対応ミニコンポ「CMT-SX7」だ。

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あらゆる音源をさまざまな方法で再生し、高音質で楽しめる、ソニーのハイレゾ対応ミニコンポ「CMT-SX7」(スピーカー付属)。まさに、オーディオファンの理想とも言える新時代のシステムが誕生した

「CMT-SX7」の特筆すべき点は、音楽CDや、ハイレゾ音源、定額音楽配信サービスなどの幅広い音源を再生できることに加えて、音楽CDや定額音楽配信サービスなどのサウンドがハイレゾ相当の高音質で楽しめること。その秘密は、ソニー独自のアップスケーリング技術「DSEE HX」の搭載にある。高音域を補完するとともに、サンプリング周波数とビットレートをハイレゾ相当の情報量にアップコンバートすることで、あらゆる音源をハイレゾ相当のクオリティに引き上げてくれるのだ。

しかも、スマートフォンやウォークマン®などから音源をワイヤレスで飛ばせるBluetooth®やWi-Fiに対応しているほか、USB経由で接続すればUSB-DACとして使えるなど、まさに“マルチオーディオコンポ”と呼ぶにふさわしい仕上がりとなっている。次章以降で、そんな「CMT-SX7」の“マルチ”ぶりや音のよさを徹底検証していくことにしよう。

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「DSEE HX」によるアップスケーリング

音楽CDやMP3に代表される圧縮音源など、あらゆる音源をハイレゾ相当の精細で臨場感あふれるサウンドにアップスケーリングしてくれる技術「DSEE HX」。圧縮やマスタリング時に失われた高域を補完しつつ、ビット数やサンプリング周波数をハイレゾ相当まで拡張し、豊かな階調表現と広がりのある高域を再現できるのだ

スマホ、ウォークマン®などからのワイヤレス再生も高音質で!Bluetooth®経由とは思えない「LDAC™(エルダック)」の効果に驚く

「CMT-SX7」は、1台で音楽CDからハイレゾ音源、定額音楽配信サービスなど、さまざまな音源を再生できるのが大きな特徴。では、実際にどのように音楽を楽しめるのか? さっそくチェックしていこう。

まずは音楽CDから。再生の際は一般のミニコンポと同じように、ディスクをトレーにセットして再生ボタンを押すだけだが、「CMT-SX7」がひと味違うのは、先ほども述べたアップスケーリング技術「DSEE HX」によって、音楽CDでもハイレゾに限りなく近い高音質で楽しめる点。聴き慣れた楽曲が、まるで見えないフィルターが取り除かれたように、クリアかつ繊細な音で響きわたるのだから驚く。

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「DSEE HX」をオンにしてお気に入りの音楽CDを聴いてみたが、音の繊細さと臨場感はこれまで聴いていたものとは段違い。なお「CMT-SX7」は、MP3ファイルを書き込んだCD-Rも再生できる

続いて、最新のハイレゾ対応ウォークマン®「NW-ZX2」経由でハイレゾ音源の再生を試してみた。まずは、手軽なワイヤレス接続手段となるBluetooth®から。「CMT-SX7」はただBluetooth®に対応しているわけでなく、今までよりもいい音で楽しめるというのが最大の特徴となる。その理由として、ソニーが新開発した話題の高音質コーデック「LDAC」に対応していることがあげられる。実際に、「NW-ZX2」に入っているハイレゾ音源を「LDAC」で伝送して試聴してみると、Bluetooth®経由とは思えないほど、緻密で広がりのある高音質サウンドを堪能できた。

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「CMT-SX7」はワンタッチでBluetooth®の接続・切断ができるNFCポートを搭載。対応したスマートフォンやポータブルオーディオプレーヤーをかざせば、いちいち細かい設定をすることなく接続できる。なお、「CMT-SX7」は9台までの機器をペアリングできるマルチペアリングに対応している

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ソニーが開発した高音質Bluetooth®コーデック「LDAC」に対応した「CMT-SX7」。「LDAC」とは、Bluetooth®標準のSBCコーデックに比べて、最大約3倍の情報量を伝送できる技術。最高96kHz/24bitの周波数/ビット深度の情報量を伝送することが可能で、Bluetooth®でも、ハイレゾ音源の楽曲を格段にいい音で聴くことができる

ワイヤレス接続は、Bluetooth®のほかに、Wi-Fiにも対応している。Wi-Fiのメリットは何と言っても音質の劣化がないこと。スマートフォンやポータブルオーディオプレーヤー内に保存したハイレゾ音源はもちろん、同一ネットワーク上にあるDLNAに対応したパソコンやNASに入っているハイレゾ音源を無圧縮で転送し、「CMT-SX7」の高性能なDSPでハイレゾ相当の音質にアップスケーリングして、よりいい音で音楽を楽しめるのだ。ちなみに、「CMT-SX7」のWi-Fiは、2.4GHz帯のIEEE802.11b/gに加え、5GHz帯のIEEE802.11a/nにも対応。より安定したワイヤレス再生が可能となっている。

