<報道資料>
プレスリリース 目次
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1999年 5月 13日

新商品

本体幅150mmの省スペースで、パソコンの周りに置きやすい
パソコン対応MDデッキなど4機種 発売

〜併せて、MDデッキ用パソコン接続キット発売〜


Photo
パソコン対応MDデッキ『MDS-PC2』


 ソニーマーケティング株式会社(社長:小寺淳一、本社:東京都港区)は、パソコンと接続し、CD−ROMドライブやCDチェンジャーをコントロールできるMDデッキ『MDS-PC2』や、パソコンのキーボードからMDの操作・編集が行えるMDデッキ『MDS-JE630』など、パソコンとの親和性を高めたMDデッキを4機種発売します。いずれの機種もパソコンと組み合わせることで、MDの操作・編集をより自在に行うことができます。併せて、MDデッキ用パソコン接続キット『PCLK-MD2』を発売します。

型 名発売日価格(税別)本体カラー当初月産
パソコン対応MDデッキ
  『MDS−PC2』
6月10日49,000円シルバー3,000台
MDデッキ
  『MDS−JE630』
54,000円ゴールド1,000台
MDデッキ
  『MDS−JE330』
39,000円ゴールド1,500台
MDデッキ
  『MDS−S40』
39,000円ブラック
シルバー
3,000台
MDデッキ用パソコン接続キット
  『PCLK−MD2』
11,000円---500キット

 パソコンからMDの操作・編集・文字入力等を行いたいというMDデッキユーザーのご要望に応えて97年12月に発売した、当社の「MDS−PC1」は市場での認知を高めております。今後、パソコン市場の伸びもさらに予想され、MDデッキとパソコンをつないで、MDの基本操作・編集・タイトル入力を行う若者ユーザーのご期待に沿うべく、パソコン操作を意識したMDデッキを展開してまいります。
 『MDS-PC2』は、本体幅150mmと省スペース化を実現し、パソコンと組み合わせた使い勝手を考慮しました。付属のパソコン接続キットでお手持ちのパソコンと接続することにより、パソコンのCD−ROMドライブのオーディオCDやパソコンにつないだCDチェンジャーをコントロールすることが可能です。“コントロールA1II”対応のソニー製CDチェンジャーとつないだ場合、最大300枚までのCDを本機から操作することができます。
 『MDS-JE630』は、パソコン用キーボード端子を装備し、パソコンのキーボードを直接つないでMDの操作・編集・タイトル入力などを快適に行えます。また、演算処理能力を2倍に向上したATRAC用の“TYPE-R”DSPを搭載。演算精度の向上に加え、独自のアルゴリズムを用いて音楽データの再分析とビット量の再配分を行うことで、より録音ソースに近い音質を実現します。
 『MDS-JE330』は、MDデッキ用パソコン接続キットに対応しているほか、“デジタルRECレベルコントロール”によって多彩なデジタルオーディオソースを録音する場合も録音レベルの揃った編集ができるなど、MDデッキとしての基本性能を充実したモデルです。
 『MDS-S40』は、横幅280mmのコンパクトサイズMDデッキです。操作直後にビープ音を鳴らすビープ音機能を搭載、操作の確認に便利です。
 MDデッキ用パソコン接続キット『PCLK-MD2』は、アプリケーションソフト用CD-ROM“MD Editor2”とパソコン接続ケーブルで構成されています。本ソフトは、今回発売するMDデッキ『MDS-JE630』、『MDS-JE330』、『MDS-S40』などに対応しています。パソコンの画面上からMDの操作・録音・編集・タイトル入力(漢字・ひらがな・英数字・カタカナ対応*1)が手軽に行えるほか、静止画・動画を一括管理するソニーの画像マネージメントソフトウェア「PictureGear ラベルメーカー」にも対応しており、ディスクラベルを自在に作ることができます。なお、本接続キットはパソコン対応MDデッキ『MDS−PC2』に付属されています。
*1:MDデッキ本体画面上では、英数字・カタカナのみ表示可能

 さらに、『MDS−PC2』『MDS−JE330』『MDS−S40』では、待機時の消費電力を1W未満とし、省エネ対策も施しました。


●主な特長

【MDS-PC2】
1. パソコンと組み合わせた使い勝手を向上
本体幅を150mmとし、パソコン周辺に設置するのに場所をとりません。付属のソフト“MD Editor2”をパソコン(Windows(R)98/ Windows(R)95対応、PC/AT互換機(DOS/V機)専用)にインストールし、本機と接続することにより、パソコンのGUI(グラフィカルユーザーインタフェース)を利用したマウス・キーボードによるMDデッキの操作やMDの編集・タイトル入力が可能です。また、パソコンのCD-ROMドライブのオーディオCDをソフトウェア上で操作することもできます。
2. CDの編集操作も300枚までパソコンで可能
本機をコントロールA1II端子を装備している当社のCDプレーヤー「CDP-CX350」、「CDP-CE535」(価格:それぞれ59,000円、36,000円、いずれも7月10日発売予定)と接続し、ドラッグアンドドロップ操作で簡単にプログラム編集が行なえます。本機に搭載した“コントロールA1II”は、操作できるCDを300枚までと強化しています。

3. 漢字・ひらがな入力対応、ラベル印刷も可能
英数字・カタカナ・漢字(JIS第1/第2水準)・ひらがな文字入力に対応しています。本機で入力した漢字・ひらがなは、パソコンの画面および、漢字表示対応のMDプレーヤー上で表示可能です(「MDS-PC2」本体画面上では英数字・カタカナのみ表示可能です)。また、静止画・動画を一括管理するソニーの画像マネージメントソフトウェア「PictureGearラベルメーカー」に対応しており、ディスクに貼るラベル作りが自在にできます。

