プレスリリース

2014年1月16日
  • 新商品

192kHz/24bitのハイレゾリューション・オーディオ対応モデルから、
豊かな重低音を再生する小型モデルまで ワイヤレススピーカー3機種を発売

〜空間との調和と高音質を両立する「Definitive Outline」デザインを採用〜
(左より)『SRS-X9』(ブラック)、『SRS-X5』(レッド)、『SRS-X7』(ホワイト)
(左より)『SRS-X9』(ブラック)、『SRS-X5』(レッド)、『SRS-X7』(ホワイト)

ソニーは、192kHz/24bitのハイレゾリューション・オーディオ※1音源(以下、ハイレゾ)に対応したワイヤレススピーカー『SRS-X9』と、従来機比※2約20%減を実現し、持ち運びのできるサイズで豊かな重低音を実現するワイヤレスポータブルスピーカー『SRS-X7』、『SRS-X5』を発売します。同機種は共通の特長として、あらゆるインテリア空間との調和と、高音質を両立するフレームの美しさを追求したDefinitive Outline(ディフィニティブアウトライン)デザインを採用しています。ガラスやメタルなどの素材をそれぞれの面に採用し、タッチセンサーを搭載することで、シンプルな本体にフレームの美しさが際立ち、あらゆる空間に溶け込みます。また、音質面では、フレームの角を処理し、稜線を滑らかな面で繋ぐことで、角部で音波が反射する回折現象が低減され、最適な音波の流れを生み出します。コンパクトな本体に最大限に確保したスピーカーを通じて、高音質を存分にお楽しみいただくことが可能です。

型名 発売日 価格 カラー
ワイヤレススピーカー『SRS-X9』 3月8日 オープン価格 ブラック
ワイヤレスポータブルスピーカー『SRS-X7』 ブラック/ホワイト
ワイヤレスポータブルスピーカー『SRS-X5』 2月15日 ブラック/ホワイト/レッド

192kHz/24bitおよびDSD(Direct Stream Digital)※3※4のハイレゾフォーマット再生に対応した『SRS-X9』は、ハイレゾ音源に最適化した独自開発の高音質デジタルアンプ技術S-Master HX™の搭載により、切れのある力強い低音から、繊細な空気感あふれる高音まで豊かに再現し、まるでレコーディングスタジオやコンサート会場にいるかのような圧倒的な臨場感をお届けします。

『SRS-X9』は『SRS-X7』との共通の特長として、Wi-Fi機能に対応し、音楽をワイヤレスで受信する機能を備えました。ソニーのクラウドベースの定額制音楽配信サービスMusic Unlimitedをはじめ、TuneIn Radio、radikoなどのミュージックサービスを、Wi-Fi経由で再生することで、より高音質でお楽しみいただけます。お好みの音質を選択できるイコライザー設定や高い楽曲の検索性等、高機能リモートコントローラーとして機能するAndroid/iOS用アプリケーション SongPal™(ソングパル)をスマートフォンにインストールして使用することにより、これらのミュージックサービスをより存分にお楽しみただくことが可能です 。また、DLNA機能の搭載により、自宅PCやホームサーバーなどに保存されている音楽ファイルをワイヤレスでお気軽にお楽しみいただけます。

『SRS-X7』、『SRS-X5』は、高音質デジタルアンプS-Master™や高音域補完技術DSEE™、ClearAudio+™の搭載により、持ち運びやすいコンパクトなボディと豊かで高精細な低音域再生の両立を実現しています。また、両モデルの音作りにおいては、ソニー・ミュージックエンタテインメントのアーティストおよびプロデューサーとのコラボレーションを行っています。

  • ※1ハイレゾリューション・オーディオ音源とは、一般にCD(44.1kHz/16bit)、およびDAT(48kHz/16bit)を超える情報量(サンプリング周波数、もしくは、ビット数のいずれかにおいて)を持つ、PCMやDSDフォーマットの音源を指します。
  • ※2従来機種『SRS-BTX300』と『SRS-X5』の体積の比較。従来機種『SRS-BTX500』と『SRS-X7』の比較値は約12%。
  • ※32014年4月中にネットワーク経由にてアップデート提供予定。リニアPCMへの変換となります。
  • ※4DSD音源のワイヤレスでの音楽再生は非対応。
『SRS-X9』『SRS-X7』『SRS-X5』の共通特長
1.Definitive Outlineデザイン