もちろん、USB経由での有線接続にも対応している。今回の検証では、「NW-ZX2」の付属ケーブルを使用して「CMT-SX7」本体前面のUSBポートに接続してみたほか、別売のハイレゾ出力用USB変換ケーブル「WMC-NWH10」を使用して背面のUSBポートにもつないでみたが、どちらも設定なしで簡単に接続できた。

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Wi-Fiに対応した「CMT-SX7」は、パソコンやNAS、スマートフォン、ポータブルオーディオプレーヤーなどに保存したハイレゾ音源などを、ワイヤレスで音質劣化なく再生できる。実際に「NW-ZX2」内の音源を再生してみたが、音が途切れることもなく、ハイクオリティなサウンドを楽しめた。ちなみに、対応するハイレゾ音源のファイル形式は、DSD 2.8MHz(リニアPCM変換)のほか、WAV/FLAC/AIFF/ALACの192kHz/24bitまでとなる

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本体前面のUSBポートはUSB-Aコネクターになっている。ポータブルオーディオプレーヤーはもちろん、USBメモリーとデジタル接続できる。この場合、選曲・再生・停止などの操作は、「CMT-SX7」本体から行うことになる。また、音楽を再生しながらデバイスの充電も可能だ

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本体背面のUSBポートはUSB-Bコネクターだ。こちらは、本機をいわゆるUSB-DACとして使うためのもの。ソニーのスマートフォン「Xperia™」やウォークマン®に、別売の専用ケーブル(「Xperia™」の場合はUSBホストケーブル、ウォークマン®の場合は「WMC-NWH10」)を接続すれば、手元で操作しながらハイレゾ音源を再生できる。もちろん、パソコンとのデジタル接続も可能なので、パソコンで表示させている動画配信サービスなどのサウンドも高音質で楽しめた。簡単に言えば、「CMT-SX7」がUSB-DAC搭載のPCスピーカーになるイメージだ

次に、配信系のサービスを試聴してみることにしよう。「TuneIn Radio」などのインターネットラジオやその他の音楽配信サービスは、「Google Cast™」を通じて再生する。「Google Cast」とは、スマートフォンからの操作で、各種の音楽サービスをストリーミング再生できる機能だ。

「TuneIn Radio」を例にあげると、スマートフォンに登録した「TuneIn Radio」のアプリから、「TuneIn Radio」の画面に表示されるキャストボタンを押すことで、「CMT-SX7」で音楽が楽しめるようになる。音楽配信サービスの音質は音楽CDよりも劣ることがほとんどだが、「CMT-SX7」で再生すれば、前述した「DSEE HX」の効果によってハイレゾ相当の高音質で楽しめるようになる。

2015年7月時点で対応しているのは、インターネットラジオの「TuneIn Radio」「8Tracks」や、定額音楽配信サービス「KKbox」など。これらのサービスは、スマートフォンからの操作で「CMT-SX7」がWi-Fi経由で直接、インターネットからデータを受信するように切り替わるので、スマートフォン経由で伝送するより音質が安定するのがうれしい。

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「CMT-SX7」には専用リモコンが付属しているが、Bluetooth®もしくはWi-Fi経由でスマートフォンとつなげば、無料のスマートフォンアプリ「SongPal」から操作が可能。このアプリを使えば、リモートでの選曲や再生・停止、ボリューム調整、サウンド設定などがより直感的に行えるようになる

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「CMT-SX7」は「Google Cast」に対応。そのため、スマートフォンなどで聴いているインターネットラジオや各種音楽配信サービスを「CMT-SX7」に転送して楽しめるのだ。世界中の放送局の番組が聴けるインターネットラジオ「TuneIn Radio」は、スマートフォンからの操作で、「CMT-SX7」本体がWi-Fi経由で直接受信するようになるので、通信が安定し、スマートフォンのバッテリー消費も少なくて済む

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「Google Cast」に対応していない音楽サービスも、スマートフォンを使えば、Bluetooth®経由でワイヤレス再生可能だ。実際に試してみると、今話題の定額音楽配信サービス「LINE MUSIC」の音楽や「YouTube」動画の音声も転送できた。ストリーミングサービスとはいえ、「DSEE HX」によってハイレゾ相当の音質に高音質化されるので満足度が高まる