4. デジタルRECレベルコントロール搭載
音量レベルの揃ったMDをつくるため、-∞dB〜+12dBの範囲内で録音レベルの調整ができる“デジタルRECレベルコントロール”を採用しています。録音レベルに差のあるCDからの録音や、CS/BS放送など信号レベルの低いソースからの録音時に便利です。また、録音レベルを入力端子ごとにメモリーできるので、一度設定した音量レベルを毎回変更することなく録音できます。

【MDS-JE630】
1. 高音質のATRAC用“TYPE-R”DSP搭載
ATRAC用“TYPE-R”DSPは、演算処理能力を2倍に向上しています。演算精度の向上に加え、独自の“インテリジェント・ビット・リアロケーション・アルゴリズム”を用いて音楽データの再分析とビット量の再配分を行うことで、より録音ソースに近い音質を実現します。

2. MDデッキ用パソコン接続キット「PCLK-MD2」対応
別売のMDデッキ用パソコン接続キット「PCLK-MD2」で、お手持ちのパソコンからMDの操作・編集・タイトル入力などができます。

3. DOS/Vパソコン用キーボード端子を装備
本機に市販のDOS/Vパソコンのキーボードを直接つなぎ、MDの操作・編集・タイトル入力(英数・かな文字)ができます。

4. より調整範囲の広いデジタルRECレベルコントロール
本機は、デジタル録音時-∞dB〜+18dBの範囲内で、アナログ録音時は、-∞dB〜+12dBの範囲内で録音レベルを調整することができます。

【MDS-JE330】
1. MDデッキ用パソコン接続キット「PCLK-MD2」対応

2. デジタルRECレベルコントロール搭載

【MDS-S40】
1. MDデッキ用パソコン接続キット「PCLK-MD2」対応

2. 操作の確認ができるビープ音機能

3. デジタルRECレベルコントロール搭載

4. 本体幅280mmの省スペースで、ミニコンポなどとの組み合わせが容易

【PCLK-MD2】
1. パソコンからMDデッキを操作可能
付属のアプリケーションソフト“MD Editor2”をパソコンにインストールし、MDデッキをパソコンと接続することにより、パソコンのGUI(グラフィカルユーザーインタフェース)を利用したマウス・キーボードを使ったMDデッキの操作やMDの編集・タイトル入力が可能です。また、パソコンのCD-ROMドライブのオーディオCDをMDデッキから操作できる上、パソコンの音楽信号出力端子とMDデッキの接続により、CD-ROMドライブのオーディオCDを録音することもできます。

2.  漢字・ひらがな入力対応、ラベル印刷も可能
英数字・カタカナ・漢字(JIS第1/第2水準)・ひらがな文字入力に対応しています。本ソフトを使って入力した漢字・ひらがなは、パソコンの画面および、漢字表示対応のMDプレーヤー上で表示可能です。また、静止画・動画を一括管理するソニーの画像マネージメントソフトウェア「PictureGearラベルメーカー」に対応しており、ディスクに貼るラベル作りが自在にできます。
* :当社インタラクティブ・リモート・コントロールシステム「RM-IA9K」(MDピクシー「DHC-MD919/MD717」専用)やCD・MDデッキ「MXD−D2」など。

3. CDの編集操作も300枚までパソコンで可能
MDデッキをコントロールA1II端子を装備している当社のCDプレーヤー「CDP-CX350」、「CDP-CE535」と接続し、ドラッグアンドドロップ操作で簡単にプログラム編集が行なえます。本ソフトに搭載した“コントロールA1II”は、操作できるCDを最大300枚までと強化しています。また、“コントロールA1”に対応したソニー製CDプレーヤーについては、200枚までのCDを操作することができます。




●主な仕様

【MDデッキ】
 MDS-PC2MDS-JE630MDS-JE330MDS-S40
録音方式磁界変調オーバーライト方式
再生読み取り方式非接触光学式読み取り
回転数約400rpm〜900rpm
エラー訂正方式ACIRC(Advanced Cross Interleave Reed-Solomon Code)
サンプリング
周波数
44.1kHz
音声圧縮方式ATRAC(Adaptive Transform Acoustic Coding)
変調方式EFM(Eight to Fourteen Modulation)
周波数特性5Hz〜20,000Hz±0.3dB
S/N比(再生時)94dB以上96dB以上94dB以上94dB以上
ワウフラッター測定限界値(±0.001% W.PEAK)以下
電源AC100V, 50/60Hz
消費電力7W10W7W7W
最大外形寸法
w×h×d(mm)
150×65×275430×95×280430×95×280280×90×283
質量約1.9kg約3.5kg約3.5kg約3.0kg

【PCLK-MD2(対応するパソコン)】
OSWindows(R) 98/Windows(R) 95対応、PC/AT互換機(DOS/V機)専用
メモリー16MB以上(32MB以上推奨)
ハードディスク空き容量20MB以上
ディスプレイ640×480以上の解像度と、65536色以上の表示色数を持った
ディスプレイアダプター
その他・ 2倍速以上のCD-ROMドライブ(内蔵または外付け)
・ シリアルポート
・ Windows(R) 98/Windows(R) 95は、米Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。

※お客様からのお問い合わせ先:
ソニー(株)お客さま御相談センター
東京:03-5448-3311
名古屋:052-232-2611
大阪:06-6539-5111