スクエアな造形を囲む12辺のフレームを“Definitive Outline”と位置付け、フレームの美しさを追求しました。ガラスやメタルなどの素材をそれぞれの面に採用しタッチセンサーを搭載することで、あらゆる空間に調和します。音質面では、フレームの角をカットし、稜線を滑らかな面で繋ぐことで、角部で音波が反射する回折現象が減少し最適な音波の流れを生み出します。

2.あらゆる端末の音楽をワイヤレスで高音質に再生 ※対応機種:『SRS-X9』『SRS-X7』

Wi-Fi機能搭載により、ソニーのクラウドベースの定額制音楽配信サービスMusic Unlimitedなど、各種音楽サービスに対応しています。また、DLNA機能により自宅PCやホームサーバーなどに保存されている音楽ファイルや各種オンラインミュージックサービスにワイヤレスでアクセスし音楽再生も可能です。これらのサービスは、Android/iOS用アプリケーション SongPal(ソングパル)をインストールすることにより快適にご利用いただけます。ソニーのオーディオ機器の音楽再生や各種設定をワイヤレスで行うことで、お手持ちのモバイル端末からホームサーバーの楽曲ファイルの検索や再生ができるなど、高機能リモコンとして利用可能です。

3.NFC搭載で、簡単にワイヤレスの音楽再生が可能に

NFC(Near Field Communication:近距離無線通信)のワンタッチリスニング機能に対応。スマートフォンなどの対応機器を本機にかざすことでBluetooth®機器の登録を意識することなくウォークマン®やスマートフォン、タブレット、PCなど様々な端末での音楽再生をワイヤレス※5で行うことができます。

  • ※5Bluetooth対応機器をワイヤレス接続する必要があります。 Bluetooth対応機器との接続には、登録(ペアリング)が必要です。
『SRS-X9』の主な特長
1.ハイレゾ音源に対応
192kHz/24bit、DSD※3※4のハイレゾフォーマット再生に対応

CDの約3倍から7倍の情報量※6を持ち、まるでレコーディングスタジオやコンサート会場にいるかのような圧倒的な臨場感を持つハイレゾ音源を忠実に再現するネイティブ再生に対応しました。USB B端子を通じたPCとの有線接続に加え、USB A端子を通じたUSBメモリーやハイレゾ対応のウォークマン®にハイレゾ音楽ファイルなどを入れることで、手軽に高品質な音楽が楽しめます。また、Windows用ソフトウェアMedia Goでのミュージックサーバー機能※7を使用することで、ワイヤレスでハイレゾ音源の再生を楽しめます。

  • ※696kHz/24bit、192kHz/24bitのとき、CDの約3倍、約7倍の情報量。
  • ※7Media Goでのミュージックサーバー機能は2014年春に提供予定。
ハイレゾ再生に対応したフルデジタルアンプS-Master HX搭載

高音質デジタルアンプ技術S-Masterをハイレゾ音源に最適化したS-Master HXの搭載により、超高域を含めた全帯域でノイズや歪みを低減します。エネルギー、スピード感ある低域から、繊細な空気感あふれる高域まで、豊かな臨場感で再現します。

2.圧縮音源をCD以上の音質にアップコンバートするDSEE HX™を搭載

様々なパターンの波形を独自の分析技術により解析し、失われがちな高域信号を高精度に復元できるDSEE HXの搭載により、圧縮音源を最大192kHz/24bit相当まで拡張し、CD以上の音質に変換できます。ハイレゾ音源を始めCDや圧縮音源で従来の品質を超える高い空気感・臨場感での視聴がお楽しみいただけます。

3.低域音から高域音まで、パワフルかつ繊細に再現する7ユニットスピーカーシステム

スーパートゥイーター(トップ、フロント)、ミッドレンジ、サブウーファーなど7基を搭載し、歪みの少ないクリアな音を再現しました。また、磁性流体サスペンションを採用することにより、瞬発力と透明感のある主旋律を再現します。加えて、正面と上面に配置したスーパートゥイーターにより広いリスニングエリア実現しました。