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ワイドFMに対応したAM/FMチューナーも搭載。また、光デジタル入力端子も装備するので、テレビやMDデッキなどとも接続できる。そして、アナログ音声入力端子を使えば、フォノイコライザー内蔵のレコードプレーヤーなどとの接続も可能だ。もちろん、これらの機器から入力された音源も「DSEE HX」によってハイレゾ相当までアップスケーリングされる。なお、「DSEE HX」のオン/オフは、スマホアプリ「SongPal」からも操作可能。好みに応じて使い分けよう

音質へのこだわりがつまったスピーカーも付属!
ハイレゾ音源の臨場感も存分に味わえる高音質コンポ

最後に、いくつかの音源を試聴した感想をレポートしたいと思うが、その前にサウンドを決定づける「CMT-SX7」の仕様について簡単に紹介していこう。

スピーカーを駆動させるアンプ部には、ソニー独自のハイレゾ音源対応デジタルアンプ「S-Master HX」(総合出力100W(50W+50W))を搭載する。ハイレゾ音源の再生領域におけるノイズ除去性能を改善し、音質を向上。細かなディテールまでしっかりと描き出し、圧倒的な臨場感を再現してくれる。また、デジタル信号をアナログ信号に変換するD/Aコンバーターには、192kHz/24bit再生に対応したハイグレードなチップを搭載。これによってハイレゾ音源の繊細さをしっかりと引き出してくれる。

もちろん、徹底したこだわりはボディにも見て取れる。1mm厚の高剛性シャーシを採用することで回路への不要な振動を遮断。脚部に当たるインシュレーターにも、強力に振動を防ぐ偏心インシュレーターを採用している。さらに、本体前面のヘッドホン端子は高品位な金メッキ仕上げだ。ボリュームのつまみのトルク感にもこだわるなど、オーディオファンの琴線に触れる気配りは、さすがソニー製と感じる部分だ。

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「CMT-SX7」はハイレゾ対応のスピーカー2本と、再生を担当する本体の3ピース構成。本体サイズは約225(幅)×263(奥行)×115(高さ)mmとコンパクトながら、ソニーの高度な高音質技術がぎっしりと詰め込まれている。ボディのカラーはシルバーとブラックのツートンで、シンプルながらスタイリッシュな印象だ

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内部の部品からも、ソニーのこだわりが感じられる。たとえば、フルデジタルアンプ「S-Master HX」の出力段には、温度特性のよいフィルムコンデンサーを採用。アンプ用の電源回路には、小型化のために面実装電解コンデンサーを並列使用している。さらに、DSPの電源部にはセラミックコンデンサーの代わりに導電性高分子アルミ固体電解コンデンサーを採用するなど、ミニコンポとは思えないほどのこだわりようだ

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本体シャーシは1mm厚の高剛性シャーシ。実際に天板を叩いても、鳴きがほとんどない。底面には、硬度やサイズを最適化した偏心インシュレーターを装備している

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付属スピーカーにも、ハイレゾ音源に対応するための工夫が盛りだくさん。バッフル板に15mm厚のMDFを採用することで、スピーカーの剛性を高めている。内部の補強や吸音材の配置についても、何度も試作と試聴を繰り返したとのこと。ソニーによると、その努力によって、キャビネットの響きを適切にコントロールすることができたという

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スピーカーの角で音が側面に回り込んで濁るバッフルの回折現象を抑えるために、バッフル面の左右を45度にカット。指向性も改善したことで、ハイレゾ音源ならではの自然で広い音場が実現される

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ツイーターには、音楽CDの上限をはるかに上回る40kHzのハイレゾ帯域まで再生できる新開発の約27mmバランスソフトドームツイーターを搭載。約100mmウーハーの振動板には、4種類のパルプを配合したコーンが採用されている。強力な磁気回路も搭載されているので、力強い低域再生が可能だ。なお、再生周波数帯域は55-40,000Hz

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スピーカー端子は、バナナプラグ対応のスクリュータイプ。端子上部にかぶさっているフタを外すことで、バナナプラグを挿すことができる。好みのスピーカーケーブルを使用したり、本体をお気に入りのスピーカーにつなぎ変えたりたりなど、実に使い勝手のよい仕様だ

ひと通り、スペックを確認したところで、いよいよサウンドを確かめてみよう。まずは音楽CDから。「DSEE HX」をオンにし、女性ボーカルとアコースティックギターによる2人組、フェイキーのセカンドアルバム「TimeLess」の中から「Fantasy」を聴いてみた。

最初に感じたのは、その圧倒的なサウンドのクリアさと、ボーカルの声の高さだ。ノイズ感がまったくない静寂な空気の中、ボーカルとクラシック風のギターがまるで目の前で鳴っているかのような印象を受けた。フラットで妙な味付けが少ないところはいかにもソニーらしいが、ボーカルにはしっかりとした伸びとツヤがあり、楽しく聴かせてくれる。「DSEE HX」のおかげか、ギター演奏の細かいニュアンスやボーカルの繊細な響きなどもしっかりと感じ取ることができた。

