プレスリリース

2018年9月5日
  • 新商品

新開発のプロセッサーで業界最高クラス※1のノイズキャンセリング性能を実現
ハイレゾ相当※2の高音質も楽しめる『WH-1000XM3』などヘッドホン4機種発売

〜アーティストの求める音質・遮音性・装着性を実現したステージモニターも同時発売〜
ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット『WH-1000XM3』
ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット
『WH-1000XM3』
(左からプラチナシルバー、ブラック)
『WH-1000XM3』の着用イメージ
『WH-1000XM3』の着用イメージ
ステレオヘッドホン 『IER-M9』(左)同『IER-M7』(右)
ステレオヘッドホン 『IER-M9』(左)
同『IER-M7』(右)
『IER-M9』の着用イメージ
『IER-M9』の着用イメージ

ソニーは、新開発の「高音質ノイズキャンセリングプロセッサー QN1」を搭載したことで、業界最高クラス※1のノイズキャンセリング性能を実現したBluetooth®対応ワイヤレスヘッドホン『WH-1000XM3』を発売します。あわせて、アーティストがライブステージで使う際に求める音質、遮音性、装着性を追求したステレオヘッドホン『IER-M9』・『IER-M7』、ハイレゾ音源の空気感まで臨場感豊かに伝えるステレオヘッドホン『MDR-Z7M2』を加えた計4機種を同日発売します。ソニーは、繊細な音楽表現を重視するアーティストから、高音質をいつでもどこでも快適に楽しみたいリスナーまで、音楽好きのお客様に向けた多様な商品を提供してまいります。

商品名 型名 カラー 発売日 価格
ワイヤレスノイズキャンセリング
ステレオヘッドセット
『WH-1000XM3』 ブラック、
プラチナシルバー
10月6日 オープン
価格
ステレオヘッドホン 『IER-M9』 -
『IER-M7』
『MDR-Z7M2』

『WH-1000XM3』は、ソニーが新開発した「高音質ノイズキャンセリングプロセッサー QN1」を初めて搭載しました。前機種『WH-1000XM2』に比べて約4倍の信号処理が可能となり、飛行機などの低域のノイズはもちろん、人の声や雑踏の音など、これまで打ち消しづらかった中高域のノイズを大幅に低減。加えて、高音質化にも寄与しています。また、CD音源や、MP3などの圧縮音源をハイレゾ相当にアップスケーリング※2する独自技術DSEE HXや、ワイヤレス伝送でハイレゾ音源を原音に忠実に再現できるLDACに対応。ワイヤレスであってもハイレゾ相当の高音質を実現します。さらに、長時間使用時も従来以上に快適に装着できるよう、本体を軽量化したほか、イヤーパッドの内部素材やイヤーカップの構造、ヘッドバンドの形状も改良。優れたノイズキャンセリング性能の作り出す静寂の中、高音質な音楽にこれまで以上に快適に浸れます。

『IER-M9』、『IER-M7』は、ステージ上でのモニタリングに最適な音質と、演奏に不要な周囲の音をカットする遮音性能、激しいパフォーマンスでもずれにくい安定した装着性を実現しました。複数のバランスド・アーマチュア(BA)・ドライバーユニットを最大限に活用した、新開発のマルチBAシステムを搭載。ボーカルや様々な楽器の音色、リズムを正確に再生します。加えて、周囲の騒音を抑制するノイズブロック構造と、柔らかく耳の形に沿うようにカーブしたプリフォームドイヤーハンガーも採用。アーティストの演奏の質をも高められるような、高品位な商品です。

  • ※1:2018年8月30日時点、ソニー調べ。JEITA基準に則る。ノイズキャンセリングヘッドホン市場において。
  • ※2:DSEE HX ON時にCD音源やMP3などの圧縮音源をSBC/AACのコーデックでBluetooth再生する際、最大96kHz/24bitまで拡張。aptX/aptX HD/LDACによるBluetooth接続時や有線接続時などの使用条件、その他各種機能設定により無効になる場合があります。
『WH-1000XM3』の主な特長
1. 新開発の「高音質ノイズキャンセリングプロセッサー QN1」を搭載し、業界最高クラス※1のノイズキャンセリング性能を実現
新開発の「高音質ノイズキャンセリングプロセッサー QN1」を搭載し、業界最高クラス※1のノイズキャンセリング性能を実現