写真左:内部構造イメージ図、写真右:上面イメージ図
写真左:内部構造イメージ図、写真右:上面イメージ図
4.高性能デジタルアンプを8基搭載したマルチアンプ構造

各音域のスピーカーに個別のアンプを割り当てるマルチアンプ構造を採用し、各ユニット間の再生周波数帯のクロスオーバーのきめ細やかな設定により、低域から高域帯の音の再現性、繋がりの良さを実現しました。また、重量感、スピード感のある重低音を再現するため、ウーファーは2基のデジタルアンプで駆動させています。

『SRS-X7』、『SRS-X5』の主な特長
1.コンパクトなボディに独自のサウンド技術を凝縮し、豊かな低域音再生を実現

コンパクトなボディにサブウーファーを搭載。さらに、低音増強振動板ユニットのパッシブラジエーターを2つ配置したデュアル・パッシブラジエーター方式を採用。実用最大出力32W※8の豊かな低域音再生を楽しめます。

  • ※8『SRS-X5』は20W。
写真左:『SRS-X7』の内部構造イメージ図、写真右:『SRS-X5』の内部構造イメージ図
写真左:『SRS-X7』の内部構造イメージ図、写真右:『SRS-X5』の内部構造イメージ図
2.高音質デジタルアンプS-Master

ソニーの高度なデジタル技術で、アンプのデジタル化を実現しました。これにより、音質劣化を最小限に抑え、原音を忠実に再生します。また、発熱も少ないため、アンプの小型化が可能になりました。

3.圧縮によって失われた音声を復元するDSEE搭載

MP3などの高圧縮音源で、失われがちな高音域をクリアに再現し、圧縮率を上げても音質劣化が少なく、聴き疲れしにくい自然な音で楽しめます。

4.手軽に持ち運べるポータブルなサイズに、好評のワイヤレス機能を搭載

2.1chスピーカーシステム、サブウーファー、デュアルパッシブラジエーターを効率よく配置したことで、『SRS-X7』は従来機比約12%※2、『SRS-X5』は約20%減※2を実現しました。また、Bluetoothの搭載によりワイヤレスで音楽再生が行えます。NFCのワンタッチリスニング機能により、NFC搭載のスマートフォンをかざせば、Bluetooth機器間の設定(ペアリング)を意識することなく簡単に接続して音楽やハンズフリー※9の通話をワイヤレスで楽しめます。

  • ※9『SRS-X5』のみ。
その他の共通の特長
1.ソニーのいい音を手軽に楽しめるClear Audio+

デジタル信号処理技術により、さまざまなクリアオーディオテクノロジーの設定をワンボタンでバランスよく最適化。難しい設定をすることなく、ソニーおすすめの高音質を手軽に楽しめます。

2.USB端子を搭載

有線接続においては、USB A端子からはiPhone/iPadなどのiOS端末やAndroid端末、ウォークマン®への給電、およびデジタル接続での音楽再生、USBメモリーからのハイレゾ音源再生に対応しています。また、USB B端子からはPCやウォークマン®と接続して、ハイレゾ音源をお楽しみいただけます。※10

  • ※10USB端子からの音楽再生に対応するのは『SRS-X9』のみ。『SRS-X7』『SRS-X5』はUSB給電のみ。
3.リチウムイオン内蔵充電池対応による長時間再生 ※対応機種:『SRS-X7』『SRS-X5』

『SRS-X7』は最大約6時間※11、『SRS-X5』は最大約8時間※11の連続再生に対応しています。

  • ※11充電はACアダプター経由、『SRS-X7』はBluetooth接続時、NETWORKスイッチOFF時。
4.LAN端子搭載 ※対応機種:『SRS-X9』『SRS-X7』

より安定したネットワーク環境を得るため、LANポートを搭載しています。

5.アナログ入力搭載

入力されたアナログ信号は、『SRS-X9』『SRS-X7』は96kHz/24bit、『SRS-X5』は48kHz/16bitにてAD変換され、高音質で再生できます。