続いて、ハイレゾ対応ウォークマン®「NW-ZX2」をWi-Fi経由で「CMT-SX7」に接続し、ハイレゾ音源を再生してみた。チョイスした曲は、ロックの定番曲であるイーグルスの「Hotel California」。ベースがしっかりと沈み込みながら、歯切れのよいサウンドをノリよく聴かせてくれる。ドン・ヘンリーのボーカルがきちんと真ん中から響くなど、音の定位もしっかりしており、質の高いサウンドだ。

次にUSBメモリーに保存したクラシック音楽を試聴。「ベスト・オブ・クラシック・ハイレゾサウンドⅡ」から「ポール・フリーマン指揮、チェコ・ナショナル交響楽団の組曲『惑星』〜木星(ホルスト)」を試聴。楽器数や音数が多く、再生帯域もかなり広い曲なので、下手なミニコンポでは音が固まって聴こえてしまうこともある楽曲だ。その点、「CMT-SX7」では、それぞれの楽器の響きがしっかり分離され、解像度の高さが際立っていた。帯域も上から下までよく再現されており、横はもちろん、奥行きの広がりもきちんと描き出され、コンサートホールの空気感まで味わえるハイレゾ音源の醍醐味が存分に感じられた。

最後にアニソンも聴いてみることに。劇場版が公開されたばかりの「ラブライブ!」μ'sから「No brand girls」のハイレゾ音源版をピックアップ。9人のボーカルをどうノリよく再現してくれるかがこの曲を試聴する際のポイントだが、楽器がボーカルをスポイルすることなく、しっかりと前に出てくるのが印象的だった。思わずコンポに向かって、コールしたくなるほどの臨場感だった。

ほかにも、さまざまな接続方法でいろいろな音源を試してみたが、すべてにおいてクオリティが高く、不得意な音楽ジャンルが見当たらない。非常にオールマイティーなミニコンポとの印象を受けた。なかでも、ボーカルの再現性は秀逸で、定位感と潤い感のある声色が、とても魅力的に聴こえたのが印象的だった。

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さまざまな接続方法で幅広い音源を試聴してみたが、共通して感じたのは、とにかくクリアで臨場感のある音楽を聴かせてくれたことだった。このクラスのミニコンポとしては出色の出来のよさだろう

新しい音楽ライフを提案してくれる「SongPal Link™」

本文でも紹介したソニーのオーディオ製品の操作アプリ「SongPal」がこのほど、バージョンアップされた。本バージョンから新たにサポートされたのが、「SongPal Link」という機能だ。これは、家庭内ネットワークを活用し、複数の対応機器を相互に連携させ、音楽再生などの操作を一括管理するもの。たとえば、パソコンやAndroid/iOS搭載のスマートフォンなどに保存した音楽を、リビングルームにあるコンポだけでなく、寝室に設置したワイヤレススピーカーなど、最大10台までの対応機器で同時に再生させることができる。つまり、家じゅうどこにいても、常に同じ音楽を楽しめるわけだ。家庭での音楽ライフを一新してくれる非常に便利な機能である。

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「SongPal Link」は、対応する複数のオーディオ機器をスマートフォンで一括管理・操作できる新機能だ

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「SongPal Link」では、対応するオーディオ機器ごとに異なる音楽を再生させたり、対応オーディオ機器をグループ化して同じ音楽を同時再生させることが可能だ

まとめ

音楽CDやハイレゾ音源、音楽配信サービスなど、音源の多様化によって“身の周りにある音楽”のありかがバラバラになってきたことは、多くの音楽ファンの悩みのタネであったに違いない。今回検証したソニーのハイレゾ対応ミニコンポ「CMT-SX7」は、そんな悩みをスマートに解消してくれる製品だと感じた。

幅広い音源が再生できるだけでなく、対応する接続方法もBluetooth®からWi-Fi、USB-DACまで非常に多彩。そのうえ、音楽CDや音楽配信サービスのサウンドまで、ハイレゾ相当のハイクオリティサウンドにアップスケーリングしてくれるのだから申し分ない。耳になじんだ音楽CDの楽曲が、まるで別次元の音に聴こえてくるのは大きな驚きであった。もちろん、ミニコンポの基礎体力となる音質も、オーディオファンの好みを知り尽くしたソニーの技術によってブラッシュアップが図られている。このマルチな魅力はもう、ただのミニコンポというよりは、ハイレゾ・音楽配信時代のニューオーディオシステムとでも呼ぶべきレベルかもしれない。

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