前機種に比べて約4倍の処理能力を実現した、新開発の「高音質ノイズキャンセリングプロセッサー QN1」を搭載したことで、ノイズキャンセリング性能が飛躍的に向上しました。飛行機のエンジン音など、低域のノイズはもちろん、人の声や雑踏の音など、中高域のノイズも従来以上に低減できるようになったことで、業界最高クラス※1の性能を実現しました。
また、前機種から引き続き、ヘッドホンの外側と内側に配置した2つのセンサーで効率的にノイズを集音する「デュアルノイズセンサーテクノロジー」、ユーザーの装着状態や、飛行機搭乗時などの気圧に合わせてノイズキャンセリング性能を最適化する「NCオプティマイザー」などに対応しています。
これらの体験は、ソニー独自の音声信号処理技術や解析技術を統合したSENSE ENGINE※3で実現しました。

  • ※3:“SENSE ENGINE”は、音楽や周囲の音といった「すべての音」の聞き方を、ユーザーの好みに合わせてデザインできる、ソニー独自の音声信号処理技術や解析技術を統合したテクノロジーです。
2. ワイヤレスでもハイレゾ相当の高音質を実現、「高音質ノイズキャンセリングプロセッサー QN1」搭載でさらにクリアに

ワイヤレスでもハイレゾ相当の高音質を実現します。CD音源や、MP3などの圧縮音源をハイレゾ相当にアップスケーリングする※2DSEE HXをヘッドホン本体に搭載。ストリーミングサービスの音楽なども、臨場感豊かに楽しめます。また、従来※4のBluetooth接続の最大約3倍の情報量を伝送し、ハイレゾ音源を原音に忠実に再現できるLDACを搭載。ワイヤレスでもハイレゾ相当※5の高音質で楽しめます。
本機の音質そのものも向上しました。「高音質ノイズキャンセリングプロセッサー QN1」の32bitオーディオ信号処理と、ポータブルオーディオ向けとして最高クラスのS/N比(信号対雑音比)と低歪率をあわせ持ったD/A変換回路、そして高品位なヘッドホンアンプが、これまで以上にクリアな音楽再生を実現します。

  • ※4:Bluetooth A2DPのSBC 328kbps、44.1kHz 時。
  • ※5:LDACの伝送レート990kbps選択時。
3. 本体構造を刷新し、長時間使用時も心地よい装着感を実現
本体構造を刷新し、長時間使用時も心地よい装着感を実現

長時間のリスニングでも快適な装着性を実現するため、本体構造を刷新し、前機種に比べて本体を約20g軽量化しました。イヤーパッドの内部素材には、新たに低反撥のウレタンを採用。イヤーパッドの柔軟性が高まり、耳周りの側頭部と接する面積も約2割増えて圧力が分散されるため、より疲れにくく快適に装着可能で、ノイズキャンセリング性能の向上にも寄与しています。さらに、ヘッドバンドを頭部にフィットしやすい形に改良。これまでよりすっきりとした、スリムなシルエットを実現しました。

4. 専用アプリ「Sony | Headphones Connect」で音楽も周囲の音も聞こえ方をコントロール

スマートフォン専用アプリ「Sony | Headphones Connect」に対応。状況やお好みに合わせて、音楽や周囲の音の聞こえ方をコントロールできる様々な機能を取り揃えました。
周囲の音の取り込み方をお好みのレベルに調整できる「外音コントロール」、スマートフォンの各種センサーを使い、ユーザーの行動に合わせてノイズキャンセリング機能や周囲の音の取り込み方を自動で切り替える「アダプティブサウンドコントロール」、再生中の音楽をお好みの音場や音質にカスタマイズできる「サラウンド(VPT)/イコライザー」などが選択可能です。

5. その他の特長
  • クイック充電性能が向上し、10分間の充電で約5時間再生可能※6です。フル充電時には最大約30時間再生可能(Bluetooth接続/ノイズキャンセリングオン時)なため、長時間の移動でもバッテリーを気にすることなく音楽を楽しめます。
  • 複数の専用マイクを新たに搭載したことで、ハンズフリー通話時もユーザーの声をクリアに集音します。
  • 右側のハウジングにタッチセンサーコントロールパネルを搭載しました。全面を手で触れている間のみ、一時的に音楽の音量を絞り、周囲の音を取り込む「クイックアテンションモード」に対応。さらに、タッチ操作で音楽再生/一時停止、曲送り/曲戻し、音量調節、ハンズフリー通話などが可能です。
  • ※6:1.5 A以上のACアダプター使用時(非同梱)。
『IER-M9』、『IER-M7』の主な特長
1. 新開発のマルチBAシステム採用、アーティストがステージ上で必要とする音を正確に伝える高音質を実現
『IER-M9』の内部構造
『IER-M9』の内部構造

