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1998 年 2 月 18 日

地域家電販売店向け
顧客応対業務を省力化する情報化システムSODICS(ソ デ ィ ッ ク ス) 構築

ソニーマーケティング(株)は、地域家電販売店を対象とし、最終ユーザーへの顧客満足度を向上させる情報システム「SODICS(ソ デ ィ ッ ク ス)(Sony Distribution & Information Communication System)」を構築し今月より本格的に導入していきます。
本システムは、店頭におけるエンドユーザーと販売店との間で取り交わされる商談業務に、販売店が効率よく対処することを可能にするための (1)インターネットを活用した「商品情報検索システム」及び(2)オンライン受発注システム「KJ−NET」(シャープ(株)・ソニーマーケティング(株)・日本ビクター(株)・NTTデータ通信(株)が共同開発)の二つより構成されています。
特に、「商品情報検索システム」はエンドユーザーからの商品に関する様々な質問に、その場で画面検索により答えることが可能です。これにより、導入店では過去十年間にソニーが発売した商品 約2万5千モデルの製品仕様、主な特長、別売アクセサリーなどが素早く検索でき、スムーズな商談、問い合わせへの対応ができます。
また、共同開発の「KJ−NET」には当社独自の機能として、(1)「修理品状況照会」 (2)「仕入れ金額照会」 (3)「注残商品確認」などが用意されています。
これらにより、店頭における情報遅延による売上の機会損失の防止やソニー製品の購入意向を持つ見込み客の固定化、ひいては顧客の満足度向上にもつながるものと期待します。
なお、当社では導入販売店を1998年度約3000店、2000年度約5000店と見込んでいます。
 また、将来的には物流情報面やサービス情報面などの領域での新プログラムを検討しており、更に機能拡張を図っていく計画です。


●主な特長
1.インターネットで「商品情報検索」に24時間アクセス可能
過去10年間に発売された25,000モデルの商品特長、仕様の詳細、関連の付属品類、別売アクセサリーの検索が可能です。これにより、お客様が既にお持ちの商品へのシステムアップなどの相談への速やかな対応ができます。
2.オンライン受発注システム「KJ−NET」
当社並びにシャープ(株)・日本ビクター(株)・NTTデータ通信(株)が共同開発した「KJ−NET」は、以下の特長があります。
  • スピーディな在庫照会が可能
  • インプットモデル学習機能などによる効率的な発注業務を実現
  • 素早い発注済回答確認を実現
  • 個別メニューの用意

 当社独自のサービスとして、(1)販売店経由でソニーサービスステーションに出した修理依頼の状況を検索できる「修理品状況照会」機能、(2)販売店のソニーマーケティング(株) からの「仕入れ金額照会」機能、(3)注残商品確認などの照会ができます。

●端末の動作環境
 
OS : Windows 95 /Windows NA@T4.0
CPU : Pentium 以上推奨
メモリー : 32MB以上推奨
  • Windows 95, Windows NTの正式名称は、Microsoft Windows95 Operating System, Microsoft Windows NT 4.0です。

SODICS全体図
「SODICS」システム全体図
(絵をクリックしていただきますと大きくなります)

以上