本機に搭載された新開発の0.74型「4K“SXRD”」は、フルHDの4倍以上の有効885万画素(水平4096×垂直2160画素)を達成しています。この高精細・高画質ディスプレイデバイスの映し出すリアリティが、2000ルーメンの高輝度で、大規模データの可視化・シュミレーションシステムなどの多彩なアプリケーションを実現します。また、本機の2つのDisplayPortを使うことで、4K/60pの映像も表示することができます。
入力される映像信号の輝度レベルに応じて、光量を自動で最適化する光学絞りと、ピーク時の白と暗部の諧調表現を最適化する信号処理の複合技術「アドバンストアイリス3」を採用。
信号処理で白のピーク輝度は維持したまま黒を引き締めることで、ダイナミックレンジを拡大。さらに高コントラスト性能を持つ新開発「4K“SXRD”」との組み合わせにより、最大1,000,000:1のダイナミックコントラストを実現しました。
業務用デジタルシネマプロジェクターに搭載している「4K“SXRD”」などのノウハウをベースに、従来の7μmから4μmへと画素ピッチを微細化することで、デバイスのコンパクト化を実現。業務用デジタルシネマプロジェクターと比べてコンパクトな筐体で高精細な4K映像を実現します。
新カラーフィルター搭載により色再現域を大幅に拡大し、DCI(*)色再現域を実現。現在のデジタルシネマ映画館の規格と同等の広色域を実現しました。さらに信号処理技術の組み合わせでAdobe RGBを始めとする各種モードへの切替も可能です。
新開発のイメージ処理技術により、VPL-GT100は入力信号の表示遅延を最小限に抑える設計になっております。
VPL-GT100はプロジェクターランプの動作に影響を与えることなく、本体を縦置き設置(*)することができます。