ソニー独自設計のBAドライバーユニットを組み合わせた(『IER-M9』は5BA-5way、『IER-M7』は4BA-4way)、新開発のマルチBAシステムを採用しました。ステージモニターとして必要な音色の明瞭さやアタック感のみならず、ボーカルの息遣い、演奏の細かいニュアンスやグルーヴ感などの音楽的表現まで、高いレベルで再現します。
『IER-M9』の高音域用のBAドライバーユニットには、実用金属の中でもっとも比剛性と内部損失の高いマグネシウム合金を振動板に採用。さらに、ボイスコイルに伝送効率の高い銀コート銅線を採用したことに加え、端子部にも金メッキを施したことで、微小な音まで忠実に捉えながら、ノイズの少ないクリアな音質を実現しました。
また両モデルともに、BAドライバーユニットを固定するインナーハウジングにマグネシウム合金を使うことで、不要な振動を抑えて音の透明度を高めました。アーティストがステージ上で演奏をする際に把握する必要のある、自らの音色や楽器間バランス、正確なリズムに加え、音楽的表現まで、全てをありのままに伝えられる高音質を実現しました。

2. 優れた遮音性能と安定した装着性
『IER-M7』の使用イメージ
『IER-M7』の使用イメージ

ライブのステージ上でも正確なモニタリングができる、優れた遮音性と安定した装着性を目指しました。両機種ともにノイズブロック構造を採用し、ハウジングから周囲の音が入ることを抑えます。
また、2種類の硬さのシリコンゴムに独自開発のシリコンフォームを組み合わせたトリプルコンフォートイヤーピース6サイズに、ハイブリッドイヤーピース7サイズを加えた計13種類のイヤーピースも付属しました。耳の穴に最適な大きさのイヤーピースを使うことで、遮音性能と装着性の双方を高められます。さらに、装着性を考慮し、柔らかく耳の形に沿うようにカーブしたプリフォームドイヤーハンガーを採用しました。
加えて『IER-M9』は、フロントおよびリアハウジングに軽量かつ高剛性のマグネシウム合金を使い、高い耐久性を実現しました。

『MDR-Z7M2』の主な特長
超高域100kHzまでの広帯域再生に対応、演奏時の空気感まで再現する高音質と優れた装着性
『IER-M7』の使用イメージ

低域から超高域100kHzまで再生可能な大口径70mmHDドライバーユニットを搭載しました。耳全体を覆う大口径のドライバーが平面に近い自然な波面を実現し、まるで生演奏を聞いているような臨場感と自然な響きを再現します。ドライバー前面には、フィボナッチ数列を参考にした曲線のパターンを採用したフィボナッチパターングリルを新たに搭載。開口部が均等化されるとともに、桟を可能な限り細くしたことで、振動板からの空気の伝搬が阻害されずハイレゾ音源を忠実に再生します。振動板には、理想的な材料特質を持つLCP(液晶ポリマー)にアルミニウム薄膜をコーティングした、アルミニウムコートLCP振動板を採用。ドームを大型化し形状を最適化することで、中低音域をクリアに、中高音域はさらに艶やかに表現します。また、ソニーのヘッドホンとしては最大級のネオジウムマグネットを搭載。ハイレゾ音源の入力信号にも高感度で反応し、解像度の高いクリアな音質を実現しました。
さらに、イヤーパッドには頭の凹凸に追従する形状のエルゴノミック立体縫製を採用。内部素材には厚みのある低反撥のウレタンを使用し、快適な装着感に加え、高い気密性で迫力ある重低音を実現しました。

『MDR-Z7M2』の使用イメージ
『MDR-Z7M2』の使用イメージ
大口径70mmHDドライバーユニット
大口径70mmHDドライバーユニット
<先行展示のお知らせ>

今回の新商品を、ソニーショールーム/ソニーストア 銀座、ソニーストア 札幌、ソニーストア 名古屋、ソニーストア 大阪、ソニーストア 福岡天神にて、9月6日(木)より展示します。

<主な仕様や詳細に関しては、下記URLからご確認ください。>
  • 注)記載されている会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。

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