別売アクセサリー
キャリングケース『CKS-X7』『CKS-X5』

折り畳み可能なデザインを採用。本体を傷つけないハードタイプのキャリングケース。

発売日:『CKS-X7』 3月8日、『CKS-X5』 2月15日
価格:オープン価格
カラー:グレー

写真左:『SRS-X7』専用ケース『CKS-X7』、写真右:『SRS-X5』専用ケース『CKS-X5』
写真左:『SRS-X7』専用ケース『CKS-X7』、写真右:『SRS-X5』専用ケース『CKS-X5』
<先行展示のご案内>

本商品は銀座・ソニーショールーム、ソニーストア 名古屋、ソニーストア 大阪にて、1月17日(金)より、順次展示を行います。

主な仕様
型名 『SRS-X9』 『SRS-X7』 『SRS-X5』
スピーカー部 使用スピーカー 94mmサブウーファー、直径50mm×2(磁性流体サスペンション構造スピーカー)、直径19mm×4(ハイレゾ対応スーパートゥイーター) 直径46mm(フルレンジ)×2、
62mmサブウーファー
直径38mm(フルレンジ)×2、
58mmサブウーファー
エンクロージャー方式 パッシブラジエーター方式
周波数帯域 45Hz-40000Hz 50Hz-22000Hz 60Hz-20000Hz
アンプ部 実用最大出力
(JEITA※1調べ)
総合出力154W(25W×2+25W×2+25W×2+2W×2) 総合出力32W(16W+8W+8W) 総合出力20W(10W+5W+5W)
Bluetooth 通信方式 Bluetooth標準規格ver.3.0 Bluetooth標準規格ver.2.1+EDR
対応プロファイル※2 A2DP、AVRCP A2DP、AVRCP、HFP、HSP
対応コーデック※3※4 SBC、AAC、aptX
対応コンテンツ保護 SCMS-T方式
Wi-Fi Wi-Fi -
DLNA -
AirPlay -
無線LAN
(Wi-Fi)仕様
通信方法 IEEE802.11 b/g -
接続 NFC
入力 ステレオミニジャック(オーディオ入力端子)、LAN端子、USB A端子、USB B端子 ステレオミニジャック(オーディオ入力端子)、LAN端子 ステレオミニジャック(オーディオ入力端子)
ハイレゾ PCM -
DSD
(LPCM変換、4月中アップデート)
-
アップサンプリング機能 ●(DSEE HX) -
USB部 再生
(マスストレージクラス)
-
USB充電 -
iOS機器/
ウォークマンの音楽再生
-
サウンド Clear Audio+
マイク部 形式 - エレクトレットコンデンサー型
指向特性 - 全指向性
電源部・その他 電源 AC電源 リチウムイオンバッテリー、AC電源
消費電力 約50W
(AC電源使用時)
約30W(AC電源使用時)※内蔵電池および接続機器充電中 約26W(ACアダプター使用時)※内蔵電池および接続機器充電中
電池持続時間
(Bluetooth接続時)※5
- 約6時間(Bluetooth使用時、NETWORKスイッチオフ時) 約8時間
最大外形寸法
(幅×高さ×奥行)
約430mm×133mm×125mm 約300mm×132mm×60mm 約221mm×118mm×51mm
質量 約4600g 約1900g
(充電池を含む)
約1200g
(充電池を含む)
付属品 リモコン(1)、USBケーブル(1)、電源コード(1)、クリーニングクロス(1)、グリル取りはずし用マグネット(2) ACアダプター(1)、電源コード(1) ACアダプター(1)
  • ※1JEITAは電子情報技術産業協会の略称です。
  • ※2Bluetoothプロファイルとは、Bluetooth機器の特性ごとに機能を標準化したものです。
  • ※3音声圧縮変換方式。
  • ※4Subband Codecの略。
  • ※5周囲の温度や使用状況により、上記の持続時間と異なる場合があります。
  • 記載されている会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。

関連情報

お客様からのお問い合わせ

ソニーマーケティング(株) 買い物相談窓口

TEL 0120-777-886(フリーダイヤル)
TEL 050-3754-9555(携帯電話・PHS・一部のIP電話などフリーダイヤルがご利用になれない場合)
受付時間 月〜金:9:00〜18:00 土日祝:9:00〜17:00